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2013年5月26日 (日)

人間の現実を見ないと

人間の現実を見ないと

ロイター:焦点:移民大国スウェーデン、暴動で露呈した「寛容政策」のひずみ
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE94P00820130526

しかし、移民の多い同地区では、住民らは実を結ばない就職活動や警察による嫌がらせ、人種差別的な中傷などについて口にし、スウェーデンの移民政策の「寛容性」とは相反する現実が浮かび上がってくる。

ヒュースビーで起こった暴動は他の地区にも拡大。貧困や人種差別などを背景に2011年に英ロンドンで、2005年に仏パリで発生した暴動を思い起こさせる。今回の暴動は、スウェーデンの福祉制度に別の一面があることを示している。

東京新聞によるとスエーデンは多文化共生の優等生だそうですが、その優等生をもってしても「移民政策の『寛容性』とは相反する現実」があるのです。一般人というか多くの人間は自分が生まれ育った社会の習慣から自由ではありませんし、異なる文化や習慣は距離をおいてこそ楽しめるものであって、お隣さんが、特にアパートやマンションのような壁一枚や道路ひとつしか距離のない状態では、楽しみではなく苦しみになってしまいます。一緒に仕事するにしても同じです。

異文化・異民族は、距離をおくと楽しいし仲良くなれるけれど、距離が近すぎると苦しみと憎しみになってしまいます。

人間なんて、そんなもの、と言うとシニカルに過ぎるかもしれませんが、その現実を無視して、いったん軋轢がおきてしまうと、簡単には収まりません。

それこそ、衝突・暴動まで進んでも不思議ではありません。

  *        *        *

現実を見ない政治は不幸をもたらす政治です。

  *        *        *

ところで、経済的な理由から移民労働者を欲しがる方々に聞きたいのですが、暴動が頻発するような国で、ビジネスがしたいですか?

日本で暴動が頻発するようになっても、いまと同じビジネスが出来ると思いますか?

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コメント

サンドラ・ヘフェリン
ドイツ・ミュンヘン出身。日本歴14年。著書にベストセラーとなった「浪費が止まるドイツ節約生活の楽しみ」(光文社) など 5冊。

自身が日独ハーフであることから、≪ハーフとバイリンガル問題≫、≪ハーフはナニジン?≫、≪ハーフといじめ問題≫などハーフのテーマを中心に執筆活動をしている。
学校教育やハーフをテーマに講演活動も行っている。

http://half-sandra.com/column/

投稿: ハーフをテーマ | 2013年5月26日 (日) 21時58分

ベトナムが、韓国から「最貧国」呼ばわりされて、その反論がメチャクチャ、カッコイイ。

「我々はフランス・アメリカ・中国と戦い独立したが賠償を要求した事はない。多額の賠償金と援助でぬくぬくと成長した韓国に言われる筋合いは無い。ベトナム人と韓国人の民度と国家自尊心の差だ。 」

投稿: ベトナム | 2013年5月27日 (月) 17時28分

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