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2013年6月14日 (金)

領土問題じゃない問題は存在しています

領土問題じゃない問題は存在しています

毎日新聞:水説:日中共に空気悪し=倉重篤郎
http://mainichi.jp/opinion/news/20130612ddm003070150000c.html

その彼が敏感に感じ取る「悪い空気」の正体とは何か。

「領土問題は存在しない」とする尖閣問題に関する日本政府の公式的立場が、あまりにも画一的、硬直的に日本の世論を支配していること、そして、その枠を踏み出そうとする議論を極力自粛しようとする空気のことである。

「おかしいね。現にあれだけの係争があるのにそれを認めないとは。日本は、領有権では一切譲る必要はないが、外交上の争いがあることぐらい認めたらどうか。領土問題というのは、常に戦争に発展する可能性がある。世界の人たちが、日中の争いについて、お前らいいかげんにしろ、と見ている。何で話し合いの一つもしないのか、と」



尖閣問題は勉強するほど、歴史的にも法理的にも日本の主張に分があることがよくわかる。そのスタンスを曲げる必要はないし、卑屈になることもない。ただ、「存在しない」と切り捨てるのでは、対話が始まらない。少なくとも問答無用の空気はよろしくない。もちろん、空気の製造責任が私たちメディアにもあることは自覚している。だからこそ、丹羽氏の捨て身の問題提起が身にしみる。

尖閣諸島を巡る領土問題は存在しませんが、中国が領海侵犯をするなどしているという問題は存在します。そういう、領土問題じゃない問題が存在することは日本国政府も認めているように見えますが。

  *        *        *

問題が存在することと領土問題が存在することは違います。その違いに敏感でありたいと思います。

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