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2013年1月 6日 (日)

複雑だから

複雑だから

中日新聞 社説:会社は誰のために 年のはじめに考える
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2013010602000066.html

自分より他者の利益を優先する「利他」の輪が広がっている。景気は低迷し、賃金や雇用はますます悪化しているのに。そこに光明を見いだせないか。

「一枚最低で三十円はする名刺に、注文が殺到しているのです。会社の姿勢に共感してお客が追い掛けてくるからです」-。



少しくすんだ名刺はバナナの茎が三割、古紙七割でできています。アフリカの最貧国ザンビアから、果実を採った後に焼却処分されるはずの茎を買い付けている。それは平均寿命が五十歳に満たない貧しい国への支援と、地球環境にも役立つからです。



私たち生活者でもできる行動は何か。それは、ただ安いとかCMにつられるのではなく、「利他」の会社を選んで商品を買ったり応援したりする。そんな小さなことでも社会貢献になるのです。

多くの人が社会貢献したいと思っている。しかし、問題は何が社会貢献なのか判りにくいことだ。

例えば「割り箸」だ。割り箸には、一度だけで使い捨てるから資源の無駄遣いという非難と間伐材を使うことで林業への応援になるという擁護がある。

割り箸を使うことと使わないこと、どちらが社会貢献なのだろうか。

「ただ安いとかCMにつられるのではなく、『利他』の会社を選んで商品を買ったり応援したりする」

どの商品が「利他」なのか、それが判れば問題の大部分は解決したようなもの。しかし、それが一番難しいのです。世の中、複雑、価値判断も様々ですから。

その事を無視した言葉は単なるスローガンにすぎません。

  *        *      *

蛇足ですが、私は引用した記事中の名刺に対しては良いも悪いも全く判断できません。ですから、非難するつもりも推薦するつもりもありません。

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