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2012年10月 4日 (木)

出生前診断

出生前診断

毎日新聞:産婦人科学会:新出生前診断、12月にも指針
http://mainichi.jp/select/news/20121003k0000m040137000c.html

日本産科婦人科学会(日産婦、小西郁生理事長)は2日、妊婦の血液から胎児の染色体異常を高精度で調べる新たな出生前診断について、日本小児科学会や日本人類遺伝学会、厚生労働省などが参加する検討委員会を設置。東京都内で1回目の委員会を開いた。今後、検査対象となる妊婦の条件などについて議論し、早ければ12月15日の日産婦理事会までに指針を作成する方針。11月に公開シンポジウムを開催し、市民とも広く議論をするという。

血液で行う出生前診断を受けることの条件は、「十分な知識」だけでよく、年齢などで条件を付けるべきではないと思う。理由は、制限することに無理があるから、下手な制限は経済的弱者しか制限できないから。

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科学技術は進歩する。新たな診断技術がでてくる。その進歩を無かった事にはできない。

また、日本で規制しても世界を規制することはできない。日本が下手に制限をしたとしても、制限の緩い(あるいは無い)国へ出かけて行って診断を受ける人が出てくるだけだ。これは、つまり、海外へ行くだけの経済的余裕がある人は診断を受けられて、そうでない人は診断を受けられないという事態を引き起こすだけということ。

であるならば、利用者に技術を正しく理解させることで、間違った情報や知識で不幸なできごとが起こらないような方法を考えるべきで、下手な規制は不要だ。

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むしろ議論すべきは、「検査を受けるという決断をしたひ人」と「検査を受けないという決断をしたひ人」の軋轢、「判っていて産む決断をした人」と「産まないと決断をした人」と「検査を受けないという決断をして障害のある子供を産んだ人」の軋轢が出来ないように、軋轢をうまく解消するような価値観や方法ではないか。

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科学の進歩は止められない。ならば社会が適応するしかない。

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