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2013年1月12日 (土)

知識階級の減少

知識階級の減少

日本経済新聞:大衆薬のネット販売解禁へ 厚労省、最高裁判決受け
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1105F_R10C13A1MM8000/

判決後、田村憲久厚労相は「大変厳しい判決。今のままというわけにはいかない」と規制の見直しを表明した。今後、厚労省は有識者やネット通販会社関係者らで構成する検討会を設置。薬事法改正を視野に店舗での薬剤師らの対面販売に準じた形で顧客に情報提供できるような新しいルールづくりを目指す。

薬剤師になるには多くの勉強が必要だ。

薬局で薬を販売する。そのためには薬剤師を雇用する必要がある。少なくとも、1店舗あたり1人の薬剤師。

ネット販売の場合はどうだろうか。1人の薬剤師で日本中に販売出来るのだろうか。

ネットが知識レベルの高い人間の雇用を減らしてしまうのだろうか。

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伊勢神宮には「神宮式年遷宮」というものがある。20年毎に建物を移築(建て替える)。20年おきだと、20才の時に新人として下働きし、40才の時に中堅として腕を振るい、60才の時に責任者として後進の仕事を指導する。知識や経験の継承を十分に行うことが出来る。

もし、コストダウンの要求や素材の改良によって20年間隔ではなく40年間隔でもOKになったらどうだろうか。60年間隔なら?

知識や経験の継承は出来るだろうか。

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知識や技術の継承や発展には、人数と仕事が必要だ。頂上の高さは、裾野の広さと仕事の量に比例する。

薬のネット販売によって利便性が上がり(薬局の少ない地域でも薬の購入ができるようになるし)、薬剤師を減らしても良くなれば、コスト的にも良いことだ。しかし、薬剤師の人数が減ることによって、知識や経験や技術のレベルが下がってしまわないだろうか。

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効率化が低品質を招かなければ良いのだけれど。

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コメント

改革の名の元 一杯改悪された事例を裁判官は忘れたのでしょう 世間知らずの裁判官が多くいる

投稿: | 2013年1月12日 (土) 14時04分

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