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2012年6月 1日 (金)

生活保護にたいする感情的反応

生活保護にたいする感情的反応

厚生労働省:生活保護制度に関するQ&A(PDF)
www.mhlw.go.jp/bunya/seikatsuhogo/dl/seikatuhogo04.pdf

義務
• 利用し得る資産、能力その他あらゆるものを生活のために活用しなければなりません。
• 能力に応じて勤労に励み、支出の節約を図り、その他生活の維持・向上に努めなければなりません。
• 福祉事務所から、生活の維持、向上その他保護の目的達成に必要な指導又は指示を受けたときは、これに従わなければなりません。

困っている人を助けるのは良いけれど、助けられる側の言動によっては感情的反発を招いてしまう。これは生活保護に限らない。親子だって会社の同僚同士だって同じこと。

困っているから助けた、そしたら感謝もされずに「当たり前だろ」と言われる。無駄遣いや失敗を繰り返して改善の努力がみえない。こんなだったら、怒りたくもなるし、小遣いや援助を減らしたくなって当然。

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社会や国家の制度は、根源的な所で、個人個人の持つ感情や価値観に基づいていないと、上手く行かない。例えば、法律に犯罪と書いてあっても世間の感覚で犯罪でなければ取り締まりはうまくいかない。逆に、法律に権利と書いてあっても、民衆の多数の価値観や感情が権利ではないと言えば、権利は紙の上のものに止まる。

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自分の家に、稼ぎの無い大の大人がいたらどう感じるか、どうすべきか。相手に何を期待しどんな援助をするか。あるいは逆に、自分が稼げなくなって家族に負担かけるようになったらどんな態度でどんな努力をするべきか(するだろうか)。

そういった事と生活保護に対する感情や評価はリンクしている。

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自分の家に稼ぎのない人間がいて、援助は義務だと要求され、しかも働こうという努力や節約しようとする努力が感じられなかったら、腹が立つだろう。生活保護に対する感情的反発は、生活保護を権利だと主張することや自立の為の努力が見えないからではないか(実際には「やっても成果を期待出来ない」とか「努力しているけど伝わらない(報道の対象にならない)」のかも知れない)。

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人間の感情を無視した制度は長続きしない、議論や理論としては正しくてもだ。

生活保護制度を長続きさせたいなら、生活保護を受けている人間が努力し感謝していると(外見だけのフリでもいいから)伝えなければならない。

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コメント

>感謝していると

大飯の原発も然り。

福井:私ら、大阪のために頑張ってますよ。
関西:おおきに。すんませんなぁ、やっかいな物押し付けて。
福井:いや~、そのかわり危険手当もらてますやん。
関西:少ないけれど、勘弁してな。こっちも福井に感謝して、大事に電気、使わしてもらうわ。
福井:こちらもお宅らのお金で、少し息つけますので、感謝してますねん。

だったら、いいのにねぇ。

投稿: a | 2012年6月 1日 (金) 11時27分

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