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2013年10月31日 (木)

売名行為

売名行為

毎日新聞:秋の園遊会:山本太郎議員が突然 陛下に手紙手渡す
http://mainichi.jp/feature/koushitsu/news/20131101k0000m040055000c.html

天皇、皇后両陛下が主催する秋の園遊会が31日、東京・元赤坂の赤坂御苑であり、山本太郎参院議員(無所属)が天皇陛下に突然手紙を手渡す場面があった。手紙はすぐに側近の侍従長が預かった。山本議員の行為は、皇室の政治利用に抵触する可能性があり、宮内庁幹部は「天皇に国政の権能がないことは憲法に明記されており、ねぎらいの場である園遊会にふさわしくない」と語った。

山本太郎議員の行為を政治利用という意見も聞きますけれど、私には政治利用というよりも単なる売名行為に見えます。もっとも政治家の売名行為は、そのまま政治活動と言えるので、政治利用と言えなくもありません。

けれど、彼って政治活動と言えるほどのことをしているでしょうか。彼は名前を売って騒いでいることしかしていないように見えるのですけれど(しかし、不快ではあります)。

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止まれない

止まれない

日本経済新聞:小泉政務官が初答弁、使用済み核燃料「脱原発に関係なく解決」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL300GH_Q3A031C1000000/

小泉進次郎復興政務官は30日午前の衆院経済産業委員会で初めて国会答弁に立った。小泉氏は原子力発電所の廃棄物について「脱原発をしようとそうでなかろうと、使用済み核燃料をどうやって解決していくのかは必ず取り組まなければいけない」と強調した。「後世につけを残さないために不可欠だ」とも語った。

「脱原発をしようとそうでなかろうと、使用済み核燃料をどうやって解決していくのかは必ず取り組まなければいけない」

その通り。しかし、使用済み核燃料が解決できてしまったら、原発を止める大きな理由のひとつがなくなる。

  *        *        *

人類は、すでに多量の核廃棄物を抱え込んでしまっている。前に進む以外に道はない。いや、人類が科学技術を手にした時から多くの有害物質を環境中に放出した。そして、それらのもたらす害に対応する(管理する?)新たな技術を生み出してきた。

人類は止まれば滅亡してしまう存在なのかもしれない。

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2013年10月30日 (水)

無理な望みですが

無理な望みですが

朝鮮日報:「韓国人強制徴用者の郵便貯金、払い戻し困難」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/30/2013103000601.html

日本による植民地時代に炭鉱の採掘などに動員された韓国人たちは、郵便貯金の形で賃金の一部を強制的に貯金させられた。日本企業は徴用した労働者たちに貯蓄を強制した上、逃走防止の名目で通帳を渡さなかった。このため日本の敗戦後、大半の貯金が戻らなかっただけでなく通帳すら返してもらえなかった。

仮に韓国政府が払い戻するというのならば、日本は情報を渡せば良いと思うのですが。そうすれば、貯金を受け取れなかった人々に(あるいは、その子孫に)お金を渡すことができるのですが。

  *        *        *

現実には、韓国政府は、そんなことを言えないし、言ったところで信用できないので、無理な望みでしょう。しかし、貯金をした人がお金を受け取れないこと自体は残念に思います。

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民族浄化につながる思想

民族浄化につながる思想

読売新聞:韓国憲法裁判所長、米講演で慰安婦賠償を主張
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20131030-OYT1T00872.htm?from=main3

韓国憲法裁判所によると、朴漢徹(パクハンチョル)・同裁判所長は米ハーバード大ロースクールで29日(現地時間)に行った講演で、いわゆる従軍慰安婦問題について、「『戦争犯罪』や『人道に対する罪』に当たるので、時効はない」と主張、日本政府が国家賠償や公式謝罪を行うべきだとの認識を示した。

元寇の時の対馬や九州の人々が受けた被害は「非人道的」ではなかったでしょうか。時効が存在しないなら、賠償を要求するべきです。また、朝鮮は中国に「貢女(貢ぎ物として女性を贈ること)」をしていますが、これは人道に照らしてどうなんでしょうか。

  *        *       *

昔の事を掘り返して、いまの価値観に照らしてどうこう言い始めるときりがありません。それは、民族浄化というか、あるひとつの価値観で世界を統一するところまで行き着く危険思想です。

時効というか、平和友好条約を結んだら、それ以前のことは不問にしないと、どちらかの国家が滅亡するまで争いが続くことになります。

  *        *       *

韓国の韓国憲法裁判所の所長がこのような発言をしたということは、そしてそれが韓国内で問題にならなければ、韓国は日本と徹底的に対立するということです。韓国は日本が滅亡するまで満足しない、そういう思想なのだということです。

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安心材料

安心材料

レコードチャイナ:中国の強硬な日本批判の裏側=「日本は大国の代弁者だ」その真意とは―米華字メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78462

中国によるこれらの強硬な発言について専門家は、「日本の右傾化が加速する中で、中国は次第に日本軍国主義者を野放しにできないと悟り始めている。同時に、中国の日本に対するたび重なる批判は、国際社会への日本軍国主義の復活に対する警鐘でもある。中国が“日本は米国の代弁者”と批判するのは、アジアはアジア人のものであり、米国や日米同盟のものではないということを日本に警告する意味がある」と分析している。

日本にとっての悪夢は米中による挟撃ですから、中国とアメリカが対立してくれることは歓迎です。

「中国が“日本は米国の代弁者”と批判する」と言うことは間接的にですがアメリカを批判しています。

これはひとつの安心材料です。

  *        *        *

中国は日本を「米国の代弁者」でなくしたいなら、中国は日本に「米国の代弁者」である場合よりも幸せになれると思わせなければなりません。中国の言うようなアジアの一員になった方が幸せだと思わせなければなりません。

それは無理でしょうから、日本はこれからも「日本は米国の代弁者」でありつづけるでしょう。

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2013年10月29日 (火)

残酷

残酷

毎日新聞:火論:ただ命令があれば=玉木研二
http://mainichi.jp/opinion/news/20131029ddm003070090000c.html

エルサレムの法廷でこの初老の男は、時にいらだちをのぞかせ繰り返し弁解した。

「私は命令に従ったまでです」「それが命令でした」「すべて命令次第です」「事務的に処理したのです」「私は一端を担ったにすぎません」「さまざまな部署が担当しました」……。

亡命ユダヤ人の哲学者ハンナ・アーレントは裁判を傍聴し、そこに「平凡な人間が行う悪」を見いだす。人間的な思考を放棄した者が空前の残虐行為をなすおぞましさ。

個々人の責任を問うことは、時として残酷だ。雇われて(サラリーマンとして)働くことの良いことのひとつは責任が無いことだ。指示・マニュアル・命令に従って動いているかぎり、失敗しても責任は会社にあって、個人にまではやってこない。ある意味、お気楽と言える。

  *        *        *

それを、命令やマニュアルがあっても免責されないとしたらどうなるだろうか。指示されたとおりに作業して上手くいかなくて、その結果責任を問われるとしたら。そんなリスクを背負える人間なんていないだろう。

  *        *        *

正式な命令があって、それに従って行動して、その結果を個人に問うことは、平凡な人間にとってとてつもなく残酷で厳しいことであるように思う。そういう行為には、弱者のさまざまな保護を剥ぎ取って強者が叩く、そいういうイメージを持ってしまう。

これもまた正義を信じた人間にしか出来ないことなのかもしれない。

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原発再稼働を求めているのも普通の人間

原発再稼働を求めているのも普通の人間

東京新聞:新橋スーツデモ「サラリーマンだって原発反対」 あす午後7時“出勤”
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013102902000244.html

参加者がスーツを着て脱原発を訴えるデモが30日午後7時から、サラリーマンの街、東京・新橋周辺で行われる。「原発に反対しているのは、ごく普通に働く人たち」。スーツ姿で歩くことで、周囲の人にそう伝えたいという。

普通に働いている人達の中にも原発に反対している人もいる、ってことだよね。反対している人が普通の人って言うと、反対していないひとは特殊な人ってイメージをもってしまうかも知れないけれど。

  *        *        *

私自身を「普通に働いている人」と証明することは出来ないけれど(実名を公開していないし)、私自身は自分を特殊な人間だとは思っていない。私は経営者なんかじゃなくて普通に働いている普通のサラリーマンで特別な政治活動もしていない人間だけれど原発を再稼働させるべきと思っている。原発再稼働をするべきと思っている普通の人間もいるということを記しておきたい。

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蝙蝠さんは

蝙蝠さんは

朝鮮日報 社説:日本の集団的自衛権は米日だけでなく韓国の問題だ
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/28/2013102800553.html

