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2012年10月 6日 (土)

「持続可能な労働」と訳すべき?

「持続可能な労働」と訳すべき?

連合:2012ディーセント・ワーク世界行動デー フォーラム「いま、若者のディーセント・ワークのためにできること」
http://www.jtuc-rengo.or.jp/info/boshuu/2012decentwork/index.html

ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)とは、国連の専門機関であるILO(国際労働機関)が示した活動目標です。

連合は、このディーセント・ワークを求める、ITUC(国際労働組合総連合)の世界一斉行動に賛同し、今年は若者のディーセント・ワークをテーマにフォーラムを開催します。

今朝、出勤途中でティッシュ配りのおじさんからティッシュをもらった。見ると労働運動のスローガンが書いてある。

「『ディーセント・ワーク』を知っていますか」

で、何だろうと思ってぐぐってみると、出て来たのが引用したページで、引用したページ以外にも色々と出てくる。

  *        *        *

ディーセント・ワークとは、休日がちゃんとあり残業代が出るなどの条件を満たした仕事らしい。で、あるならば「ディーセント・ワーク」を「働きがいのある人間らしい仕事」と訳すのは間違いじゃないかな。

私なら「持続可能な仕事」とか「再生産可能な労働」と訳すんだけれど。

「働きがい」とか「人間らしい仕事」というのは心の問題であって、企業や労働組合が口を出すべき事ではないんじゃないか。実際、要求していることは休暇とか雇用保険とか残業代なわけで、仕事の面白さとか働く理由とかは求めてはいない。

  *        *        *

実際、ワーキングプアの問題とか若者の就職難のニュースを見聞きしていると、労働力の再生産とか再生産なんて言わなくても継続できるような仕事がどれだけあるか心配になってしまう。

こう考える感じるのは危険な事でもある。労働者を人間としてではなく「労働力」として考えているからだ。

しかし、巨大な組織が「働きがい」や「人間らしい」なんて心の問題に踏み込んで来るというか、そういったスローガンを掲げてしまうことにも違和感を覚える。

これは労働運動版の「美しい国」なのではないだろうか。

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