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2013年2月 2日 (土)

失業者は無視ですか?

失業者は無視ですか?

しんぶん赤旗:NHK日曜討論 市田書記局長の発言
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-01-28/2013012804_01_0.html

政府・日銀が「共同声明」(22日)で、消費者物価の前年比2%上昇を目指すインフレ目標の導入を明記したことが議論のテーマになりました。

市田氏は、政府・日銀による物価上昇目標について、「物価だけが上がり、給料が減り、年金が下がれば、国民は踏んだりけったりだ」と批判した上で、次のように述べました。

市田 デフレの一番の原因は、国民の収入が減り、消費が落ち込み、内需がだめになったからです。そこを改善しないとだめ。今、設けるべきは賃上げ目標であって、物価目標ではありません。

収入をどうして増やすか。大企業のふところにため込まれている約260兆円の内部留保のごく一部1%をまわすだけでも、労働者の賃上げや中小企業の下請け単価引き上げが可能になります。そういう方向に切り替えるべきです。

最低賃金の引き上げや首切り、派遣労働などを規制する雇用のルール確立、大企業による中小企業の下請け単価たたきの禁止など、政治がそういうことこそやるべきです。

何よりも消費税の増税は中止すべきです。

賃金の上昇率よりも失業率の低下をもとめるべきではないか。

  *        *        *

インフレが起きて経済が活性化しても賃金に反映するまでタイムラグがあるし、賃金が上がる前に景気回復が終わってしまったら物価上昇だけが残ることになる。

だから、共産党のような政党が賃上げ目標を言うことは理解できる。

しかし、それでは失業者は救われないのではないか。

  *        *        *

強制的に賃金を上昇させると、どんなことが起きるか。上手く行けば経済が活性化されるだろうけれど、悪いパターンだと、賃金に見合った仕事がない人々は首切りになって失業者が多数でてしまう。

でも、賃金は上昇して、目標達成。

それで良いのだろうか。失業することの無い人々にとっては、それで良いかもしれないが。

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インフレ目標に対して、もうひとつの目標を立てるなら失業率の目標だろう。失業率の低下、つまり仕事があると言うのは良いことだし、仕事がいっぱいあれば好きな仕事に出会える確率も上がるし、求人が難しくなれば賃金もあがるだろう。

賃上げを目標とするより、失業率の低下を目標としたほうが、より多くの人々が幸せになるのではないか。

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引用した記事をよんで、失業率への言及がないことで、共産党は労働組合員を、それも首切りの可能性の無い公務員の組合員の利益を代表しているのではないか、と思ってしまったのでした。

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