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2013年1月19日 (土)

生活保護引き下げの理由は、宣伝戦の失敗

生活保護引き下げの理由は、宣伝戦の失敗

中日新聞:世を治め民を救う
http://www.chunichi.co.jp/article/column/desk/CK2013011902000091.html

社会格差が広がり貧困や失業が起きるのは、個人の責任か社会の責任か。この前の衆院選のとき、中日新聞社は中部九県の小選挙区候補者アンケートでそう尋ねました。二百十七人のうち「どちらかと言えば」を含めて七割以上が「社会の責任」と答えました。

「困ったときはお互いさま」といいます。苦しむ人がいたら周りで手助けしたい。そんな日本人の心根の表れが被災地でのボランティアや支援の活動であり、アンケート結果にも反映されている気がします。

このように共助、公助に理解のある日本ですが、生活保護の支給水準が引き下げられる見通しです。

それでは、何故、引き下げが議論され、引き下げられようとしているのでしょうか。共助、公助に理解があるのに。

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私は、生活保護の実態を知っているわけではない。知っているのはマスコミを通じた情報だけ。あるいは興味を持った本や雑誌やネットで読んだ情報だけ。多くの人が私と同程度にしか知らないだろう。

そして引き下げに反発する世論は大きくない。

これは生活保護についての宣伝戦で。生活保護の維持拡充を求める側が失敗している事を意味する。

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小泉政権の頃から生活保護に対しては風当たりが強くなっていた。それに反対する側の声も流れていたが、お寿司が食べられないとか、冷たい水で手を荒うのは可哀想とか、旅行にいけないとか、首をかしげるようなものが多かった。

これでは反発されて当然だろう。

私は、どちちらかと言えば、小さな政府ではなく大きな政府を支持している。だから、生活保護の維持拡充が必要だと説得しやすい人間ではないかと(自分では)思っている。それでも反感を持ってしまった。

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現在の生活保護に対する世論は、生活保護の削減に反対する側の宣伝戦の失敗の結果であるように思う。

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コメント

「おにぎりが食べたい」の話とか、結構いい線行ってたんですけどね。
(誤解無きよう。)
その後の誘導に手違いがあったのか何も無かったのか・・・生活保護を受けられない日本人が餓死し、受けられるのは外国人だとか、北九州方式、とか、色々な方向に話が拡散していたところまでは確認しましたが・・・。
国民的な議論にしても良かったのではないかと思います。
こういう議論はえらい人たちが、あまり庶民の考えに付き合ってくれない印象を持っています。

私個人的には(おにぎりの話は)、何せあの「異国」情緒漂う北九州市ですしw 市の職員さんたちに同情的です。
日本人は性格的に、米国のような「機会の平等」方式は受け入れ難いでしょうから、最悪消費税20%でも大きな政府を望むと思っています。だから左の人、意見する方向が違う。片山さつきを叩いたってだめですよね。

投稿: ohsui | 2013年1月20日 (日) 03時33分

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