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2012年12月23日 (日)

規制委員会は批判されろ

規制委員会は批判されろ

読売新聞 社説:原発と活断層 規制委は説明責任を果たせ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20121221-OYT1T01625.htm

各原発の断層評価は、立地地域の経済や住民生活も左右する。不安の声は拡大している。

調査、評価の内容について、規制委は丁寧に説明する責任があるが、その取り組みは不十分だ。

規制委は、これまでの評価結果を文書にまとめていない。公開されているのは、専門用語による資料や議論の映像だけだ。

しかも、当事者である電力会社との意見交換に十分な時間を割かず、一方的な議論に終始した。

科学や技術の世界では、批判されないものは進歩しない。そして批判される為には情報公開しなければならない。知らないものは批判のしようが無いからだ。

その意味では「規制委は、これまでの評価結果を文書にまとめていない」というのは不安要因だ。科学者だって人間でミスることもあれば、集団で盛り上がって判っているのに間違ってしまうことだってある。しかし、論文を公開することで、頭の冷えた他人に批判されることになり、より良いものになってゆく。

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批判されてこそ、科学は進歩する。規制委員会は批判されるに足る資料・文書を公開し批判されるべきだ。そして批判は科学的見地からのみ行われるべきで、丁寧でないとか利害関係者と調整していないとかいった批判は不要だ。

この点は大事なポイントだ。感情的な批判、利害が絡んだ批判から規制委員会を守らなければ、規制委員会が政治家や運動家になってしまいかねない。

地元への丁寧な説明や利害関係者との調整は政治の仕事であって、規制委員会の仕事ではない。

規制委員会は「活断層である」「活断層ではない」「活断層である確率は○○パーセント」といったことを言えば良く、それを踏まえて原発を再稼働するかどうかを決めるのは政治家の仕事だ。

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「ゼロリスク」を求めるのなら、活断層が存在しないことは、何の言い訳にもならない。なぜなら、活断層にも始まりがあり、いま活断層が存在しない土地であっても、明日の地震で活断層が生じないとも限らないからだ(なんで反原発の方々は、活断層が無い原発の下に、活断層が出来る可能性を指摘しないのだろうか、不安じゃないのだろうか)。

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ところで、活断層が出来る確率は無視出来るくらい小さいらしい、では、いまある活断層が(原発が稼働している30年~50年程度の期間に)動く確率は、それに比べて、どれくらい大きいのだろうか。

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訂正 2012/12/23 17:08
 訂正前:不安容易んだ。
 訂正後:不安要因だ。

 訂正前:明日の自身で
 訂正後:明日の地震で

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