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2013年1月15日 (火)

歴史観と立場の違い

歴史観と立場の違い

琉球新報 社説:憲法解釈見直し 戦争への道を進むな
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-201385-storytopic-11.html

だが、冷静に考えたい。中国は世界2位の経済大国として今後も国際的影響力を強める。その中国を敵視する軍事同盟の深化が、アジアの持続的な平和と市民の幸福につながるのか。安倍首相は中国の軍備増強に強く自制を促し、揺るぎない戦略的互恵関係の構築にこそ指導力を発揮すべきだ。

欧州では戦後、多国間の安全保障協力機構ができ、各国の利害調整機能を持つ欧州連合(EU)も創設された。これに対しアジアはいまだ東西冷戦を引きずっている。

私達の立場では、つまり西側の立場では東西冷戦が「終わった」と言いますが、東側の立場、特にソ連の側の立場に立ってみると「終わった」などと簡単かつ生易しく言えるものでしょうか。

東側の立場で言うと、敗北であり、崩壊ではないでしょうか。

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「アジアはいまだ東西冷戦を引きずっている」

冷戦終わってハッピー、なんて思えるのは、私達が勝者の側にいたからに過ぎません。中国を支配する中国共産党にとってヨーロッパでの冷戦の終わりは悪夢のようなものであったことを忘れてはなりません。

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ヨーロッパでの冷戦の終わりをアジアで再現するということは、単純に言えば、中国共産党の終焉(少なくとも一党独裁の終焉)を意味することになるのです。そのことを忘れて、お気楽に、冷戦の終わりを言うことは、中国共産党の崩壊を望んでいると言うことで、中国にケンカを売っていることになるのではないかと思います。

あと言わずもがなですが、EUは西側陣営のもので、共産党国家は入っていませんので、EUをお手本にするということは中国に対して家連合を作って対抗しようということに等しくなる、という解釈も可能なんですよね。

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