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2013年2月 7日 (木)

偶発戦争の危機

偶発戦争の危機

読売新聞:平時には絶対使わない「禁じ手」…レーダー照射
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130206-OYT1T00190.htm?from=ylist

イラクでは湾岸戦争終結後、偵察飛行中の米軍機などに対し、イラク軍がレーダー照射を行う挑発事案が相次いで発生した。米軍はイラクの行為を軍事行動と見なし、報復としてイラクの防空レーダー施設などを空爆した。

クローニン氏は、同様のレーダー照射は「冷戦期は米ソの間で頻繁に起きた」とした上で、「こうした行為が極めて危険なことから、米ソは交渉の末、回避に向けた取り決めを設けた。日中も、こうした事態を避けるためのルールを作る必要がある」と指摘した。

イラクでの当時の状況と尖閣諸島付近での現在の状況が同じだとは思いませんが、不測の事態が起こり得る危険な状態であると思います。

  *        *        *

いくらルールを決めたり慎重に事をはこんだりしても、誤解やミスは生まれます。この程度ならとやったことが偶発的な戦闘を生み出してしまう可能性は否定できません。ですから、ルールを作ること、事故や事件があったら拡大しないために連絡体制を作る必要があります。

しかし、現実は厳しいです。以下に引用した記事は昨年の10月26日のものです。

サーチナ:日中海上連絡メカニズム 尖閣問題で協議中断
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1026&f=politics_1026_015.shtml

森本敏防衛大臣は26日、海上連絡メカニズムをめぐる日中両国の防衛部門の話し合いが尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題により中断したことを記者会見で明らかにした。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

森本防衛大臣は「協議再開を促しているが、中国が決めることだ」と強調した。海上連絡メカニズムは、両国の防衛部門がホットラインで連絡し、自衛隊と中国の艦艇や飛行機の衝突、誤った判断による偶発的な軍事衝突を回避することがねらい。

中国国防部の楊宇軍報道官は25日の定例記者会見で、「日本政府の不法な『島購入』により、中日関係は厳しい状況になり、防衛交流に対する影響は免れない。責任は完全に日本側にある」と述べ、日本に間違いを正し、日中関係の大局を守るよう求めていた。

中国は話し合い自体を拒否しています。拒否することが中国式のコミュニケーションなのかも知れませんが、それでは屈服か戦争かを相手に迫ることになります。

このままでは、日本と中国が偶発的な戦闘を行う可能性は高いと言わざるを得ません。

そして、相互の無理解(相手の行動の意味を読み違える)から戦闘を停止するタイミングを逸してしまう、そんな事態が起きないことを祈るばかりです。

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