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2013年6月29日 (土)

原発は そこそこ安全と判った311

原発は そこそこ安全と判った311

朝日新聞 社説:原発と政治―未来にツケを回すのか
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

あの日。地震と津波の脅威にがく然としていた私たちに追いうちをかけたのが、「福島第一原発で全電源を喪失」「原子炉の冷却不能」というニュースだった。

爆発で原子炉建屋が吹き飛ばされる映像を目にして、背筋が凍った。

そのことを、よもや忘れたわけではあるまい。

引用した社説のページに当時の新聞の紙面の画像へのリンクがあります。画像はインパクトありますね。当時を思い出しました。少し興奮していたこと。そして、怖かったこと。

怖かったことは事実で、いまだに不安にかられる方がいることも事実です。しかし、漏洩した放射能で死んだ人間がいないことも事実なのです。健康被害も出ないでしょう。

あれだけの恐怖と死傷者ゼロ、このギャップと事実を忘れるべきではありません。

  *        *       *

原発の安全神話は311でなくなりました。しかし、あれだけの恐怖をまきちらしながら死傷者ゼロなのです。福島原発事故は、原発はそこそこ安全であることを実証した事故でもあるのです。

  *        *       *

その際、火力発電の燃料代の増加といった目先の負担や損失だけでなく、放射性廃棄物の処理費用や事故が起きた場合の賠償など中長期に生じうるコストも総合して考える必要がある。 未来世代に確実にツケが回る問題に手を打つことこそ、政治の仕事である。

原発を止めると化石燃料の使用量が増えます。化石燃料は有限です。いつかは枯渇します。化石燃料を使用しないエネルギー源で全てのエネルギーを賄えるようになる前に化石燃料を使い尽くしたらどうなるでしょうか。

文明は深刻なエネルギー不足に陥り、未来世代は大変な苦労をすることになるでしょう。

放射性廃棄物の問題は「未来世代に確実にツケが回る問題」でありますが、同時に、化石燃料を使うことも「未来世代に確実にツケが回る問題」なのです。

そのことも忘れてはなりません。

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コメント

米国は、ヒロシマ、ナガサキで人体実験をした。
どれだけ人が死ぬか、どれだけの被害を与えられるか。放射線の長期影響については、もともと重視されていなかった。

それは、プルトニウムファイルの一節に書かれている。

米国は広島・長崎でのABCCによる調査から、直接、原爆による被ばくを蒙らなくても、爆心地に健康な人間が立ち入れば内部被ばくを蒙ることはわかっていた。

しかし戦後にネヴァダ・ニューメキシコでの原爆実験では歩兵部隊を核爆発後の爆心地へ突入させる演習を繰り返した。

ネヴァダ・ニューメキシコでの核実験後の軍事演習に代って、多くの兵士が爆心地やその周辺で放射性粉塵を大量に吸い込んで、後年、白血病・癌を発症したが、米国政府はその詳しい事実を画し、元兵士の賠償請求に全く応じていない筈です。

湾岸戦争症候・イラク戦争出も然り。

投稿: 4989 | 2013年6月29日 (土) 16時48分

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