最近になって韓国政府は、米日両国による集団的自衛権に関する議論を現実として受け止めるかのような動きを示している。しかし少なくとも来年の米日防衛協力指針の改定までには、日本による集団的自衛権行使が米国のアジア戦略にもたらすマイナス面を米国にも納得させ、日本の軍事大国化に対する憂慮を引き続き表明していかねばならないだろう。

今の状況は間違いなく北東アジアの秩序の転換期であり危機だ。しかしその一方で韓国の地政学的価値がさらに浮上し、それにより韓国の存在感と影響力を高めるチャンスでもある。もちろん全ては韓国が国力をさらに高め、知恵深い外交戦略を行使できるかに懸かっている。

影響力や存在感を高めようとすると、どんな事をするのでしょうか。下手な蝙蝠をすると両方から軽蔑されるように思います。

  *        *        *

大国の間にはさまれた小国が存在感を示そうとするなら、経済力や軍事力以外の力が必要です。文化力だったり歴史的経緯から尊敬される立場を持っているとか。

  *        *        *

自分だったら明確な立場にたって安定を求めます。地政学的な価値を利用して存在感や影響力を上げようとしませんけれど。

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2013年10月28日 (月)

永遠と10万年、どっちが長いですか? まとめて管理するのと環境中に垂れ流し、どちらが良いですか?

永遠と10万年、どっちが長いですか? まとめて管理するのと環境中に垂れ流し、どちらが良いですか?

朝日新聞:水俣、消えぬ水銀の影 埋め立て地での管理続く
http://www.asahi.com/national/update/1005/SEB201310050003.html

かつて水俣病を引き起こした水銀が、今も熊本県水俣市の水俣湾埋め立て地に眠っている。水俣病公式確認から57年あまり。水質も魚も昔通りに戻ったとされる海だが、埋め立て地の管理は今後も必要で、魚の風評被害も払拭(ふっしょく)されていない。
:


その公園の地下には、高濃度の水銀が埋まる。水俣病の原因企業チッソが垂れ流したものだ。公園は、485億円を投じて1977~90年に県と国が実施した「公害防止事業」の埋め立て地58ヘクタールの中にある。

放射性廃棄物を10万年の長さにわたって安全に管理しないとなんていうと気が遠くなりますが、埋め立てた水銀の有毒性は永遠です。10万年じゃなくて100万年じゃなくて、1000万年よりも長いのです。

そして、日々、様々な有害物質が環境中に排出されています(事故がなくても)。原発からの廃棄物は集中管理され環境中に垂れ流しではありません(事故がないかぎり)。

私には原発からの廃棄物が、それ以外の工場や自動車や様々なものがもたらす環境汚染にくらべて危険なものとは(少なくとも大騒ぎするほど差があるとは)思えないのです。

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2013年10月27日 (日)

そんなこと出来たら苦労はせんわ!

そんなこと出来たら苦労はせんわ!

NHK:独有力誌「米は各国大使館にアンテナ」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131027/k10015592531000.html

ドイツの有力な週刊誌、シュピーゲルが27日に発刊した最新号で伝えたところによりますと、アメリカのNSA=国家安全保障局は、CIA=中央情報局と共同で、「スペシャル・コレクション・サービス」と呼ばれる部門を設け、専門の職員が世界およそ80か所のアメリカ大使館や領事館などで通信の傍受を行っていたとしています。

そのうち、19か所はパリやベルリン、ローマ、モスクワなどのヨーロッパやロシアの都市としていますが、日本を含むそれ以外の地域については明らかにしていません。

また、通信傍受の拠点となっている各国のアメリカ大使館や領事館には、建物の最上階や屋上に外部から気付かれないように高性能のアンテナが設置され、携帯電話やインターネット、衛星などあらゆる通信が傍受されたとしています。

アンテナ1本で(大使館に設置できる程度のアンテナで)「携帯電話やインターネット、衛星などあらゆる通信が傍受」出来たら苦労はせんわ!というソフトバンクやAUやドコモの担当者の心の叫びが聞こえたような気がしました。

だいたいインターネットでは有線も使われています。有線でしかも光回線だったりすると電磁波の漏洩なんかもありません。ですから、アンテナでは傍受できません。絶対に、アンテナ1本で「あらゆる通信」を傍受するのは不可能です。

   *        *        *

CIAやNSAがどんだけすごいかは知りませんけれど物理的に出来ないものは出来ないと思います。危機を煽るのは結構ですが、どこかで妄想か誤解が入っているように思います。

シュピーゲルがどんな雑誌なのか知りませんが(翻訳などに問題ないとして)本気でこんなことを書いているなら、東スポレベルというべきです。

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ドイツの公安部は何をしていた?

ドイツの公安部は何をしていた?

47NEWS:怒りの裏に計算も/メルケル首相、盗聴問題/野放図な情報収集に枠の好機
http://www.47news.jp/47topics/e/246995.php

米情報機関による盗聴疑惑でドイツのメルケル首相がオバマ米大統領に強い怒りを向けている。信頼関係を台無しにしたとの思いからだが、敵味方を問わないスパイ活動は国際社会の常識なのも事実。メルケル氏の怒気の裏には政治的な計算も見え隠れする。

「重大な信義違反だ」。メルケル氏は23日、オバマ米大統領に電話で強く抗議。24、25両日の欧州連合(EU)首脳会議では盗聴問題が急きょ主要議題の一つになった。記者会見でメルケル氏は使っている二つの携帯電話のうち、どちらが盗聴対象になったとみられるのか詳しく説明した。

ドイツの公安というか対諜報というか情報セキュリティを担当している部署は何をしていたのでしょうか。メルケル首相はアメリカに怒る前に、そういった保安部門に怒るべきなんじゃないでしょうか。

  *         *        *

引用した記事にあるように、メルケル首相の怒りは多分に、政治的なもの見せるためのものなのでしょう。

  *         *        *

アメリカは批判するのは結構ですか、本当に怒るべきは別にあるような気がします。

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因果応報、みのもんた

因果応報、みのもんた

朝日新聞:みのもんたさん会見「父親の責任、一番苦しい道選んだ」
http://www.asahi.com/articles/TKY201310260221.html

出演を自粛していた二つの番組を降板した理由について「報道番組は昔からの憧れだった。道義的な親の責任を感じ、一番苦しい道を選んだ」と説明。「やめなければ収まらない風潮に僕は感じた。人品骨柄、収入、住む家までたたかれるとは思っていなかった」と悔しさもにじませた。

みのもんたさんが、そういう風潮を作ったとは言わないけれど、助長してきたのではないか。少なくとも、こういった風潮を助長する世界にいてメシを食ってきた人間だ。

いわば因果応報のように思う。

  *        *       *

朝日新聞:「育て方が厳しすぎたのかな」 みのさん会見詳報:3
http://www.asahi.com/articles/TKY201310260399.html

芸能界の不祥事はずいぶん番組でも取り上げた。そういうとき私は、あなたは母親、父親だから職業を辞めろといったことはありません。私はバカ息子、バカ娘、警察に怒鳴り込むバカ親、やった本人には言いました。でもそういう風に言ったと書かれた活字もありました。うちのせがれもバカです。大バカです。でも、やめろよと親に言ったことはありません。その辺のところはよく見ていただきたいと思います。

これが事実かどうかは知らない。しかし、みのもんたさんがやっている(やっていた)ワイドショーの世界で、こういったことを区別するような精緻な議論がされているのを見たことが無い。

  *        *       *

親が子供の不祥事に巻き込まれる、あるいは逆に親の不祥事に子供が巻き込まれる。これが良いか悪いか、私には判らない。けれど、雰囲気・勢い・空気で誰かを攻撃するのは良くないことは判る。

  *        *       *

ワイドショーの世界、テレビの世界でも、被疑者や攻撃対象の側にたつ人間を(裁判における弁護士のような存在を)登場させて、きちんと議論させるべきなのだろう。

でも、それでは番組が難しくなって視聴率は取れないだろう。

  *        *       *

みのもんたさんについては、因果応報としか思わないが、ワイドショー的な世界で、政治や経済を語ったり、政治家を攻撃するのはなんとかならないだろうか。

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2013年10月26日 (土)

政権交代があれば

政権交代があれば

北海道新聞:卓上四季 無知は力なり
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fourseasons/500050.html

