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2013年3月21日 (木)

日露戦争後の日本の指導者と似ている?

日露戦争後の日本の指導者と似ている?

毎日新聞:木語:習近平政権の特異さ=金子秀敏
http://mainichi.jp/opinion/news/20130321ddm003070101000c.html

現在の立場が改革派だろうと保守派だろうと、飢餓(きが)と貧困と階級闘争の記憶を共有する特異な集団だ。それがこれから10年間は、中国の政治経済、軍事外交を動かすのだ。「米帝国主義は張り子のトラである」「東風は西風を圧する」と刷り込まれてきた世代だ。独特の色が出るだろう。まだどんな色かわからないが、のほほんとしたお人よし色になるはずがない。

明治維新の経験者というか幕末に欧米とやりあった当事者がいなくなったあとの日本の指導者というか社会の雰囲気というか、なんとなく似たものを感じる。

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日露戦争後から敗戦までの日本は、明治維新で日本を維持するために作った方便というか「神話」を狂信してしまったのではないかと思うときもあります。

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欧米の圧倒的な経済・軍事・文化の力の前に幕末の日本は屈服しました。国は維持することはできましたが、不平等条約を結ばされ開国を強制されました。

不平等条約を改正し、欧米の一部であるロシアと戦い勝利したことで自分の力を見誤ってしまった。あるいは欧米の力を見くびってしまったのが日露戦争後から敗戦までの日本であると思います。

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中国の力は欧米にはまだまだ及びません。しかし、清や中華民国の時代、あるいは中華人民共和国の建国当時から比べれば、大きくなったことは事実です。そして、欧米は様々な問題を抱えて苦しんでいる。

そのタイミングで、「『米帝国主義は張り子のトラである』『東風は西風を圧する』と刷り込まれてきた世代」が社会の指導者となる。

刷り込まれた神話のたぐいを、大人の言うことと醒めた目で見ていると良いのですが。

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コメント

日露戦争時、国民がノリノリだったらしいですね。
明治憲政下はかなり民主主義的だったようで、
党利党略で抗争を続ける政党、企業の癒着、暴走気味の国民、力の大きい軍部。
海はともかく、陸軍は宮家の方々が何人か将校になられていて、
文字通りの皇軍だったんですね・・・誰が止められるんだろう・・・
あの世界情勢も含めると、私は当時の政府に同情的でして・・・
それに天才の下で天才は育ちませんよ・・・
国家神道に対する見解は勉強不足でして、考え至りませんが、
思想の転換は未だに苦手としているのではないでしょうか。
いずれにせよ、既視感が半端ないですね。

投稿: ohsui | 2013年3月25日 (月) 21時57分

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