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2013年4月 2日 (火)

格差是正を行えば切り捨てと批判が起きるだろう

格差是正を行えば切り捨てと批判が起きるだろう

読売新聞:選挙区1減 県内揺れる 区割り案勧告
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20130328-OYT8T01943.htm

28日に安倍首相に勧告された衆院選区割り見直しで、「0増5減」の対象となった県では、徳島3区を、1、2区にそれぞれ併合する案が示された。県内選出の議員や有権者らからは「1票の格差是正のためにやむを得ない」という声が上がる一方、「地方の声が中央に届きにくくなる」との不安の声も聞かれた。

中日新聞:議席減に懸念も 小選挙区の区割り改定案
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20130329/CK2013032902000020.html

地元の声が届くのかを懸念する声も。長谷川さんは「福井のような人口が少ない地方が不利になり、大都市が優遇される印象を受ける。対策が必要」と指摘。福井市東下野町のパート従業員関西愛子さん(64)も「福井の声が国に届かないのではないか」と不安を口にした。

人口の少ない地方があります。その事実がある以上、1票の格差の是正を行えば、結果的に、地方の声は議会に届かなくなるとまでは行かないまでも、発言権(議席数)は確実に減るでしょう。これは、どんな選挙制度であっても同じ事です。

格差是正は、即ち、地方の発言権の縮小であり、地方の切り捨てに繋がり兼ねません。

  *        *        *

いまは1票の格差の問題で政府を非難できるから、格差是正が地方切り捨てに繋がるとの批判は大きな声にはなっていません(マスコミでは殆ど取り上げられません)。しかし、1票の格差を是正することが現実になったら、0増5減などではなく、是正することになったとしたら、今度は、地方切り捨てとの非難の大合唱が起きるでしょう。

  *        *        *

私は、マスコミや政府を非難する人達を非難したいとは思いません。様々な立場があり、様々な人間がいます。最初に非難した人と次に非難した人が違う立場の違う人って場合もありますから。

私が言いたいのは、政府は非難されて当然だけれど、非難されているからと言って、無能な訳でも悪い訳でもないということです。

政府のように責任を負って現実と向き合っている人達は、矛盾し複雑な現実に立ち向かうわけですから、完璧な答えなんて出せる訳がありません。つまり、彼等は非難されて当然なのです。しかし、それは彼等が悪者であることを意味しません。

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