▼安倍政権はきょう、機密漏えいに厳罰を科す法案を閣議決定する。防衛、外交、スパイ、テロ対策に限るというが、このままでは、「アレも機密、コレも機密」と政府に不都合な真実は隠され、知る権利が奪われてしまう▼国家安全保障会議、集団的自衛権容認に積極的平和主義…。期待先行のアベノミクスは“本当にしたいこと”の目くらましに見える。英作家オーウェルが「1984」で描いた暗黒未来のスローガンは、確か<戦争は平和なり、自由は隷従なり、無知は力なり>だった。

国家には秘密にすべき事があります。例え民主国家であっても。ですから私は特定秘密保護法案に反対はしません。しかし、心配していることも判ります。

  *        *       *

健全な野党があり適度な間隔で政権交代があれば、こういうことは起こらないでしょう。政権を奪われた時に、秘密解除されちゃいますから。

問題は健全な野党が存在しないことです。

  *        *       *

民主党が政権にあったとき、沖縄返還時の「密約」について騒ぎましたが、いったい何がしたかったんでしょうか。私は自民党に対する恨みのようなものは感じましたが、だからどうなの?としか思いませんでした。

  *        *       *

健全な政権交代があると期待できれば、多少、機密を大きく設定してしまっても修正されることになるので、心配しないでも良いのですが。

つくずく、日本の野党の方々の無能が恨めしいです。

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2013年10月25日 (金)

独裁者の排除は民主政治も幸福も約束しない

独裁者の排除は民主政治も幸福も約束しない

ロイター:イタリア南部沖でアフリカ難民船沈没、300人超死亡か
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE99208120131003

イタリア南部ランペドゥーザ島沖で3日、エリトリアやソマリアなどの難民を乗せた船が火災を起こして沈没し、300人以上が死亡した恐れが出ている。

この船はリビアのミスラタから出港。全長20メートルで、約500人が乗っていたとみられている。漁船や沿岸警備隊の船舶が151人を救助したが、子ども3人妊婦2人を含む104人の遺体が回収された。

産経新聞:カダフィ大佐殺害から2年 リビア「民主化」進まず
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131021/mds13102120360002-n1.htm

リビアの最高指導者だったカダフィ大佐が内戦の末、反カダフィ派民兵に殺害されてから2年が過ぎたが、憲法制定プロセスは遅々として進まず、本格政府発足のめども立っていない。北大西洋条約機構(NATO)軍の軍事介入を受けてカダフィ政権が倒れ、「民主化」の道を歩み始めたはずの同国は、各政治勢力が武力を背景に主導権争いを繰り広げる混迷から抜け出せずにいる。

幸福を約束しないという事例ですね。

アラブの春で独裁者を排除しましたが(シリアでは排除の途中かな)、結果として、死ぬ覚悟で逃げ出したいような場所になってしまったようです。

  *        *        *

民主主義は責任の分散であって、つまり国民に責任をおっかぶせているのであって、幸福を約束するものではないんですよね。そして、独裁者を排除したしたところで、民主国家が自動的に産まれるわけでもありません。

  *        *        *

日本の「戦後民主主義」は戦前の民主主義(日本人自身の手で普通選挙までやっていたのです)の伝統と経験があってこそなのですよね。

ポンっと独裁者を吹っ飛ばせ平和なば民主主義国家が誕生するような幻想を持つべきではありません。中国や北朝鮮から独裁者や独裁政党が(革命や戦争で)なくなったとしても、日本に対する脅威という意味ではあまり変わらないかもしれません。

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許容範囲、狭っ!

許容範囲、狭っ!

中央日報:【コラム】日本対策、独仏和解から学ぼう=韓国(1)
http://japanese.joins.com/article/520/177520.html?servcode=100&sectcode=140

韓日間の葛藤解決に率先するべき日本外務省が「独島(ドクト、日本名・竹島)が日本の領土」という内容の動画をユーチューブに掲載したのは、安倍政権が韓日関係の改善にどれほど誠意がないかを示す事例だ。日本のこうした妄動を見る度に私たちは問う。日本はなぜドイツと違うのか。ドイツ・フランスの和解は韓日関係の改善モデルになれないのだろうか。

中央日報:【コラム】日本対策、独仏和解から学ぼう=韓国(2)
http://japanese.joins.com/article/521/177521.html?servcode=100&sectcode=140

韓国の日本対策も謝罪要求一辺倒から日本市民社会の変化に重点を移さなければならない。日本の一部の政治家の妄言にいちいち反応せず、年間に数万人の青年・学生を交流させ、夏休みには両国の全国各地に相互語学キャンプを運営し、数百の姉妹都市を結び、地方自治体レベルの交流協力プログラムを同時多発的に運営すれば、時間はかかるが着実に効果が表れるだろう。

竹島について韓国にとって利益ある方法は、お互い言いたいことを言いながら延々と実効支配を続けることです。ですから、日本が何を言おうがやろうが、「で?」っていう顔をして何もななかったように振る舞えばいいんです。

日本が「日本外務省が『独島(ドクト、日本名・竹島)が日本の領土』という内容の動画をユーチューブに掲載」しようがしまいが、まるで無視して日本と付き合えばいいんです。そう、「日本の一部の政治家の妄言にいちいち反応せず」というのと同じに扱うことが韓国の国益になるでしょう。

日本が中国に、尖閣諸島の問題はそのままにして対話を呼びかけるのと同じですね。

  *        *       *

なんで、私は韓国の国益について話してるんだ?

  *        *       *

でも、韓国は「、日本の一部の政治家の妄言にいちいち反応せず」ということが出来ないでしょう。中央日報のこのコラムからして、反応しないべきと言いつつ、動画ひとつで「韓日関係の改善にどれほど誠意がないかを示す」だなんて言っていますから。

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力があると

力があると

産経新聞:メルケル首相の携帯まで盗聴か 独政府声明に米側「傍受していない」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131024/erp13102409080003-n1.htm

ドイツ政府は23日、メルケル首相の携帯電話の通話が米情報機関による盗聴対象になっていた疑いがあるとの声明を発表した。メルケル首相は同日、オバマ大統領と電話会談し、懸念を伝えるとともに事実関係の説明を求めた。

盗聴できる能力がありながら盗聴しない国家なんてあるだろうか。

  *        *       *

今回の騒ぎは盗聴したことよりも、盗聴していたことが報道されてしまって、各国政府が抗議せざるをえなくなったことの方が大きな影響があるのではないかと思う。根拠レスな推測をすれば、抗議をしている国の情報機関はアメリカによる盗聴をうすうす判っていたのではないか。それを承知で意思決定や行動をしていたけれど、報道されてしまったから抗議せざるを得ないのでないか。

  *        *       *

この事件ではアメリカを非難する声が大きいけれども、盗聴する能力があって、盗聴しないでいられる国家なんてどれくらいあるだろうか。

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嫌韓の根

嫌韓の根

朝日新聞 社説:在外被爆者―救済に国境などない
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

韓国人被爆者たちは今年8月、日本政府に個人賠償を求める権利があることを確認するため、韓国で集団提訴した。

これに対し日本政府は65年の日韓協定で、個人賠償は「解決済み」との立場だ。韓国の被爆者には援護法に基づく手当を支給しているほか、91~92年度に「人道支援」として計40億円を拠出している。

日本側には「どこまで賠償を求めるのか」との声もあるが、被爆者たちの根底にあるのは、公平な対応をしてこなかった日本政府の姿勢への疑問である。

「日本側には『どこまで賠償を求めるのか』との声」のような感情が社会に澱のように溜まって行って、在特会のような活動を産み出しているのではないか。賠償を求める側は、この問題は政治的なものを含んでいるのだから、その結果を意識してほしいと思う。

  *        *       *

昨日も書いたけれど、この判決に釈然としないものを感じている。韓国にいる韓国人の問題なのだから、韓国政府が出てくるべきなのに、なんで日本にくるのだろう。日韓協定で、個人賠償は「解決済み」のはずではないか。

  *        *       *

正しいと思うことを主張し実行するだけでは幸せな世界は出来ない。人間の心が判る知恵が必要だ。

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2013年10月24日 (木)

国家は何のためにある

国家は何のためにある

毎日新聞:特集:台韓の被爆者は今 原爆の苦しみ、同じはず
http://mainichi.jp/area/news/20130806ddn010040037000c.html

1945年8月、広島と長崎に米国の原子爆弾が投下された。きのこ雲の下には、日本の植民地だった朝鮮や台湾の出身者も数多くいた。戦後、祖国に帰った「在外被爆者」は被爆の後遺症や差別に苦しんだが、長年、被爆者援護法の枠外に置き去りにされてきた。韓国では今、多くの人々が、被爆者健康手帳の取得を目指し、消えつつある「被爆の証明」を捜し求める。台湾では2011年に「被爆者の会」が結成された。韓国や中国との間で緊張感が高まるなか迎えた被爆68年の夏。日本の市民団体の支援もあり、長年顧みられなかった在外被爆者の存在に、ようやく光が当たり始めた。異国の地で被爆した人々の今を台湾、韓国で追った。

