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2012年5月26日 (土)

同一労働と言う幻想

同一労働と言う幻想

しんぶん赤旗:最低保障年金つくれ 衆院特委 「消費税に頼らず」と高橋氏
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-05-25/2012052501_07_1.html

高橋氏は「処方箋は消費税ではない」と強調し、「正社員が当たり前」のルールづくり、「同じ仕事なら同じ賃金」という均等待遇の実現、安心の社会保障づくりを進めるよう迫りました。

「同一労働同一賃金」という言葉がある。一般的な意味は知っている。けれど、私の勤務先で「同一労働」と言える労働はほとんどない。私の勤務先は技術系の会社で、同じ様な年次で同じ様な給料を貰っている人間でも、やっている内容はそれぞれ異なる。

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手足の動きならAさんとBさんの働きが同じかどうか判る。しかし、AさんとBさんの頭の中身の働きを比べることはできない。もちろん物理的動作にも個性は表れるけれど、思考の結果のほうがより強く個性と能力が表われる。

仕事内容が頭を使うようになればなるほど、「同一労働」であるかどうか判断できなくなる。

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私にとっては「同一労働同一賃金」というのは現実感の無い言葉なのです。そもそも「同一労働」というものに対して現実感を持てていないのですから。

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現代社会では、アタマを使う仕事の方が人気があって給料が良い、身体を使う仕事は特殊なもの(プロスポーツ選手とか)を除いて給料は安い。身体を使うのがメインに見える仕事でも熟練や才能が必要なもの、それなりに給料が良いものは仕事に個性が出てくる。

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「同一労働同一賃金」は、肉体労働の世界、低賃金労働の世界のものではないだろうか(あるいはタテマエ)。そして、科学技術の進歩は肉体労働・単純労働を減少させ続けるだろう。

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2012/05/26 09:50 最後の1文を追記した。

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コメント

>「同一労働同一賃金」は、肉体労働の世界、低賃金労働の世界のものではないだろうか(あるいはタテマエ)。そして、科学技術の進歩は肉体労働・単純労働を減少させ続けるだろう。

大分のキャノン工場のように。

投稿: a | 2012年5月26日 (土) 12時41分

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