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2013年2月10日 (日)

憲法の形骸化を防ぐために

憲法の形骸化を防ぐために

朝日新聞 社説:集団的自衛権―首相は何をしたいのか
http://www.asahi.com/paper/editorial20130209.html#Edit1

首相がしばしば挙げるのが次のようなケースだ。

▽自衛艦の近くにいる米艦が攻撃を受けた▽米国に向かうかもしれないミサイルを日本のレーダーが捕捉した――。

だが、政府の見解では、日米の艦船が並走しているようなときに攻撃を受ければ、自衛艦がみずからを守る名目で、これに反撃できる。

さらに、現在のミサイル防衛には、米本土に向かうミサイルを撃ち落とす能力はない。

一方で、日米の防衛体制はすでに深く結びついている。例えば、現代戦のゆくえを決するのは、潜水艦の位置や、ミサイル発射の兆候や軌道などの情報だが、日米は多くの情報を共有している。

これ以上、いったい何をしたいというのか。

安倍首相が何をしたいのかは判りませんが、私は集団的自衛権についての憲法解釈を変えることに賛成です。それは憲法が形骸化することを心配しているからです。

    *        *        *

憲法九条と自衛隊は矛盾する存在です。いえ、九条の2項に「前項の目的を達するため」という言葉があるので合憲であるという解釈があるのは知っていますが、判りやすいとは言えません。

複雑な解釈をしないと実用に耐えられないというのは憲法としてどうなのでしょうか。どこかのエライひとが難しい解釈をしてくださるもの、憲法がこういったものであれば良いのであれば別にかまいません。その場合は私のような一般の国民は憲法についてどうこう喋るべきではありませんし、マスコミや有識者も憲法と国民の距離はあるのだという態度をとるべきです。

しかし、朝日新聞の意見は違いますよね?

国民と憲法の距離を短くするべきなら、素直な解釈をして問題がないような条文にするべきです。

    *        *        *

そして、「日米の艦船が並走しているようなときに攻撃を受ければ、自衛艦がみずからを守る名目で、これに反撃できる」、です。

自衛隊の存在はヤヤコシイ憲法解釈でクリアする。集団的自衛権の行使は出来ないとしながらも、他国の艦船に対する攻撃を「自衛艦がみずからを守る名目」で反撃する。

ゴマカシにゴマカシを重ねているのではないでしょうか。

これ以上、ゴマカシを重ねたくはありません。それが私が憲法解釈の変更に賛成する理由です。

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コメント

私は部分的改憲も辞さないスタンスを望みます。

経済の交流がが密接になれば、戦争はできない、という話がありますが、
ドンパチだけが戦争ではありませんし。
情報戦争も経済戦争も「国の実力」という影は必要です。

投稿: ohsui | 2013年2月11日 (月) 22時42分

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