中国の文化継承はどうなる?
中国の文化継承はどうなる?
サーチナ:【中国ブログ】オバマ警告…尖閣を武力で取るなら中国滅ぼす
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1029&f=national_1029_005.shtml
方法その1は「中国の官僚が海外にもつ資産を凍結する」、その2は「米国のパスポートを持つ官僚の名のリストを公開する」、さらに、「家族が米国に移住した高官家族のリストを公開する」、「ロサンゼルスにある(中国高官の)愛人村を摘発する」、「在米の中国高官の家族をグアンダナモ刑務所に収容する」、「リストラされた労働者や失業中の若者に、空中から武器を投下して与える」と、方法その6まで続く。
中国では、高官が家族を国外に留学させるケースがかなり多い。それ自体は合法的だが、庶民には「特権の利用」と見える。さらに、汚職などの犯罪と関係している場合も多く、「家族と資産を海外に移し、不正が発覚しそうになると、“身ひとつ”で国外に逃げる」ケースが連続して社会問題になった。
国家、あるいは民族とは文化です。生物学的なDNAが継承されたとしても文化が継承されなければ民族としては滅んでしまいます。そういったことを思うと「中国では、高官が家族を国外に留学させるケースがかなり多い」とか「家族と資産を海外に移し、不正が発覚しそうになると、“身ひとつ”で国外に逃げる」というのは危機的な状況であるように思います。
どの国にとっても高級官僚は、高級官僚が属する集団は社会を指導する集団です。その集団の子弟が海外で教育を受けると、その国は、その国や民族の文化はどうなってしまうでしょうか。
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日本には「和魂洋才」という言葉がありました。明治時代、海外に留学したとしても、それは戻ってくることが前提で、しかも、基礎教育の終わったあとであって、働き手(稼ぎ手)だけが国に残るのではなく、根っこは日本にありました。
中国場合、何かあると「“身ひとつ”で国外に逃げる」ことがあるそうです。それが可能ならば、家族の根っこは海外にあって、いわば、働き手が中国に出稼ぎ状態にあるようなものです。
そんな状態で(子弟の教育が海外で行われていて)中国の文化というか民族の自覚の継承は可能でしょうか。
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日本人の私が心配するなんて、余計なお世話でしょうが、中華民族や中華民族の文化というものがあるなら、それは存亡の危機にあるのかも知れません。
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コメント
文化と言う物は、元来、その地の環境や日々の生活と言う物がものを言ってくる以上、その場に鎮座する事を前提としてしかるべきであって、彼らの場合始めから、いざとなったら、その場からトンズラーでは、そうした文化にはろくな価値を見出す事ができません。
そんな事も分からず、中には多文化共生だなんて言うやからがいる事がけしからんです。
投稿: | 2012年10月29日 (月) 22時37分
チャイナと言う国家が存在しないと云うことですね
ユダヤは国を求め チャイナは国を去る華僑
チャイナ何にも無い国なんでしょうね
投稿: 薩摩の昔船乗り | 2012年10月30日 (火) 10時44分