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2012年8月26日 (日)

放射能じゃなければ死んでも構わない?

放射能じゃなければ死んでも構わない?

CNN:世界最大級の製油所で爆発、26人死亡 南米ベネズエラ
http://www.cnn.co.jp/world/35020915.html

ベネズエラ当局者によると、同国北西部ファルコン州アムアイにある世界最大級の製油所で25日未明、爆発が起き、10歳の少年を含む26人が死亡した

国営VTVテレビによると、少なくとも82人が負傷して病院へ運ばれた。周辺の住民は避難した。現場の状況は沈静化しているという。チャベス大統領は3日間の服喪期間を宣言し、犠牲者の遺族らに弔意を表した。

ベネズエラは発展途上国ですから日本の施設とは管理のレベルも違うと考えて当然でしょう。しかし、「日本じゃこんな事故は起きない」と福島原発の事故の後でも言えるとしたら、それは楽観的に過ぎるでしょう。

それに、こういう話もあります。

産経新聞:南海トラフ・首都直下地震 製油所8割が機能不全に 経産省調査
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120824/dst12082407180001-n1.htm

東海、東南海、南海などの地震が連動して起きる「南海トラフ巨大地震」や「首都直下地震」によるエネルギー供給への影響を調査してきた経済産業省が、両地震が発生した場合、国内の約8割の製油所施設が「機能不全に陥る」とする分析結果をまとめたことが23日、分かった。これを受け、同省は7月末、各製油会社に貯蔵タンクなどが両地震に耐えうるか調査を指示したが、市場や消費者のパニックを懸念して秘密裏に実施した。

原発で死ななくても化学コンビナートの事故で多数の人間が死ぬでしょう。そして、事故で放出された化学物質には多くの毒物を含むでしょう。

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危険を除去しようとするなら、全ての工場を破棄し産業を破棄し、原始時代に戻るべきでです。死産は増え(出産時の事故は増え)子供は死にやすくなる(医薬品の生産も止まる)。それでも放射能や公害で死ぬ人間はいなくなるでしょう。

放射能で死なければ化学コンビナートの事故で死んでも構わないと言うのでなければ、全ての産業に反対するべきです。

人間が獣のように生きれば、人間のもたらす不幸はなくなります(人間の幸福も無くなりますが)。

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放射能が怖い、それだけしか無い社会運動で、社会に幸福が増えるとは思えません。

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命が大事と言うのであれば、さまざまな要因を考えなければなりません。ある死因を減らすと別な要因が増えてしまう。原発を減らせば化学燃料の使用が増える、結果、化学燃料の事故による死者が増える。そう言った天秤を計って判断しなければならない。

ついでに言えば、福島原発の事故で(風評被害や避難のストレスを除いて)放射能では1人も死んでいません。

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放射能じゃなければ死んでも構わない。そういった判断は嫌いです。私は、少しでも多くの命が助かる為に原発を支持します。

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コメント

私は私の散歩圏内に見える、原爆ドームがとても不愉快でした。
この間、内田百閒の「阿呆列車」に原爆ドームの事を
「産業振興館の骸骨」と書かれてあるのを読みました。
そのとき初めてあれが本当は何なのかを知りました。
戦後平和洗脳(教育)の大きな影でした。

「放射能」は「汚物」なんでしょうね。ばっちいんでしょうね。
私の「原爆」「平和」アレルギーのごとく、背後に潜む大きな幻想なんでしょうね。
政治が自分の影に振り回されるなんて、本当に不愉快ですね。

投稿: ohsui | 2012年8月27日 (月) 01時28分

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