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2012年8月24日 (金)

誰かに恨まれる

誰かに恨まれる

NHK:消防団も避難優先の取り組みを
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120822/k10014455451000.html

東日本大震災では、各地の消防団員252人が死亡し、2人が行方不明となりましたが、その多くは、水門を閉める作業や避難誘導などの活動に当たっていました。

これをきっかけに、災害時の消防団活動の在り方を議論してきた総務省消防庁の検討会は、22日、最終報告の案をまとめました。

この中で、津波の際の活動について、「すべての人が避難行動を最優先にすべきだ」と指摘し、消防団員がみずからの命を守ることが、その後の活動で多くの人の命を救うことにつながるとしています。

平時と有事では優先順位が逆転する場合がある。平時なら(小規模な災害なら)消防団は避難優先せず、踏み留まって避難ではなく避難誘導や避難の呼びかけをするべきだろう。うまくやれ被害者ゼロにできるかもしれない。しかし、今回の震災のような大災害になると話は別だ。

「消防団員がみずからの命を守ることが、その後の活動で多くの人の命を救うことにつながる」

大津波が起きたとき、消防団が避難優先したら、海岸付近にいる人間は見捨てられたも同然だ。では消防団が海岸でがんばったらどうなる。他の場所で助けられたハズの人間を殺すことにならないか。消防団に犠牲者を出して、その後の救助活動が減少すれば、救助出来るハズの人間を殺すことにならないか。

  *        *        *

小規模な災害なら「全員を助ける。被害者ゼロにする」ことを目指して良いが、大災害の場合は「見捨てる」ことを避けられない。誰かを犠牲にして(見捨てて)誰かを助ける。

結局、誰かの恨みを買う。

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全員を助けろと無理な理想を要求するのは政治家とマスコミ(有識者)、現場指揮官は、誰かの恨みを買うことを覚悟の上で決断を下す。

私にはとても現場指揮官にはなれないが、そういった決断があり得ることだという理解をしたい、その苦悩を理解したいと思う。

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