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2012年12月19日 (水)

自民党憲法草案の失敗とアンチ自民の失敗

自民党憲法草案の失敗とアンチ自民の失敗

YAHOO:室井祐月が片山さつきに「弱者のことは頭にないんだな」と憤る〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121218-00000003-sasahi-pol

自民党は国の権限を大きくし、そこに生きる人々のことは軽少にしていきたいってことなのね。そうそう、憲法第18条の、「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない」も削除したみたいだし。

自民党のサイトに憲法草案があるのでみてみた。

まずは総務省のサイトにある現行憲法から

総務省:日本国憲法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S21/S21KE000.html

第十八条  何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

次に、自民党の憲法草案

自民党:日本国憲法改正草案(全文)PDF形式(767.9KB)
http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf

(身体の拘束及び苦役からの自由)
第十八条 何人も、その意に反すると否とにかかわらず、社会的又は経済的関係において身体を拘束されない。

2 何人も、犯罪による処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

確かに「奴隷的拘束」という言葉が無くなっている。しかし、奴隷的拘束の中身を平易に書いたに過ぎないように読める。

実質的な内容は変わらない。

   *        *        *

「奴隷的拘束」というキャッチーな言葉を削ったのは失敗だったのではないか。中身は変わらないとしても、自民党を批判する勢力が批判(いちゃもんに過ぎないが)する恰好の標的となってしまう。

これは自民党の失敗ではないだろうか。

そして、アンチ自民と言うかサヨクの側にも失敗があるように思える。確認すればデマ・根拠レスの批判であることが簡単に判ってしまうような批判をしてしまう。

きちんと考える方々にはバカにされる。そして、自分についてくる人間は「裏を取らない、デマに振り回されやすい人間ばっかり」ということになる(サヨクは庶民を、そう思っているのかもしれないけれど)。

これはアンチ自民の失敗ではないかと思える。

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コメント

アメリカ人は、奴隷を持っていたことを指摘されると、胸が締め付けられるように苦しいそうです。
マッカーサーは当然日本にも奴隷はいただろうと考えていましたが、どれだけ調べても奴隷がいない。それで、日本は朝鮮人を奴隷にしたと、でっち上げました。(高山正之談)
そこからこの18条の文言は来ています。
だからとるのが正解。日本には有史以来奴隷制度は無かったのですから。

欧米の知識人にとって、奴隷とか植民地という言葉は、聞くだけで背中がぞくぞくするような言葉だそうです。聞いた話ですが。

投稿: 八目山人 | 2012年12月19日 (水) 09時02分

私の感覚では、「いかなる奴隷的拘束も受けない」よりも「社会的又は経済的関係において身体を拘束されない」の方が、守られるべき人権の基準が向上しています。例えば、借金を踏み倒して逃げている人がいて、債権者が拘束した場合、別に奴隷にする訳ではありませんので、現在の憲法では憲法違反にはなりませんが、自民党案では明確に憲法違反です。

投稿: 黒酢 | 2012年12月19日 (水) 14時05分

私は憲法9条第二項に自衛権と自衛隊の明記に賛成の人です。
ですが自民党の憲法改正草案は絶対に認めません。
理由は自民党のHPにある改憲案Q&Aを読み、その意図を理解したからです。
結論から言えば自民党の改憲案は立憲主義、自由主義を否定しています。
さらに大事な事は、文言を安直に変える必要は無いという点です。
国民にわかり易くするだけなら、補足説明文を入れれば良い。
要は自民党の改憲案は現行憲法の立憲主義、自由主義を破壊し否定しているので、この様な奴隷云々にまで手をいれてしまっているのです。

自民党の憲法改正草案2012を糾弾する。

http://uncle2012andy.blog.fc2.com/blog-entry-1.html

自民党の改憲案が天賦人権説を否定している証拠

http://uncle2012andy.blog.fc2.com/blog-entry-13.html

似たようなことをツラツラと書いてはいますが、要するに自民党の憲法改正草案は自由主義国家の憲法ではなく、全体主義国家、例えば北朝鮮やナチス・ドイツに相応しい改憲案です。

従って万一、この憲法が成立するほど日本国民がバカ野郎なら、ナチス・ドイツと同じ轍を踏むと確信します。

その結果、流石に今度は日本は消滅するかもしれません。

それほどに私は自民党の改憲案は危険な存在だと思う。

投稿: アンディ叔父さん | 2013年1月 5日 (土) 02時29分

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