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2012年12月 3日 (月)

コンクリートから人へ

コンクリートから人へ

読売新聞 社説:トンネル崩落 老朽建造物の総点検が急務だ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20121202-OYT1T00995.htm

高度経済成長期の70年代以降、社会資本整備のための公共事業費が急増した。

この時代に造られた高速道路などの建造物は現在、老朽化が目立ち、危険性が指摘されている。耐用年数を迎えているコンクリートの劣化は深刻だ。

国交省によると、高速道路だけでも、補修を要するトンネルや高架橋などの損傷が、2011年に約55万5000か所で確認された。05年の約4万7000か所に比べ10倍以上にも増えている。

大地震に備える防災上の観点からも、まずは老朽建造物の総点検が急務である。

厳しい財政事情の中、公共事業費の削減を求める声は根強い。確かに、野放図な投資は抑制する必要があるだろう。

だが、危険な建造物を放置すれば、国民生活の安全が脅かされる。老朽施設の改修には、優先的に予算を投じるべきだ。

衆院選後の新政権が取り組むべき重要な課題である。

事故でお亡くなりになった方のご冥福をお祈りすると共に負傷された方の一日も早い快復をお祈りいたします。

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公共事業は減らせば良いというものではない。確かに新たな新幹線や高速道には問題が多い。「コンクリートから人へ」などと言うスローガンもあった。しかし、「コンクリート」を維持する為の公共事業は必要とされているのではないか。

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新たな新幹線や高速道路、あるいはダムといった大型で新設の公共事業は、目立つので政治家としてもやりたいだろうし、マスコミや市民団体も騒ぎやすい。

「橋やトンネルの補修の予算を獲得しました」よりも「新幹線を引っ張ってきました」のほうが政治家の功績となりやすい(業者からの献金も期待できる?)。

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この事故の責任は民主党にも自民党にも、それ以外の野党にもある(軽重はあるだろうが)。公共事業を減らすことを進めてきたのだから。そして、目立つ事業を獲得すること、公共事業の総額を減らすことに汲々としてきたのだから。

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いま日本に必要な公共事業は、細かい補修事業ではないか。

目立たず、政治献金につながらず、叩きがいもなく、自慢もしにくいけれども、必要なものだ。そういった細かい仕事が人々の命を支えているのだ。

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コメント

公共事業について 自由民主党は云うべきです 公共事業の利権屋は追放しました 旧田中派ですと

投稿: 薩摩の昔船乗り | 2012年12月 3日 (月) 10時56分

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