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2013年6月 2日 (日)

侵略と大義

侵略と大義

京都民報:スペシャルインタビュー作家・平野啓一郎さん「96条改憲は間違っている」
http://www.kyoto-minpo.net/archives/2013/06/01/post_9511.php

──「慰安婦」問題をめぐる日本維新の会の橋下共同代表の発言とともに、安倍政権の歴史認識を批判しています。



ナチス・ドイツは間違っていたというのは戦後世界の共通認識です。日本はそのナチスと組んだ侵略国家だったんですよ。アメリカの歴史観がすべて正しいとは思いませんが、侵略の否定は、アメリカにとっても参戦した大義を否定されることになりますから受け入れられるはずがない。こんな“世間知らず”の認識では、外交で存在感を示すことなど無理です。

アメリカには「勝者の余裕」がありますから、歴史認識について日本にあまり言いませんけれど(「勝者の余裕」のない中国や韓国にくらべて)、自分達の戦争について悪く言われたらいい気分じゃないでしょう。

彼等には彼等の幻想と思いがあります。それを破壊するようなことを言ったらケンカになることを覚悟しなくちゃなりません。

  *        *        *

政治家は歴史認識についてしゃべるべきではない。しゃべるとしても抑制的にしゃべらねければなりません。その意味では、政治家に反省の言葉をしゃべらせようとすることは間違っています。

その政治家が反省の言葉を述べても述べなくても、歴史認識について問題視する方々でてくるからです。

政治家に歴史認識を問うのは、政治家に宗教的立場を問うのと同じです。危険行為です。

  *        *        *

中国や韓国は危険なことをしています。それに迎合して政府や与党を問い詰める野党やマスコミもです。

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コメント

大きくはこのようなちょっと読書するサラリーマン中道保守が、進歩を信じて(これはまあ吉本隆明の言う文明史到達点として、間違ってはいないが)、アポロなかった論に反対し、脱原発に反対し、なぜか嫌韓、嫌中、親米、安保堅持、改憲、なのよね。

戦勝国の洗脳解除はその世代がいなくなること以外ない

以下
http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38

投稿: bb | 2013年6月 3日 (月) 14時49分

科学者は自らの学説に殉じるべきか

来年はガリレオ・ガリレイの生誕450周年ということで、それに合わせていくつもの研究書が出版されているようです。そういう研究書の多くは、新たに公開されたバチカンの異端審問関連資料を使ったもの。

とはいえ、その資料から明らかになったのは、まあ、あの時代、あの状況で、ガリレオにああいう態度(ポリティカルにあまり賢明とは言えない態度)を取られたら、ローマ・カトリック教会としては、ああするしかなかったよね……という、「ガリレオがもう少し賢く立ち回ってくれていたら、あんな無体なことはせずにすんだのに」的な教会サイドの言い分に共感したくなりそうな状況だったもようです。


続きは以下で
http://honz.jp/26323

投稿: 本 | 2013年6月 3日 (月) 15時48分

時には、「父」のない子のように


憲法からパチンコまで、「成熟と喪失」の戦後日本文化史
http://toyokeizai.net/articles/-/14135


投稿: 與那覇潤 | 2013年6月 3日 (月) 20時44分

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