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2012年5月13日 (日)

電力事情

電力事情

産経新聞:関電融通へ全国節電 余力ある4社管内も 政府報告書
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120512/wec12051221430005-n1.htm

政府は12日、今夏の電力不足の状況について調査する「需給検証委員会」を開き、関西電力管内で14・9%の電力不足が起こるなどとした10日段階の見通しを盛り込んだ報告書をまとめた。報告書には「全国レベルで節電を行うことで、融通を最大限行うことが有用」とも明記された。政府は来週に関係閣僚会議を開き、供給余力がある中部、北陸、中国、四国から関電管内に電力を供給するため、4電力管内で5%程度の節電要請を検討する。

最近聞いた話の中では、いちばんまともなんじゃないでしょうか。少なくとも昨日の「シエスタ休暇」のようなトンデモなお話じゃありません。

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でも、心配事もあります。ひとつめは全国的に節電の気運がもりあがるかどうか。政府がいまごろになって言い出して、いままで比較的余裕があると安心していた地域にどう思われるか。

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ふたつめは、事故の(停電の)可能性が関西に止まらなくなること。

全国レベルの予備率は0.1%とギリギリです。節電が成功して、あるいは天候に恵まれて余裕が出来ればよいですが、ギリギリであると思うべきでしょう。

例えば中国電力がギリギリまで関西電力に支援したとする。その時、中国電力の火力発電所で事故が起きたら、関西電力ではなくて中国電力で停電が発生するかもしれません。

そんなギリギリのレベルまで支援することになるのかどうかは判りませんが、支援のレベルを引き上げようという話ですから、一歩危険に踏み込む話であることには間違いありません。

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ところで、

産経新聞 主張:関西圏 電力不足の危機感足りぬ
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120513/plc12051303060002-n2.htm

電力需給は全国平均でほぼ均衡するが、安定供給の目安の8%超にはまったく足りない。国内の全原発が稼働を停止し、電力会社は老朽化した火力発電所まで稼働させてしのいでいるのが実情だ。多くは設備故障をいつ起こしても不思議ではない。そうした綱渡りの実態も忘れてはなるまい。

全国平均での予備率は、0.1%、安定供給の目安の予備率は8%、そして、「老朽化した火力発電所まで稼働」させている。

産経新聞にもあるように「綱渡り」です。

いのちが大事なら、原発を(夏の短期間でも)動かして、電力不足による事故が起きないようにするべきです。

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1 :ヘビおんな物語 ◆2sBg.qCjmo @ヘビおんな物語φ ★:2012/05/11(金) 18:31:53.50 ID:???0 ?BRZ(10000) 国内の出版物を網羅する国立国会図書館のインターネットサイトで、橋下氏に関連した月刊・週刊誌の記...... [続きを読む]

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