« 科学技術は信頼できる | トップページ | 精神障害を強調するから »

2012年6月21日 (木)

程度問題なんだよ

程度問題なんだよ

J-CAST:維新の会「生活保護はクーポン券支給」にテリー伊藤猛反発!北朝鮮と同じだ
http://www.j-cast.com/tv/2012/06/20136264.html

一方、テリー伊藤は「ボクは大反対」と声を上げ熱弁をふるった。このようなクーポン制度は、不正受給を前提にしてるが、生活保護を受けている大半は真面目にやっているけど生活が苦しい人たちだという。また、食生活やライフスタイイルは人によって違う。たとえば年配の人だと食費はそんなにかからない。生活保護の残ったお金があったら、それをプールして絵の具を買って絵を描いたり、ネコを飼ったりし、それが喜びになるならいいことじゃないかと、テリーは主張する。

一部マスコミでよく槍玉にあがるパチンコなどのギャンブルについても同様の考えだ。「(生活保護費で)パチンコやってなにが悪い。アダルトビデオを楽しんだらいけないのか。いいじゃないですか。人間、生きてるんですから。そんなことまで全部クーポン券で規制するなんて、北朝鮮と一緒ですよ」

何度か書いた事だけれども、私は具体例を想像して自分の実感を判断基準にする。そしてそれを論理武装できるか(矛盾はないか)考える。

生活保護の場合は、知人友人親戚など親しい人間が困窮して転がり込んできたら?と想像する。助けたいとは思っても出来ることは限られる。限られた範囲だけれど、努力する。職も紹介できればするし病気なら病院へ連れていってあげたいとも思うだろう。

出来る範囲で頑張る。

多少の生活が不便になることは我慢するだろう。

そうした人間、ころがり込んできた人間がパチンコやAVを楽しむことをどう思うか。

単純な話で、程度問題。

楽しんで、ストレス解消して、職探しや前向きの事を始めるなら反対しない。中毒や依存してたら「こいつは、もう助けられない」と援助を打ち切るか、あるいはカウンセラーなどの受診を要求する(改善への努力を要求する)だろう。

「一部マスコミでよく槍玉にあがるパチンコなどのギャンブル」の場合は、ちょっとしたストレス解消ではなく、中毒・依存の段階にあるように思われる。

だから私は、パチンコいいじゃないか、とは言えない。

  *        *        *

生活保護が「保護」であるかぎり、受給者には生活保護を脱しようという努力が求められるし、さまざまな制限があって当然であると思う。

生活保護は「保護」なのか、それともベーシックインカムのような「権利」と考えるのか。

  *        *        *

ベーシックインカムは格差解消ではなく、格差の拡大と固定化を招くだろう。生活保護も同じ傾向をもつけれども、生活保護はタテマエとして、脱することが前提だから、そこはちょっと違う。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 科学技術は信頼できる | トップページ | 精神障害を強調するから »

コメント

まあパチンコ屋の宣伝をしている人間からしたら、生活保護だろうが何だろうが、継続してパチンコに来てもらうのは上客なので、賛成でしょう。
しかしそもそも、公務員が公金(税金)でパチンコをしていれば横領なわけで。健康で文化的な最低限度の生活にパチンコは入らないと思いますけどね。

投稿: 愛読者 | 2012年6月21日 (木) 12時35分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/55015335

この記事へのトラックバック一覧です: 程度問題なんだよ:

« 科学技術は信頼できる | トップページ | 精神障害を強調するから »