毎日新聞:在外被爆者訴訟:医療費申請却下の処分取り消し 大阪地裁
http://mainichi.jp/select/news/20131024k0000e040238000c.html

海外に住んでいることを理由に、医療費の支給申請を却下した大阪府の処分は被爆者援護法に反するとして、韓国に住む韓国人被爆者3人が処分の取り消しなどを求めた訴訟で、大阪地裁(田中健治裁判長)は24日、却下処分を取り消した。在外被爆者への医療費支給を巡る初めての判決で、国に援護のあり方の見直しを迫る司法判断となった。

原爆の被害にあった事には同情しますし、悲劇に日本人も韓国人もないとも思います。しかし、「韓国に住む韓国人」の福祉というか幸福を向上されるのは韓国という国家の仕事じゃないでしょうか。日本に求める以上に韓国に求めるべきではないか、韓国政府は応えるべきではないかと思います。

  *        *        *

法律論は良く判りませんが、在外日本人ならともかく、韓国人いる韓国人の医療費を日本が負担することに釈然としないものを感じます。

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2013年10月23日 (水)

自分で自分を追い詰めてはいけない

自分で自分を追い詰めてはいけない

産経新聞:台湾、沖縄、九州が「射程圏」 中国、地下攻撃用弾道ミサイル公表
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131023/chn13102314180007-n1.htm

中国が開発を進めてきた地下施設攻撃用の弾道ミサイルが22日、中国共産党機関紙、人民日報のニュースサイト「人民網」などで公表された。



射程は約700キロとされ、台湾の地下防衛施設が攻撃可能だとしているほか、「日本が占領中の沖縄地区や、九州島」などを射程圏に収めるとしている。

人民日報という「権威」ある新聞にこんなこと書いちゃいけません。だって、にっちもさっちもいかなくなる可能性がありますから。

  *        *        *

「日本が占領中の沖縄地区」なんて書くと、そこを開放しなくちゃならなくなります。そうしようとするとアメリカと正面衝突します。アメリカと正面衝突して深手を追わないでいられる国家なんてありません。下手をすると中国は国家存続の危機に陥ります。

では、この言葉を撤回して沖縄は日本の正当な領土と認めたらどうなるでしょうか。中国は自分の国土を戦わずして(天敵である)日本に渡したことになってしまいます。これは大恥です。

前進したら国家存続の危機、後退したら国家の名誉を傷つける。にっちもさっちもいかなくなる可能性があります。

  *        *        *

彼等自身は「大声で値段を釣り上げているだけ」のつもりなのかもしれませんが、沖縄を「占領中の沖縄地区」などと言うことは自分自身を追い詰める行為です。

  *        *        *

日本は自分の言葉で追い詰められた中国の行動に備えておくべきと思います。

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「古い自民党」は良かった?

「古い自民党」は良かった?

毎日新聞:水説:民主「失敗の本質」=倉重篤郎
http://mainichi.jp/opinion/news/20131023ddm003070101000c.html

民主党政権はなぜ失敗したのか。中野晃一上智大教授ら若手学者グループの論考に注目したい。政権中枢メンバーへの30回の聴取、同党現職議員へのアンケート(回収率80%)など丁寧な取材を「民主党政権 失敗の検証」(中公新書)にまとめた。

ナルホド、と思う指摘がある。一つはマニフェスト政治の誤用である。その完成度が高いほど、つまり実現すべき政策の財源、工程表を詳細、かつ具体的に明示すればするほど、政権はその後の状況変化に対応する柔軟性を奪われ、一方で、計画通りにすべてを行うのが不可能な現実の中で、約束違反という批判を必然的に招来する。その負の側面にあまりに無頓着だった。

二つ目に、統治能力の欠落である。政府与党間の意思決定システムと政策実現に必要な国会対応がなっていなかった。



このすべての技術における民主党の未熟さが、失敗の本質である。皮肉な話ではあるが、民主党がその壁を突破するためには再び政権につき3年余では足りなかった権力維持の学習を再開するしかない。問題は、国民がそれを許すかどうか。2大政党制を育てるか、一党支配でよしとするかにある。

つまり、マニフェスト(≒選挙公約)は曖昧で、政権運営の経験と実績があれば良い、と。

う~ん、それは「古い自民党」に見えますが。

  *        *       *

「再び政権につき3年余では足りなかった権力維持の学習を再開するしかない。問題は、国民がそれを許すかどうか。2大政党制を育てるか、一党支配でよしとするかにある」

2番目の自民党を育てるために、生存の危機を冒すつもりは私はありません。3年あれば十分に死ねますから。それに、あと3年で十分に学習してくれるとはかぎりませんから。

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元寇の損害賠償は認められますか?

元寇の損害賠償は認められますか?

朝鮮日報:カリブ海諸国、過去の植民地支配めぐり賠償を要求
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/22/2013102201128.html

かつて帝国主義国に植民地として支配された国々で、謝罪と賠償を求める動きが強まっている。ジャマイカ、ハイチ、スリナムなど中南米のカリブ海諸国(計14カ国)は、17世紀から19世紀にかけてこの地域を支配し、奴隷貿易と植民統治を行ったイギリス・フランス・オランダなど当時の帝国主義国に対し、謝罪および金銭的賠償を要求する動きを見せている。ニューヨーク・タイムズ紙が20日付で報じた。

現在の法に照らして考えれば損害賠償なのでしょうけれど、これは認めてはいけないと思います。

きりがなくなるから。

  *        *       *

17世紀のことで賠償を求めるなら、もっと以前の問題でも求めることもできるでしょう。そして歴史の研究は日々進んでいきます。新しい歴史的事実がでてきたら、もう一度裁判をするのでしょうか。

侵略されて滅ぼされてしまった国家が賠償を求めて領土を要求したらどうなるのでしょうか。

こういったことは封印するしかない。それが平和を保つ道です。

  *        *       *

結局の所、国家と国家は力関係なので、「植民地として支配された国々」の様々な力が(道徳的な大義名分による力を含めて)強くなっているということなのでしょうね。

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2013年10月22日 (火)

中国の大気汚染は悪化するだろう

中国の大気汚染は悪化するだろう

zakuzaku:中国、大気汚染で経済危機が拡大! 外国人観光客も激減、日本に悪影響… (
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20131022/frn1310221810006-n1.htm

肺がんなどを引き起こす中国発の有毒物質「PM2・5」の脅威が再び日本に迫っている。中国東北部で先日、大気中の濃度が基準値の13倍を記録し、一部の地域で視界10メートル程度の状況に陥った。バブル崩壊懸念のなか、大気汚染でビジネスなどで訪れる外国人客も激減し、経済への打撃は大きく、中国財務省も急きょ約800億円の対策費を拠出する事態に。この毒入り大気は対岸の火事ではなく日本にもじわじわと押し寄せつつある。沖縄県・尖閣諸島の強奪をねらう隣国の、想像を絶する大気汚染とは-。

中国は大気汚染対策に、ようやくお金を出すようですけれど、公害は対策を実行開始して直ちに効果があるものではなく、徐々に効果が出てくるものです。

つまり当面、中国の大気汚染は悪化し日本への影響も大きくなり続ける。

  *        *        *

中国の環境汚染は経済発展を阻害するレベルに達しつつあります。観光客が減っていると記事にありますし、高速道路を通行止めにしたり空港を閉鎖したりしていますから。

でも、それで起きる経済的損失のレベルでしか彼等は対策を実行しないでしょう。問題は環境汚染は遅れてやってくると言うことです。いま起きている汚染は過去の政策の結果です、そして、いま現在の様々な活動の結果は数年後にやってくるというと。いま起きている損失のレベルでしか対応しなければ、将来、もっと大きな損失を被ることになるだろうと言うことです。

  *        *        *

中国の経済発展は環境汚染によって止められると私は予想します。

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野党に足りないものは

野党に足りないものは

神奈川新聞 社説:野党迷走
http://news.kanaloco.jp/editorial/article/1310220001/

安倍内閣が高い支持率を維持する一方、野党の影が薄い。政界再編をめぐり、みんなの党は内紛が続き、民主党なども踏み出せずにいる。

現行の選挙制度と過去2回の政権交代の失敗例から考えれば、政権の奪取と維持には、野党の大型再編と周到な準備が不可欠だ。野党のリーダーや再編を目指す向きは、現状の心地よさや希望的な観測に流されず、現実を直視してほしい。



