本質はなんだ
本質はなんだ
毎日新聞:東日本大震災:福島第1原発事故 セシウム検出、地下水測定値を再訂正 東電「周囲から汚染混入」
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130613ddm008040138000c.html
東京電力福島第1原発の敷地内で、タンクに一時貯留していた地下水から微量の放射性セシウム137が検出された問題で、東電は12日、数値に誤りがあったと発表した。訂正は2回目。1リットル当たり0・39ベクレルではなく同0・035ベクレルだった。
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しかし、今月3日になって、検出できないとしていた値が測定ミスで同0・39ベクレルだったと訂正した。今回、数値は下がったが、相次ぐ訂正はデータの信頼を失いかねず、海洋放出による水産資源への風評被害を懸念する漁業関係者の理解が得られるかは不透明だ。
東京電力の対応が完璧じゃないことは認める。しかし、目くじら立てて怒るようなこととは思っていない。理由は、検出された値が小さいこと、と小さい値の計測は困難なので、値の修正はよくないことだけれど、あること、として扱うべきだ。
ところで、検出された「1リットル当たり0・39ベクレル」とか「0・035ベクレル」とはどんな値だろうか。水道水の基準値と比べてみる。
神奈川県のサイトから引用する。
神奈川県:水道水の放射能調査について 平成24年4月1日からの新たな目標値について
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p137743.html
飲料水を含む食品中の放射性物質について、食品衛生法上の新たな基準が設定され、平成24年4月1日から施行されることに併せ、厚生労働省では、水道水についても、これまでの指標値を見直し、新たな目標値を設定しました。
・平成24年4月1日からの新たな目標値放射性セシウム(セシウム134及び137の合計):10Bq(ベクレル)/水1kg
・放射性ヨウ素-131については、半減期が約8日と短く、既に周辺環境においても検出されていないことから、水道水の新たな目標値は設定されておりません。
1リットル(1キログラム)あたり10ベクレルだ。
地下水は水道水にくらべても十分に低い。数十分の1から数百分の1だ。
* * *
目的は、汚染水の増加を防ぎ漏洩を防ぐことで、東京電力のミスを見つけることじゃない。
問題なのは、海に放出する水がどの程度汚染されているかであって、東京電力の信頼性じゃない。
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コメント
風疹が放射能だと本気で信じてる人がいる・・・・・・・・・
こういった「迷信的」superstitious 「江戸の七不思議」「本所の七不思議」的思考は、いまだに日本人の脳構造の主流である。
原発問題のありとあらゆる(副島隆彦も含めて)言論の中に、放射能はアルファ粒子=ヘリウム原子核(ヘリウムイオン=陽子×2個、中性子×2個)が他の原子にあたって、その原子のイオン化=電離(つまり核とその周りの電子を分離すること)を引き起こすことなのだと端的に言う人を俺は知らない
放射線であるアルファ線とは=アルファ粒子=ヘリウムイオン=ヘリウム原子核=電離化したヘリウム=陽子2個+中性子2個だってこと。これを薄い金の紙に照射すると、2万個のうち数個が跳ね返ることをアーネスト・ラザフォードが確認した。放射能ってのは、基本的にこの現象と同じことだ
そんで、プルトニウムってのは重いんだ。塵みたいにずっと飛び続けられるわけないだろ。陽子が200個以上もあるんだぞ?飛べるか!
せいぜい爆発の時に原発のほんの周囲に散らばっただけだ。そこからアルファ崩壊、つまりヘリウム原子核を放出させているってだけだ。
プルトニウムがいくらアルファ粒子を出すって言ったって、あの程度じゃたかが知れている。アルファ粒子を大量に受けたら、それは超微細なマシンガンを体に受けることになるから、体が原子レベルでバラバラ、イオン化するわけ。だから血だらけになるよ、そりゃ。
投稿: pu | 2013年6月14日 (金) 00時13分