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2013年1月 4日 (金)

原発が止まると

原発が止まると

毎日新聞:近事片々:危険労働今も
http://mainichi.jp/opinion/news/20130104k0000e070227000c.html

「そんなに危ない作業をしていたのか」と元東京電力社員の男性。福島第1原発の事故後、作業員たちは胸部の放射線測定をするだけで働いていた。がれきや水たまりは、高濃度に汚染されていただろう。手足や頭部、腹部の被ばく線量を測らずに健康は守れないと専門家。

厳しい条件下、事故収拾のために危険と背中合わせで働く人々。廃炉へ向けて、粘り強い作業が必要とされる。思い出すのは、たとえば、日本の急速な近代化を劣悪な労働条件の下で支えた炭鉱労働者たちだ。新年を迎えて改めて思う。福島のことをわがこととして考えたい

原発が止まると、化石燃料を使った発電が増える。石炭の需要が高まる。過酷な炭鉱労働に従事する人間が増える。

日本には、現在、実際に掘っている炭鉱はありませんから、炭鉱労働の実態や事故の危険は見えにくいですが、鉱労働が危険で過酷であることは変わりありません。昔との違いは、日本の一般人からは見えにくくなったということに過ぎません。

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見えなきゃ気にしない、気にすることが出来ないというのは人間の本質的限界でもあります。ですから、地球の裏側で石炭の為に死ぬ人間がいることを気にしない事を責めることは出来ないかもしれません。それが私達が原発を止めるためであるとしても。

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けれども、私達が化石燃料を獲得するために様々な争いに巻き込まれる可能性が増えることは意識しておくべきです。例えばイランがホルムズ海峡を封鎖したら、日本はどうすべきか考えて置くべきです。アメリカが戦うことを非難しながらアメリカが封鎖を解除するのを待つべきか、それともアメリカと共に封鎖解除の為に実力行使を行うべきなのか。

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原発が稼働したところで化石燃料が必要なことには変わりません。しかし、必要度が高くなることは忘れてはならないのではないでしょうか。

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