国の形が根本から変わるような局面にしっかりと対峙(たいじ)できないようでは、野党の存在意義が根本から問われる。現実的で明快な対立軸を示せる政権批判の確かな受け皿が今、何よりも必要だ。

「野党の大型再編と周到な準備が不可欠だ」

野党の大型再編については私には必要かどうかわからい。しかし、準備が必要であることは賛成する。少なくともいまの野党に政権を担う能力のある政党はないだろう。では、必要な「周到な準備」とはなんだろうか。

それは政権を担った経験だろう。

  *         *        *

いきなり運転手になって上手に運転できる人間なんて滅多にいない。いたら天才だ。つまり、いまのままでは天才的な政治家が出てこないかぎり政権交代は失敗するだろうということだ。

  *         *        *

2大政党制が成功している国では定期的に政権交代が起きていて、あらたに政権をになった政党に政権をになった経験のある政治家がいて経験を伝えたり指導することができる。

伊勢神宮の式年遷宮のように。

  *         *        *

民主党には、それなりに経験者がいたけれど、かれらは力を発揮できなかった(彼等は自民党内での権力闘争に負けた「負け組」だし)。

  *         *        *

成功する政権交代をしたければ、一度、自民党と大連立をして政権運営の仕方、行政官僚の使い方、権力の限界を学ぶべきだ。

  *         *        *

政権は魔法の杖ではない。

自分が持っていないもの、地位とか権限とか、に大きな夢や期待を持ってしまうのは仕方ないことではあると思うけれども、野党であれば特にそうだろうけれども、民主党は政権を獲得したとき魔法の杖を持ったような気分になってしまったのだろう。

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内政です

内政です

時事通信:靖国参拝「日本の内政ではない」=中国
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013102100706

中国外務省の華春瑩・副報道局長は21日の定例会見で、中韓両国の靖国神社参拝への反対が日本への内政干渉だとする主張に対し、「日本が軍国主義の侵略と植民統治の歴史をいかに扱うのかということに関わる問題であり、絶対に日本の内政ではない」と反論した。 

華副局長は「日本が過ちを反省せず、軍国主義の英霊を抱いて放さないなら、アジア隣国との関係において何の未来もない」と強調した。

「日本が...(略)...歴史をいかに扱うのか」

どんな国にも歴史があって、その歴史事実の積み重ねであると同時に、その国の人々の思いの集積でもある。

自分達の歴史をどう思うか、内政そのものじゃないか。究極の内政と言ってもよいほどだ。

  *        *        *

内政でない、と言うのであるならば、日本の政治家が靖国参拝をすることで中国にどんな迷惑がかかるのか教えてほしい。

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2013年10月21日 (月)

マジメで誠実なバカは役に立つか?

マジメで誠実なバカは役に立つか?

朝日新聞:「首相はゴルフが頭離れないのか」海江田・民主代表
http://www.asahi.com/articles/TKY201310210424.html

安倍晋三首相は首相に就任してから随分ゴルフをやっているので、ゴルフのことが頭から離れないのかなあと思う。このところスコアが少し上がっているのか、よく分かりませんが、ゴルフに例えることはあまり適切ではないんじゃないかという気がしますね。「グリーンの先の崖」とは、要するに消費税を上げると景気が腰折れするということをおっしゃっているんですかね? 少し遠回しな言い方ですね。私、何年もゴルフやっていませんから、ゴルフの話で言われてもぴんときません。(党本部での記者会見で、首相がデフレが続く経済状況をゴルフでバンカーから抜け出せない状況に例えた答弁について)

安倍さんがゴルフ三昧でゴルフのことばっかり考えているかどうかは知らない。しかし、例えそうだとしても「ゴルフ三昧の安倍さん」と「マジメに努力している海江田さん」だったら「ゴルフ三昧の安倍さん」の方を支持する。

だって、株価は上がったし、経団連は賃上げに言及するし。

  *        *        *

安倍さんがゴルフ三昧だとしたら、海江田さんや民主党はゴルフ三昧の政治家にも勝てないことを恥じるべきだ。

  *        *        *

と言うか、安倍さんを非難することがゴルフとかそんなレベルでしかなくなったのでしょうね。

麻生さんのホテルのバーがよいとか、その人間の仕事じゃなくて、その人間の余暇のすごし方を非難するなんてバカげています。

  *        *        *

偉い人、実務の世界では偉くなればなるほど、余暇のすごし方とか人間性とかそんなもんはどうでも良くなります。結果として出せること、これが何よりも大事なのです。

いいかげん、こんなレベルの批判はバカバカしくて言った人間の評価がさがるようになってもらいたいものです。

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ヘイトスピーチを防ぎたいなら原発意再稼働

ヘイトスピーチを防ぎたいなら原発意再稼働

産経新聞:フランス“極右”支持率トップに イメージ転換奏功、地方選勝利
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131020/erp13102023240005-n1.htm

決選投票は国政の最大野党、保守中道の国民運動連合(UMP)とFNの一騎打ち。もともと極右が強い地域ではあるが、第1回投票で推薦候補が敗れた国政与党の左派、社会党がUMP支持に回っても太刀打ちできなかった。

移民排斥や他民族への不寛容を主張する政治勢力が出てくると必ずと言ってよいほど、経済不況で貧困や失業状態に落ち込んだ人々の不満をうんぬんという言説を見る(やや差別的で嫌いだけど)。

もし、これが本当ならば、ヘイトスピーチを防ぎたいなら、経済を活性化することでヘイトスピーチを防ぐことが出来ることになる。つまり、原発を止めるたりして電気料金を上げて経済を停滞させるなんてことをしたら、ヘイトスピーチをする人間が増えることになる。

  *        *        *

ヘイトスピーチに反対する方々は、原発再稼働に賛成するべきかもしれない。

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2013年10月20日 (日)

優劣は判らないけれど

優劣は判らないけれど

47NEWS:記者25万人に日本非難の研修 中国、強硬方針を徹底
http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013101901001936.html

中国共産党などが全国の新聞やテレビなどの記者25万人を対象にした大規模研修で、尖閣諸島や歴史認識の問題に絡めて日本政府を厳しく非難し、報道の際に領土問題で譲歩する主張などを伝えないよう指示していることが19日、分かった。研修に参加した複数のメディア関係者が明らかにした。

日本にだってタブーがあるし世間の空気もある。そういったものに従った記事を書く記者も多いだろう。この記者に対する研修はタブーや世間の空気を明確にしようとするものだとも言える。

   *        *        *

明確にするということは「誰かが」明確にしないとならないので、その誰かが特権的な立場になる。日本のように曖昧で世間の空気によると誰も責任をとらない(とれない)という事になる。

   *        *        *

世論や世間の空気を醸成する方法として、明確に誰かが決め実行するのが良いのか、それともなんとなく出来上がる方が良いのか、私には判らない。

なんとなく出来上がるほうが好きではあるけれども。

   *        *        *

けれども、研修内容から思うに、中国の反日は当分続きそうです。それが人為的に作られたものであったとしても、効果(日本に対する行動として顕れるもの)は同じでしょう。中国政府は日本に対し攻撃的であることを世論から求められるということです。

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2013年10月19日 (土)

国家は大きすぎる

国家は大きすぎる

東京新聞:移民送還 仏デモ拡大 政府批判、全土に
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013101902000115.html

フランスで今月、少数民族ロマの女子中学生が、同級生の前で警察に連行され、その後、国外退去を強いられた。オランド大統領の左派政権に対し人権軽視の批判が起き、パリなどでは処分に抗議する高校生らが十八日、デモを繰り広げた。一方で、反移民の極右政党、国民戦線が支持を拡大しており、フランスが抱える移民問題の難しさが浮き彫りになっている。



仏国内に二万人以上いるとされるロマは、不法占拠の土地に集団で住むケースが多い。バルス内相は最近も厳しい態度で臨む方針を示し、左派から批判を受けたが、政治家の好感度を問う世論調査では一位となった。



10%を超える失業率や治安問題に国民の関心が集まる中、移民に厳しい目が向けられていることの表れとみられ、人権重視を掲げるオランド政権は今後も対応に苦慮しそうだ。

同級生が強制退去処分になったらショックだし抗議するのも判る。自分がその立場だったらデモに参加するかもしれない。「自分の仲間」と認識してしまった人間を護ろうとするのに理由はいらない。「友達ひとり護れななくて、国家に価値があるのか」と思ってしまっていても不思議ではない。

