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2012年6月 7日 (木)

労働者の保護だけでは守れない安全

労働者の保護だけでは守れない安全

しんぶん赤旗:バス運転者労働改善を 自交総連要請 厚労省「真摯に検討」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-06-07/2012060701_04_1.html

観光バスやタクシーなどの労働者でつくる全国自動車交通労働組合総連合会(自交総連)は6日、関越道ツアーバス事故をうけて、交通の安全を守るために自動車運転者の最低労働条件を確保する規制強化を求める緊急要請を厚生労働省に行いました。

先日の関越自動車道でのバス事故ではバスの運転手の過酷な労働実態に注目が集まった。バスの安全を護るために労働者の勤務が過酷になりすぎないようようにすることが重要であることに反対しない。しかし、労働条件だけでは守れない部分があることを忘れてはならない。

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実際、あの事故を起こしたバス運転手は無理な労働をしていたけれど、本人が自ら副業のようなことを行っていた。

会社や雇用主から指示があった訳でも、ましてや強制されてもいない。自分から進んで(動機が金なのか何なのかは判らないが)休憩すべき時間に働いていた。

このようなタイプの労働者を規制し安全を確保しようと労働条件を良くしても無駄だ。疲労が溜まらないように休日や休憩時間を与えたところで、自分で副業を入れてしまうのだから。安全を求めるなら、労働者の管理を強化する、例えば運転開始前に体調の検査を行うなどするしかない(アルコールなどの検査は可能だろうが疲労度はどうやって計るのだろうか)。

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労働者を保護するだけでは、守れない安全があることを忘れないでいたい。

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