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2012年5月18日 (金)

地獄の向こうはどんな国

地獄の向こうはどんな国

日本経済新聞:キヤノン、デジカメ生産を無人化 世界初 15年メド 主力工場は国内で維持
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819696E3E0E2E0E58DE3E1E2E7E0E2E3E09F9FEAE2E2E2

キヤノンは人手を使わずロボットだけで部品を組み立て、デジタルカメラをつくる完全自動化ラインを構築する。2015年をメドに大分など国内2工場の一部で稼働させる。円高を背景に国内製造業は、人件費の安い海外に生産拠点を移してきた。組み立て工程の自動化を進めてきたキヤノンは、高い精度が要求されるデジカメで世界初となる生産無人化に挑む。コスト競争力を高めて、もの作りと研究開発の基盤を日本に残す。

生産に限らず様々なサービスの分野でも省力化や自動化が進んでいます。人手はいよいよいらなくなりつつあります。

もし、様々なものが「完全自動化」「無人化」されたらどうなるのでしょうか。

産業の自動化 → 働かなくても良い天国(ホントに天国か?)

いえ、その天国の前に「失業の地獄」があるでしょう。

  *        *        *

ヨーロッパの失業率の高さはたびたび報道されています。昔は「ヨーロッパはたいへんだなぁ」としか思っていなかったのですが、失業率が高いからと言って社会が崩壊したりはしていません。

ギリシャはピンチみたいですが。

失業率が20%でも社会が維持できているとしたら、20%の働かない人がいても社会の需要は満たせているということです。つまり働かないで良い人(社会を維持できるという意味において)が20%いるということです。

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失業している人を(いままでの一般的な仕事でなしに)社会に貢献する人にするには、社会から認めらる人にするには(本人も社会にも)何が必要なのでしょうか。どんな基準で社会が生産したもの(物質的・精神的)を分配したら良いのでしょうか。

この問題に答えることが出来たらベーシックインカムも可能になるに違いありません。

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コメント

4年ほど前、デジカメ製造の大分のキャノン工場の派遣切りや偽装請負が叩かれていましたよね。
本当はそうやって雇用を確保していたのだが、共産党などが、「かわいそう論」で、よく調査しないまま現実を無視した雇用を迫ったからね。
舛添要一厚生労働相が日雇い派遣の原則禁止を表明したことに対して、御手洗会長は「現実問題として雇用機会を縮減する」と述べた。
で、完全無人化して、「雇用機会を縮減させた」。

『「自助」を基本とする』をすべての制度の中心に据えたら、ベージックインカムも見えてくると思う。
逆説的だが。

投稿: a | 2012年5月18日 (金) 15時25分

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