  *       *      *

しかし、国家の法は法であって、それは護らなければならない。この処分が適正であれば抵抗することは無駄なことだ。

 *       *       *

法律は共同体の掟を精錬したものだ。法律は体共同体の掟や価値観に基づくものだ。しかし、国家が大きくなると個々人の持つ共同体の感覚とずれてくる。この例もそうだろう。

しかし、国家は大きくなればなるほど、その意志をとおすことが出来るようになる。国家は、大きくなるほど、その構成員の意志を通すことが出来るようになるけれど、その構成員の意志とズレてくるという矛盾を抱えている。

 *       *       *

巨大になった国家と人間の共同体の感覚のズレ、それが現代の国家の大きな問題のひとつだ。

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うっ

うっ

レコードチャイナ:日中関係の改善、鳩山元首相のような「長期ビジョン」持った政治家が増えることが鍵に―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74067

2013年7月6日、中国ヤフーニュースは「日中関係の雪解け、日本に鳩山氏のような長期的ビジョンを持った政治家が増えることが必要」と題した記事を掲載した。以下はその概要。



残念なことに、今の日本の政界には鳩山氏のように理性的に実務をこなし、戦略的ビジョンを持った政治家が少ない。これは中国にとって不幸なことであり、日本にとっては大きな不幸だ。

あ、あの鳩山さんを「長期的ビジョンを持った政治家」ですってぇ。

  *           *        *

鳩山さんが中国にとって都合の良い政治家であるってことだけとは思いますが、「長期的ビジョンを持った政治家」とか「理性的に実務をこなし、戦略的ビジョンを持った政治家」だなんて褒め言葉を聞くとひっくりかえりそうです。

  *           *        *

鳩山さんを優れた政治家と思うなら、どうぞ中国にお持ち帰りください。

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2013年10月18日 (金)

危険ですかねぇ

危険ですかねぇ

財経新聞:小泉元総理 改めて脱原発を強調 安全信じない
http://www.zaikei.co.jp/article/20131017/157267.html

小泉元総理はフィンランドの放射性物質最終処分場を視察し、地下400メートルに放射性廃棄物を10万年保存することに「日本で400メートル地下掘ったら、温泉が出てくる。原発をゼロにしなければならない理由の一番は処分場がないということだ」と訴えた。

小泉元総理は「安全神話やコストが一番安いということを信じる人はほとんどいないでしょう」と語り「わたしも、もう信じません」と断言した。

そのうえで「政府・自民が原発をゼロにする政治的な方向を出せば、大方の国民は協力してくれるんじゃない」との認識を示した。

福島原発の事故で何人が死にましたか、何人が死ぬと予想されていますか?

ゼロなんですよね。

あれだけの事故が起きてもゼロ人しか死なない。それを危険と言えますか?

  *        *       *

原発の安全神話は壊れました。しかし、事故が起きたら何万人も死ぬという危険神話も事実によって否定されつつあります。

原発は「絶対安全」ではありませんけれど、そんなに危険なものでもありません。

  *        *       *

原発のコストについては判りませんけれど、原発事故は言われていたほど人間を殺すことはないという事が実証されつつことは判ります。

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参拝見送りは関係改善に繋がらないだろう

参拝見送りは関係改善に繋がらないだろう

毎日新聞 社説:靖国と首相 参拝見送りは妥当だ
http://mainichi.jp/opinion/news/20131018k0000m070140000c.html

また今回の参拝見送りを、中韓両国との関係改善にぜひ生かしたい。

首相は両国との首脳会談が一度も実現していないことについて「対話のドアは常にオープンだ」と語る。その一方で、訪米中の講演では「私を右翼の軍国主義者と呼びたいのであればどうぞ」と開き直るような発言をした。これでは両国から関係改善の意思を疑われても仕方ない。

中韓両国にも参拝見送りを前向きに受け止めるよう求めたい。靖国問題を利用してナショナリズムをあおるような言動は慎むべきだ。お互いに大局を見すえ、関係を再構築してもらいたい。

韓国や中国の行動を見ていると日本と力比べをして日本に謝らせたりすることを目的としているように見えることがあります。つまり安倍首相が参拝見送りをしたなら次は間榊を問題にしたり閣僚や国会議員の参拝を問題にするだろうということです。さらに言えば、各地の護国神社も問題になるでしょう。

  *        *       *

靖国参拝で韓国や中国に実質的な被害はない。実質的な被害があることであれば、妥協点も探しやすい。しかし、実質的な被害のないこと、気持ちや価値観や心の問題であることを問題にしたら妥協点を探しにくい。

ようするにカネの問題なら金額の大小で交渉できるけれど、カネの問題じゃないことで対立したらどうなるだろうか。

  *        *       *

心の問題での対立をどうやって解決するか。これは無視するしかない。中国や韓国が靖国神社を無視する、存在しないもののようにあつかうようになれば問題は解決する。

あるいは日本が靖国神社を取り壊し各地の護国神社や記念碑を取り壊し、教科書を中国や韓国の望むように書き換えれば解決するかもしれない。しかし、それは日本が中国や韓国に精神的に屈服し属国となることだ。心の問題で負けるということはそういうこと。

だから、負けないようにしないといけない。

  *        *       *

心の問題での対立は無視することが解決につながる。

その意味で小泉さんは良くやったと思う。あきらめさせることが解決だから。その小泉さんを引き継いだ安倍さんが参拝を自粛してしまったのが悔やまれる。

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社畜という言葉は嫌い

社畜という言葉は嫌い

アメーバニュース:台風直撃でも定時出社せよ 「遅れるぐらいなら泊まれ」と上司
http://news.ameba.jp/20131016-333/

台風が来ても社員に「むちゃぶり」して定刻出社を求める企業、たとえ駅の入場制限で何時間も待たされ、すし詰めの電車に乗ってでもオフィスにたどり着こうとする「社畜」――。ネット掲示板には、両者を揶揄する書きこみが見られる。

先日の台風では出勤時間を遅らせることは合理的な判断であった職場は多いだろう。その意味では無理してでも定時出社することを求める会社を非難する意見は理解できる。しかし、すべての職場で遅らせることが合理的であったとは思わないし、例えばインフラ系の仕事はそうだ。そして「社畜」などという言葉を使って揶揄している人々が、そういった「動いているのが当り前」のサービスが止まった時、例えば台風で出勤が遅れてサービスが行われない時に、どういう言動をとるかを考えると、がんばって定時出社をしようとする人々を非難したり揶揄する気持ちにはなれない。

  *        *       *

公共交通機関(鉄道やバス)や警察や消防や自衛隊が「台風ですから出勤が遅れて仕事が出来ません」なんてなったらどうなるか。そのとき人々は「社畜ではない、良かった」と言うだろうか。

ありえないだろう。

  *        *       *

なにがなんでも定時出社は間違いだけれど、がんばって出社する人々を揶揄する言葉にも共感できない。

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2013年10月17日 (木)

同化を求めること

同化を求めること

朝日新聞:同化求めるのも差別 無意識の態度、ヘイトスピーチ助長
http://www.asahi.com/culture/articles/TKY201310150314.html

在特会らの言動に見られるように、人種や民族によって人間に優劣を設けたり、異なる人種や民族を相いれない存在として遠ざけたりする態度をレイシズムというが、これまでの研究から、日本におけるレイシズムには少なくとも2種類のあらわれ方があることがわかっている。排外主義的レイシズムと同化主義的レイシズムである。

同化を求めることがいけないことであるならば、ヘイトスピーチをする人々にヘイトスピーチを止めるように求めること、すなわち反ヘイトスピーチの側に同化を求めることはいけないこととなってしまわないだろうか。

排外主義に反対することはともかくとして、同化を求めることまでにも反対するとなると、それ自体が矛盾を孕んでいる。

  *        *        *

私は同化を求めることは仕方がないと思っている。問題はどこまで厳しく求めるかだと思う。人間は、自分と異なった文化や習慣の他人とはいっしょにはいられない存在だと思うから。異文化なんてものはテレビの中、旅行先では好ましくても日常生活のなかでは不快なものだから。

そういった人間の本能や皮膚感覚や限界を無視した要求は幸せをもたらさない。

一つの答えが、一君万民思想だと思っている。皮膚の色や宗教や風俗習慣が違っても一人の王様の臣民であることを共通項として融和を図ることが出来る。これも人間の本能のひとつだ。

  *        *        *

反ヘイトスピーチの側は、自分達に同化せよとヘイトスピーチをする人々に求めていることに自覚的であるべきだ。

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無理して対立軸を示すな

無理して対立軸を示すな

日本経済新聞 社説:対立軸を示せない国会論戦
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO61186290X11C13A0EA1000/

