原発が止まると(その2)
原発が止まると(その2)
毎日新聞:ことば:水銀
http://mainichi.jp/opinion/news/20130104dde007040011000c.html
唯一、常温で液体の金属。気化しやすく、大量に吸い込むと手の震えや呼吸困難を引き起こす。海水中でより毒性の強い「メチル水銀」に変化し、魚介類を通して取り込んだ人たちが水俣病を発症した。途上国では小規模な金の鉱山で利用され、労働者が水銀中毒の危険にさらされている。火力発電で石炭を燃やす際にも発生し、国境を越えた汚染が懸念される。
原発が止まると火力発電所の稼働が増える。つまり水銀の排出も増える。
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放射性廃棄物には半減期があって消滅していきますが、水銀には半減期がありませんから永遠に汚染が続きます。また、放射性廃棄物は(事故がなければ)管理され撒き散らされることはありませんが、水銀は大気中に撒き散らされます。
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うーん、原子力発電所も放射性廃棄物を内部に溜め込まず大気中に撒き散らしていたら、「トイレの無いマンション」って非難は起きなかったんだろうか。
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コメント
国民の洗脳された考え方(放射汚染は怖い)は 変えるのは相当難しいでしょうね 根付いて居るみたい
マスコミって怖いですね
投稿: 薩摩の昔船乗り | 2013年1月 5日 (土) 12時00分
「トイレの無いマンション」非難は確かに起こりませんがw
代わりに、畸形の植物が!とか、巨大な魚が!とかの様々な妄想が、
もう少し大きな声で語られてたんじゃないでしょうか。
広島で「生き残った」方々は、とてもご長寿でいらっしゃいます。
水銀中毒の方ではこうは行かないでしょうね。
投稿: ohsui | 2013年1月 5日 (土) 22時10分