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2012年6月 6日 (水)

本質的問題

本質的問題

産経新聞:生活保護費受給時に激高 無職の男、和歌山市役所の壁に穴開け、逮捕
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120605/crm12060518310035-n1.htm

齋藤容疑者が自宅の家賃を滞納したため、毎月生活保護費を受け取る際に大家への家賃分を市役所の担当職員に渡すことになっていたが、この日は支払いを渋ってトラブルになったという。同署によると、「窓口で待たされて腹が立った」と供述しているという。

逮捕容疑は5日午前11時ごろ、同市役所生活支援課の壁を殴り、穴を開けたとしている。

生活保護の本質的問題は2つあると思う。ひとつは経済全体が停滞していること。もうひとつは、引用した記事にあるような、問題があるから貧困になった(あるいは貧困化して問題をかかえてしまった)ような人間に対してどのような援助が可能かということ。

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ひとつめの問題は単純だ。経済政策を頑張ってもらうしかない。憲法には「最低限度の文化的生活」などと書いてあるが、人間が(精神的も)安定して生活する為には、仕事をしていることが極めて重要だ。憲法に「政府は国民に仕事を提供すべし(仕事があるような経済や社会にすべし)」と書いてもらいたいぐらいだ。

本人の性格や能力に問題はないのに、不運が重なって、生活保護を受けることになったような人にとっては、経済全体が活性化して仕事が増えることが(十分な稼ぎが得られるようになれば)解決になる。

ふいたつめは、極めて難しい。

大の大人の行動パターンを変えるのは簡単ではないし、そんな暴れる人間にお金を出したくないと思ってしまうのが人間だ(世論が持たない)。しかし、そんな人間だからこそ生活保護が無くなってしまった時のことを考えると嫌な結果になってしまいそうだ。

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私達は「そんな人間だから生活保護を受けることになったんだ」と言うような人間にどう対応するか考えなければならない。

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コメント

>「そんな人間だから生活保護を受けることになったんだ」と言うような人間

まさに、これが生活保護における「問題」だと思います。
これを討論しようとすると、そういう人達がいることが前提になり、人格攻撃のように見えてしまうので、どの関係者も、触れたがらない。
それも問題を大きくしている。

生物学的に言って、ある程度、規格から外れる人が生まれるのは道理で、むちゃぶりするとDNAの問題だから矯正を教育や指導では、どうにもならないこと。
まっ、そこまであっけらかんと討論することは無理としても、せめて「かわいそう」だけで保護するのだけは、止めて欲しい。
努力した者が報われる「自助」を根本とした社会に変わって欲しい。

投稿: a | 2012年6月 6日 (水) 07時54分

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