だが、民主党はTPP参加に賛成なのか反対なのかには相変わらず触れずじまい。迫力に欠けた。

海江田氏は本会議後、「完全野党か責任野党か、という分け方はしない」と話したが、このまま与党との対立軸を示せなければ、党の再生はおぼつかない。

政権交代が日常茶飯事の欧米諸国での与野党の戦い方などを改めて研究して出直すべきだ。

野党は与党を褒めるべきだ、と言うと言い過ぎかもしれないけれど、野党は対立軸を示すだけじゃなくて、与党の政策のうち評価している部分を示すべきではないかと思う。

対立軸を無理矢理作ろうとして、対立する為に、議論するために作った対立軸なんて有害無益ではないだろうか。

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2013年10月16日 (水)

痛いところを抜けると、もっと

痛いところを抜けると、もっと

毎日新聞:小泉元首相:原発ゼロ改めて主張「政府が方向出せば」
http://mainichi.jp/select/news/20131017k0000m010065000c.html

小泉純一郎元首相は16日、千葉県木更津市で講演し、日本のエネルギー政策について「原発が必要だという論理で国民は説得できない。むしろ、ますますゼロにすべきだということならば説得は可能だ」と述べ、改めて「脱原発」の必要性を強調した。

脱原発は痛みを伴います。その痛いところを抜けると、もっと痛い状況になっていないと良いのですが。そういえば、小泉改革を批判して「痛いところを抜けると、もっと痛かった」という言葉を聞いたことがあります。

こんどはどうなのでしょうか。

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反対派の存在を許すこと

反対派の存在を許すこと

47NEWS:衆参両院で東京五輪成功へ決議 「国民に夢と希望」
http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013101501001951.html

衆参両院は15日午後の本会議で、2020年東京五輪とパラリンピックの成功に向けた努力を政府に求める決議をそれぞれ採択した。衆院は全会一致、参院は無所属の山本太郎氏が反対した。

山本さんの反対を許す日本を素晴らしいと思います。私は山本さんの政治的立場には反対ですが、反対する意見を持つ者の存在を許す、というか反対意見の表明を許し反対票を投じることが出来る日本は素晴らしいと思います。

  *        *        *

私は原発再稼働容認派ですし、東京オリンピックを歓迎しています。

  *        *        *

社会に満ちる空気というか絶対的多数派に反対意見を表明することと社会の掟や法律に反する行為は全くの別物であることを付け加えておきます、ねんのため。

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2013年10月15日 (火)

そのパンはどうやって作るんだよ

そのパンはどうやって作るんだよ

NEWSポストセブン:やなせたかし氏 日本人の正義とは困った人にパン差し出すこと
http://www.news-postseven.com/archives/20110503_18844.html

やなせ:「アンパンマン」を創作する際の僕の強い動機が、「正義とはなにか」ということです。正義とは実は簡単なことなのです。困っている人を助けること。ひもじい思いをしている人に、パンの一切れを差し出す行為を「正義」と呼ぶのです。なにも相手の国にミサイルを撃ち込んだり、国家を転覆させようと大きなことを企てる必要はありません。アメリカにはアメリカの“正義”があり、フセインにはフセインの“正義”がある。アラブにも、イスラエルにもお互いの“正義”がある。つまりこれらの“正義”は立場によって変わる。でも困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は、立場が変わっても国が違っても「正しいこと」には変わりません。絶対的な正義なのです。

アンパンマンの原作者のやなせたかし氏がお亡くなりになりました。謹んで哀悼の意を示すと伴にご冥福をお祈り申し上げます。

  *        *        *

アンパンマンは好きなアニメのひとつで、子供が小さかった頃には、親子で見たりもしました。やなせ氏の作家としての能力は高く評価いたしますが、彼の政治的な立場については、賛成しかねています。

引用した記事を読んで、そのパンは誰がどうやって作るんだよ、と思わずにはいられないのです。その事に対する答えがないままの「飢えている人に食べ物を差し出す行為は、立場が変わっても国が違っても『正しいこと』には変わりません」と言われても、ああそうですか、としか思えないのです。

  *        *        *

日本の政治で、特に野党側の政治家に足りないものは、正しい目標や理想を語ることではなくて、実現する方法を考え提案する能力なんだよね。

  *        *        *

アンパンマンで一番好きなのはエンディングで流れた「アンパンマンのマーチ」という曲です。その歌詞をちょっとだけ引用します。

なにが君のしあわせ なにをしてよろこぶ

わからないままおわる そんなのはいやだ!

迷った時にくちずさんでしまうフレーズです。くちずさんでも答えは出ないのだけれど、悩む考える決断する時の原点であると思います。

  *        *        *

すばらしい作品をありがとうございました。謹んでご冥福をお祈りいたします。ゆっくりおやすみください。

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2013年10月14日 (月)

日本は特別じゃない

日本は特別じゃない

AFP:モスクワで移民排斥デモ暴徒化、380人逮捕 きっかけは露男性殺害事件
http://www.afpbb.com/articles/-/3001370

ロシアの首都モスクワ(Moscow)で13日、ロシア人男性が刺殺された事件をきっかけに起きた移民排斥を叫ぶ極右のデモが暴徒化し、商店のショーウインドーを割ったり機動隊員らに暴力を振るったりして380人以上が逮捕された。

デモはモスクワ南部の工業地区ビリュリョボ(Biryulyovo)で発生。「ロシアはロシア人のもの」などと叫びながら行進するデモ隊は1000人以上に膨れ上がり、警察は市全体に警戒警報を出した。目撃者は、警察のヘリコプターが上空を旋回し一帯はまるで戦場と化したようだったと証言。2012年5月にウラジーミル・プーチン大統領が3度目の同職に返り咲いて以来、警察ヘリが出動する事態は初めてだ。



モスクワでは近年、中央アジアやカフカスなどイスラム教地域出身の移民労働者が大量に流入していることから、白人系ロシア人との間で緊張が高まっている。13日の暴動は、2010年12月に地元サッカーチームのファンと民族主義者の若者ら5000人が衝突した事件以来、最大の規模となった。

日本ではありませんけれど、世界各地で民族紛争があります。民族同士の対立から暴動になることは珍しくありません。

では何故、日本では民族同士の衝突が起きないのでしょうか。日本人の民度が高いから?

日本人の民度が低いとは思いませんが、それが理由ではありません。

日本は実質的な単一民族国家だからです。いわゆる大和民族が圧倒的多数派でそれ以外の民族は少数で対抗するだけの力を持っていません。

だから、民族衝突が起きない。

それだけのことです。

   *        *        *

ロシアなどの民族間での抗争が起きている国の民度は、特別低いのでしょうか。私はそうはは思いません

   *        *        *

日本も移民を受け入れるべきという議論があります。大勢にはなっていませんが、時々、思いだしたように出てきます。多文化共生という言葉があります。多文化、つまり他民族の社会では民族同士の衝突が起きやすいのです。

   *        *        *

ロシアなどの民族衝突が起きている国の人々と日本の人々、日本の人々が特別に優れていると思わない自分は、日本が移民を受け入れたら民族衝突や暴動が起きるようになると思っています。

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暴動民主主義

暴動民主主義

読売新聞:「復旧順調」報道に反発、中継車襲われる…中国
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20131013-OYT1T00495.htm?from=main2

中国浙江省の寧波テレビは12日、同社中継車が11日に取材先の同省余姚で群衆に取り囲まれ、ガラスや車体を傷つけられたと発表した。

余姚では台風23号による大雨で街の7割が冠水。災害復旧の遅れに不満を持つ住民が、被害の実態を伝えずに「順調な復旧」だけを強調する報道に反発した結果とみられている。

発表によると、テレビ局側が被災者の取材依頼を断ったことを受け、多数の群衆が集まり、騒動に発展。インターネット上には、群衆が、出動した警察車両をひっくり返したり、破壊したりする画像も流れた。

国家は統治者だけでは存在得ない。国民・民衆が必要で、彼等は人間である以上、意志を持つ。意志を持つ以上、それは表現される。

選挙と言論の自由があれば意志を平和的に表現することができる。しかし、選挙も言論の自由もなければ、意志を示そうとすると、暴力的な方法になる。

  *        *       *

民衆が意志を示すことを、そしてそれが政治に反映されることを民主主義と言うならば、中国の政治は、暴動の規模で政治的な力が決まる暴動式民主主義とでも言うべきだろうか。

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2013年10月13日 (日)

軍事的恫喝ですか?

軍事的恫喝ですか?

