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2013年2月11日 (月)

体罰

体罰

読売新聞:伊吹衆院伊吹衆院議長 岐阜市で講演議長 岐阜市で講演
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20130209-OYT8T01182.htm

文部科学相を歴任した伊吹氏は、体罰の是非について問われると、「戦争直後の教育を受けたので、私もだいぶ殴られた。しかし、嫌な思いは残っていない」と自身の経験を明かした後、「体罰を全く否定しては教育はできないと思う。(教える側も)人間性を磨くことが必要であり、古典を読んで歴史を学び、見識を広げてほしい」と語りかけていた。

私は体罰を全否定はしない。体罰にも良いところがあるからだ。良いところは、現場即決で行われ公的な記録が残らないこと、即効的な効果があることだ。もちろんダメなところもある。現場即決で行われ公的な記録が残らないこと、即効的な効果があることだ。

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体罰は、現場即決で行われ公的な記録が残らない。

私の卒業した高校はあまりがらの良くない学校で、退学になる生徒が何人もいた。体罰の話は殆ど聞かなかった。何かやらかしたとき体罰ではなくサクッと停学や退学にしていた。

しかし、例えばタバコを吸っているのところを見つかった時、ゲンコで一発なのと停学(2回め退学)になるのとどちらが良いのだろうか。

タバコで退学になった記録が公式に残ってしまうのは、当人の人生にとってどんな影響があるだろうか。

そう考えると、ゲンコ一発の先生の方が優しかったのかもしれない。

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体罰には、即効的な効果がある。

相手を従わせる直接的な効果あり、単純なことならやらせることが出来る。例えば部活で練習をサボる生徒に体罰を与えることによって、とりあえずは練習させることが出来る。練習の量を確保することはできる。

練習量が確保できれば、そこそこ上達する。つまり、体罰で底辺レベルから平均レベルまでならアップすることは可能だ(しかし、それ以上は「体罰だけ」では無理だ)。成績の上昇が止まってしまって、その理由が単純な練習量ではなく練習の方法(発想?)にあるとき、体罰だけではどうにもならない。

体罰をすることで強くなった(強くなることを経験した)、そして今は上昇していない。その時、指導者が(それまでの成功体験から)もっと体罰すればもっと強くなると誤解した時、どうなるだろうか。無意味なシゴキと体罰に支配された部活だろう。

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体罰は必要悪ではないかとも思っているが、現実問題として、取扱い注意の危険な手法で、普通の教師や指導者の手には余る存在だろう。

タバコを吸ったりしている現場を抑えたとき、サクッと退学にしてしまうのと、怪我をさせたり傷害事件になってしまったりする危険を冒してまで体罰ですませるのと、教師や学校の立場を考えたら、体罰禁止にするのは当然なのだから。

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コメント

どうでしょうね。体罰議論をはき違えるのはとても気持ちが悪いですが。
私は父に、はたかれて育ったクチですので、肯定も否定も出来ませんが、
大人もまた人間で、理不尽なこともするのを、それとなしに伝える事、
明らかに間違ったら、何らかの態度を示せる事が条件ではないでしょうか。
そのような大らかな大人が、実力行使としての一発を認められるのではと思います。(あれ?理想過ぎか)
私は親にならなかったので解りかねますが、
父との葛藤、ありましたよ。父は、理不尽さを認めず、いざとなったら正しさのみを主張する頑固者でしたので。
未だにちょっと悔しいw

投稿: ohsui | 2013年2月11日 (月) 22時13分

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