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2013年9月12日 (木)

風評被害・予測と検証

風評被害・予測と検証

神奈川新聞 社説:五輪決定と原発事故
http://news.kanaloco.jp/editorial/article/1309100001/

汚染水は「港湾内の0・3キロ圏内でブロックされている」とも語った。水が外洋と行き来していることは東電も認めている。試験操業をとりやめた地元漁協は「心配のしすぎ」で、風評被害にすぎないのか。漁ができないということは実害以外の何ものでもない。

この人は、風評被害がなんなのか判っているのだろうか。

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試験操業をとりやめたのは何故か、操業出来ないのはなぜか。

それは魚が売れないからだ。ではなぜ売れない。健康への不安があるからだ。では、どの程度の危険なのか。

さて、この引用した記事もそうだれけど、実際にどの程度の健康被害が予想されるのか、全く書いていない。

つまり、実際の健康被害に目をつぶり、騒いでいるだけであるように私には見える。

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汚染水との戦いは長く続くだろう。大量のタンクがあれば故障するもの漏洩してしまうものも当然あるだろう。放射線量の高い場所では長時間の作業はできないので、メンテナンスにも苦しむだろう。

しかし、それと一般人(原発の敷地内に入らない人々)への健康被害の有無は話が別だ。

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漏れた汚染水で健康被害、特に一般への健康被害はどの程度なのか。それを報道しないのはおかしい。

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私は、今回漏洩した汚染水による健康被害は果てしなくゼロに近いと予想している。ふたつ理由がある。

ひとつめは、量が限定的であるから。事故全体に比べて大きいとは思えないから。

ふたつめは、マスコミが健康被害について、全く報道しないから。引用元の神奈川新聞の社説にも健康被害が予想されるとは書いていない。反原発の最大の理由は健康への問題だ。それを書かない(書けない)のは、健康被害が存在しないから。その予測が果てしなくゼロだから。

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汚染水は「港湾内の0・3キロ圏内でブロックされている」とも語った。水が外洋と行き来していることは東電も認めている。試験操業をとりやめた地元漁協は「心配のしすぎ」で、風評被害にすぎないのか。漁ができないということは実害以外の何ものでもない。

これは、風評被害が発生したことを伝えているにすぎない。風評被害が実害をもたらすことに無知なだけ。

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事故の影響を小さく見せる、あるいは、ないもののように扱う口ぶりは健康への影響についても同様だった。「今までも、現在も、これからもまったく問題ないと約束する」と言うが、福島では甲状腺がんの子どもが見つかっている。事故との因果関係は未解明だが、問題なしとはできない。災禍の実相を直視しなければ再び対応を誤ろう。

原発事故での健康被害についての記事は素人なりに追いかけてます。もちろん素人ですから、それなり、にすぎませんけど、「福島では甲状腺がんの子どもが見つかっている」とは言いつつも、他のエリアに比べて高いとは言えなません。

つまり、福島原発事故で漏洩した放射能による健康被害は、目を凝らして見て見て、ようやく「もしかしたら、これかも?」というぐらい少ないのです。

「災禍の実相を直視しなければ再び対応を誤ろう」

まさしく、その通りで、放射能による被害が出ていない(あるいは極小)であることから目をそらして、不安ばかり煽るようなことをすれば、大きな災禍をまねくでしょう。

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汚染水による健康被害はどれだけあるのか、どれだけあると予想されるのか、それをマスコミは報道すべきで、そして、1年後、2年後と時間経過とともに予測が当たったか検証報道をすべきです。それが風評被害を防ぎます。

マスコミなら様々な研究機関に取材もできるでしょうし。

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ところで事故直後ではありませんでしたが、健康被害は殆ど発生しないと私は予測しました。そして、それは現在のところ当たっています。

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コメント

ハワイでは糖蜜が湾に流れて魚が死亡した。
福島では湾に汚染水が流れても魚は死亡していない。

投稿: a | 2013年9月15日 (日) 08時00分

「福島第1原発への理性的な対応妨げる放射線恐怖症
2013年9月12日 ウォールストリートジャーナル」
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323410304579070472363568220.html
を紹介します。

>日本の漁業団体は、日本のほぼ全てのロビー団体がそうであるように、さまざまな措置を阻止できる権利を有しており、そのような解決策への同意を拒否している。しかも、汚染されていない地下水を、東電が既存の設備を使用してプラントから海洋へ放出することにさえも、日本の漁業団体は反対している。

>放射線は被ばく量に正比例して危険度が増すという疑わしい理論によれば、福島第1原発の廃水に放射性物質が含まれている限り、最終的に粒子が魚に付着し、さまざまな仮想的悪影響を人体に及ぼす原因になる。

>反原発活動家にとってさらに悩ましいのが、中には最大600ミリシーベルトの被ばくをした人もいる福島第1原発の作業員にさえ、放射線を原因とする疾病が見受けられず、今後発症する見込みもないとUNSCEARが断定したことだ。

投稿: a | 2013年9月15日 (日) 09時12分

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