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2013年6月29日 (土)

民主主義の矛盾・暴力の味を覚えた民衆

民主主義の矛盾・暴力の味を覚えた民衆

東京新聞:エジプトで大規模デモ 政権支持派と反対派衝突
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013062902000116.html

アレクサンドリアでは、モルシ政権を支える穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団の事務所近くで激しい衝突が発生。少なくとも約三十人が負傷し、銃や火炎瓶が使われたとの情報がある。

モルシ氏の辞任を求め、二千万人の署名を集めたと主張する市民団体「反乱」など反対派は全土でデモ。カイロ中心部タハリール広場は数千人が気勢を上げた。一方、同胞団などはカイロ市内の別の広場で数万人が政権支持を訴え、デモを始めた。

民主主義は民主主義的に産まれる事はできなない。最初の最初の選挙を行うとき、誰が選挙権と被選挙権を持っているか、どんな選挙制度か、どの領域で行うかは暴力的・権威主義的に始まるしかない。最初の選挙をするまでは、民主的に選ばれた統治者は存在しないのだから当然のことだ。

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「アラブの春」でエジプトのムバラク大統領が辞任に追い込まれた時、その方法はデモによる圧力(暴力)によってであり、(民主主義を求める人々によるものかもしれないが)民主的な手続きによるものではなかった。

それ自体は仕方ないと言うか、当然のことに思える。

問題は、その経験が各政治勢力や民衆に記憶されていることだ。デモ(力の誇示)によって権力者を追放できると知っていることだ。

  *        *        *

民主主義社会では、必ず、自分の意見を否定された少数派が存在する。その人々が暴力に訴えていたら、民主主義社会は到来しないだろう。

少数派の我慢、多数派の寛容、この両方が必要なのだけれど、エジプトに出来るだろうか。

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