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2013年6月30日 (日)

ヘイトスピーチの火種

ヘイトスピーチの火種

産経新聞:中国人住民ら勝手に菜園造成 大阪府営団地、居直りも 府は対応苦慮
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130630/waf13063010410002-n1.htm

昭和40~50年代に建てられた中層の大阪府営団地で、住人が敷地を勝手に占拠して菜園をつくるケースが相次ぎ、府が対応に苦慮している。日本人の住民もいるが、大半は中国人住民とみられ、府は日本語と中国語で警告を記した看板を設置するなど対策を強化。一部の団地では撤去に応じ始めているが、「空き地が放置されるのはもったいない」と居直る中国人も。府による強制撤去は費用負担の問題などで難しく、粘り強く説得に当たらざるを得ないのが実情だ。

堺市南区の団地(45棟)で無許可の菜園が増え始めたのは約5年前。ウサギの飼育小屋までつくられ、府が平成23年6月に行った実態調査で、149カ所の耕作地を確認。住民の目撃情報で、耕作者の多くは中国人住民とみられることが判明した。

中国に進出した企業や中国で働いている個人のエッセイや苦労話を聞くと、中国人にとって、誰も使っていない空き地があって、自分に農業の心得があれば、こういったことは当然に起きると予想できる。

彼等の価値観では悪いことではないのでしょう。

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自分が北京に出張にいった時のことを思い出す。地下鉄に乗るので切符を買おうと窓口にいったのだけれど、ちょっともたもたすると(こちらは不案内だし、言葉は不自由だし)、どんどん横入りされた。ほんの少しのもたつきなのに。

日本なら待ってくれるだろうタイミングなのに横入りされる。

何度も横入りされるうちに、最初は驚きだったけれど、最後は横入りされるのを楽しんでしまった(これが異文化というものか、と感心してしまった)。

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自分は短期間(1週間くらい)の出張で、窓口で横入りされたぐらいだし、楽しめる範囲だったので許容できたけれど。

この家庭菜園のケースは、許容範囲外だ。

そして、こういった行為をする中国人に周辺住民は感情的な反発を覚えるだろう。こういった感情的なモヤモヤが溜まっていくとヘイトスピーチの対象に選ばれるようになってしまう。

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一般庶民に中国人の習慣を理解しろと要求するのは無理だ。そして日本に来る異文化・異民族は中国だけではない。それぞれの文化がそれぞれのぶつかり方をする。それすべてを一般庶民に理解し許容せよと要求するのは無理がある。

異文化・異民族があるところ軋轢が起こる。その軋轢がヘイトスピーチの火種になるのではないだろうか(社会の不満が火の広がり具合を決めるとしたら、その火がつくどうかを決めるもの、その火がどちらに向かうかを決めるものが、こういった文化衝突だろう)。

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私はヘイトスピーチを良くないとおもうけれど、こういったニュースを見聞きし、異文化を(ちょこっとだけ)体験した者として考えると、ヘイトスピーチが起きることは避けられない現実だろうと思う。

ヘイトスピーチを単純に抑圧したとしても解決しないのだ(日本に来る外国人、特に長期滞在する外国人に日本の風俗や習慣を、特に日常生活のマナーのようなものを教えることで軋轢を減らすことぐらいしかない。それも難しいだろうけれど)。

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コメント

学校教育もやたらと数学・算数を強調するけど、そうじゃないよ。

結局子供は「こんなものやって将来役に立つんすか?平方根の二乗なんて」(←死ぬほど役に立つけどね)ってなことになる。
理科よ、理科!それも物理と化学。天文学。それに技術。

これをヒューマニティーズをバランスよく学ばせることだ

理系ってのもやっぱ「理系病」ってのがあって、何でもかんでもガチガチな不器用な思考と態度になってしまう。これ本当に思ったより深刻。音楽や絵画を含めたヒューマニティーズのセンスがないから、結局エンジニア、メンテ屋になったあと、競馬にはまってそのあとキャバクラ。
悲しすぎ

音楽の趣味にしても、あるジャンルしか聞かないとかね。それはそれで、むしろ節操がないのよりいいけど、ある程度まで言ったら音楽に達観していろんなジャンル聴かないと、どうしても「そのジャンル・エリート思考」になっちゃうんよ。

そんでその「理系病」の人らが大挙してオウムに入っちゃったってのが80年代、90年代。といっても日本のテクノクラート(高学歴専門家集団の白い巨塔ね。

文系学部も含む)支配の構造がその原因で、9割以上がメンテかSEになるって構造。

ホリエモンのやっていることが本来の理系のあるべき姿

ロケットを最初に作ったポール・ゴダードやフォン・ブラウンらがいたドイツの宇宙旅行協会(空き地でロケット実験やってた個人サークルに過ぎなかった。

後V2作らされる)の姿こそが「理系(←このバカな言葉ももうやめようよ)」のあるべき姿

この「理系病」が問題化し始めているのがやっぱり中国らしく、ヒューマニティーズ専門の大学が出来たらしい。
ソース「TIME」

投稿: 竹 | 2013年6月30日 (日) 18時10分

『中国人の本性: 歴史・思想・宗教で読み解く』(副島隆彦、石平著、李白社、2013年)

発売になります!!

投稿: book | 2013年7月 1日 (月) 12時13分

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