中国網:中日が開戦した場合、解放軍が圧倒的有利
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2013-10/11/content_30262693.htm

「解放軍優勢論者」は、中国の軍事技術水準が日本を大幅に上回っていると考えている。しかし米国の軍事専門家らは、中日の大規模な戦争が生じる可能性は低いとしている。中国指導部が、「軍事力で侵攻しても、日本側に中国側の要求を受け入れさせる」という最終決定に至ったとしても、中国は「赤裸々な軍事攻撃」を仕掛けることはなく、日本政府と国民に対して「日本に軍事攻撃を仕掛ける」という警告を発する。つまり約1000発の巡航ミサイルにより日本全土を攻撃し、日本の南中国海とインド洋のエネルギー輸入の生命線を断つなどの警告により、日本政府に「開戦回避」を中国に求めるように迫り、中国の要求を受け入れさせるということだ。

もしやったら明確な軍事的恫喝ですね。

中国が理性的なら日本に対し軍事的恫喝を行わないと私は考えます。何故なら、日本の最大の抑止力は潜在的能力だからです。

  *        *        *

日本には経済力も技術能力もあります。もし、日本を軍事的に恫喝してしまったら、その時は屈服しても、その直後から軍備増強を始めるでしょう。

幕末から明治維新にかけて、日本は欧米列強の軍事的圧力に負けて開国を強制されました。不平等条約を押しつけられました。そして、その直後から軍の建設に邁進し世界有数の軍事力を建設するに至りました。

もし、中国が明確に軍事的恫喝をし、日本が屈服しなければならない事態になったとしたら、同じことが起こるでしょう。

日本が恫喝に屈服しなかったら、日本は軍事力建設に邁進はしないかもしれませんが、中国の評判を徹底的に落とします。脅して失敗したら、乱暴な弱虫ってことですから。

  *        *        *

日本を軍事的に恫喝する。成功しても失敗しても、中国にとって失うものが大きすぎます。ですから、中国が日本を軍事的に恫喝する可能性は低いと思います(しかし、外交は国内事情に左右されることを忘れてはなりません。中国国内の不満を外に向けるため、あるいは政治家同士の抗争の結果として、軍事的恫喝やそれに止まらないこともありえると思っておくべきです)。

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最初のねじれで民主党(とマスコミ・国民)は失敗した

最初のねじれで民主党(とマスコミ・国民)は失敗した

中日新聞 社説:緊張感のある国会に 週のはじめに考える
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2013101302000091.html

臨時国会が十五日から始まります。衆参両院の「ねじれ状態」が解消して初めての国会です。はたして、実りある論議が繰り広げられるでしょうか。

多数を占める与野党が衆参両院で入れ替わり、ねじれ国会に陥ったのは、近年では二〇〇七年参院選後と一〇年参院選後でした。前者では自民党が、後者では民主党がそれぞれ惨敗しました。

国会がねじれてしまうと、政府が提出した予算案や法律案が野党の反対で通りにくくなる。そこから「決められない政治」という批判も湧き起こりました。

たしかに与野党が対決するばかりで、何も決まらないのは困った事態です。しかし一方で、だからこそ徹底的に議論を尽くし、熟慮を重ねるというメリットがなかったわけでもありません。

2007年にねじれが起きたとき、民主党は何をしたでしょうか。「徹底的に議論を尽くし、熟慮を重ねるというメリット」を生かしたでしょうか。マスコミは民主党の議論をどのように報道し論評したでしょうか。

   *        *        *

印象に残っているのは、つまらない重箱の隅をつつくようなこと、例えば麻生さんの漢字の読み方について。

それが「徹底的に議論を尽くし、熟慮を重ねるというメリット」を与えられた民主党のしたことでした。マスコミからも大きな批判はありませんでした(むしろ、歓迎していたように思っている)。

「徹底的に議論を尽くし、熟慮を重ねるというメリット」を生かすことは出来ていませんでした。

   *        *        *

ねじれは解消し「徹底的に議論を尽くし、熟慮を重ねるというメリット」は失われました。しかし、そのメリットを生かせてこれなかったのだから、失ったものは大きくはありません。

   *        *        *

私達国民は、特に有識者とマスコミと野党の方々は、「徹底的に議論を尽くし、熟慮を重ねるというメリット」を生かせなかったのは何故なのか、どうすれば生かすことが出来たのかを考え議論するべきです。それが出来なければ、議論は罵り合いになり、政権交代は気分に左右されるだけで不毛なものとなるでしょう。

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2013年10月12日 (土)

突撃!

突撃!

YTV:原発ゼロへの工程表を示すべき~飯島参与
http://www.ytv.co.jp/press/politics/TI20122604.html

飯島内閣官房参与が11日に都内で講演し、小泉元首相が「政府は、今すぐ原発をゼロにする方針を打ち出すべき」との考えを示したことに対し、「今すぐ原発ゼロと騒ぐのでなく、原発ゼロへの工程表を示すのが政治家の仕事だ」などと述べた。

方法はわかんないけど、決意して進めばなんとかなると言っているのだ。小泉さんのアジテータとしての能力は認めているので、嫌な感じがしてなりません。

  *        *        *

小泉さんの原発ゼロ発言を伝えるニュースを目にしたとき、老いたな、と思いました。昔やって上手くいった(注目を浴び拍手喝采だった)ことを繰り返している感じ。

  *        *        *

しかし、郵政民営化って、結局、どうだったんだろうか。

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韓国の世論と政治は許すか

韓国の世論と政治は許すか

時事通信:日本と協力必要=北朝鮮の核弾頭化近い-韓国軍トップ内定者
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013101100434

韓国軍合同参謀本部議長に内定した崔潤喜氏は11日、国会の人事聴聞会で、歴史問題などで関係が冷却化していても、北朝鮮の脅威に備え、日本との安保協力は進めるべきだとの考えを示した。崔氏は、「政治的なことは関係なく、互いに必要な部分は協力、交流すべきだ」と述べた。

崔氏は、北朝鮮が核の小型化を進め、ミサイルの弾頭として装着できる段階に近づいているとの認識を示した。また、中国の軍事力増強に懸念を表明する一方、「軍事的交流、協力を強化し、域内の平和、安定に積極的に努力する」と語った。

崔氏は初めて海軍から合同参謀本部議長に起用された。人事聴聞会を経て、正式に任命される見通し。

韓国にとって日米の側にいるのが良いとは思います。ですから、実務家であるべき軍のトップが日本とも軍事的交流や協力を望むのは当然と思います。

問題は、韓国の世論と政治がそれを許すかということです。

「人事聴聞会を経て、正式に任命される見通し」

韓国の人事聴聞というものが何のか自分は知りませんが、日本で言えば国会同意人事のようなものでしょうか。で、あるならば野党議員にとっては与党を攻撃するチャンスであって、あら探しをする場でもあります。

この発言が問題視されず、すんなり正式決定するかどうかは、一つの試金石のような気がします。

  *        *        *

そういえば、昨年こんなことがありましたね。

サーチナ:初の日韓軍事協定が土壇場で取り消しになった理由(1)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0702&f=politics_0702_007.shtml

野田内閣は6月29日、正式に韓国との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を批准し、日韓両国にとって第二次世界大戦以来初となる国防軍事協定の道筋が整った。だが、同日午後に東京で予定されていた署名式は土壇場で突然取り消された。韓国メディアによれば、韓国政府が与野党内の圧力により協定締結の延期を決定したためだ。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

今回はすんなり行くのでしょうか。

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2013年10月11日 (金)

政治的中立性ではなく安定性の問題

政治的中立性ではなく安定性の問題

東京新聞:「教委権限は首長に」 中間まとめ 反対強く縮小案併記
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013101102000140.html

教育委員会制度の見直しを検討している中央教育審議会分科会(分科会長・小川正人放送大教授)は十日、教育方針の決定など、合議制の教育委員会が持っている権限を、首長に移す案を含む中間まとめ案を了承した。実現すれば、教育行政のありようは戦後最大の転換点を迎える。 

首長の教育への介入にどう歯止めをかけるかなど、政治的中立性をめぐって教育委員会関係者からは反対意見も強く、中間まとめ案では教育委員会に権限を残す案も併記した。

公教育は税金を使って行われる以上、どうやっても政治的ものから影響を受けることは避けられない。仮に、政治的なものから完全に切り離したら、それは現場や関係者の既得権益となるだけだから。

そして、知事や市長よりも教育委員会の方が政治的に中立であるという保証は全くない。

  *        *       *

違いは、教育委員会は選挙に(直接には)さらされない、解任もないことだ。そして、複数の委員かならる。

つまり、誰か新しく選ばれた市長が自分の意志を教育に反映させようとした場合(教育委員会の協力が得られない場合)委員を入れ替えなければならず、それには時間がかかるということだ(解任はできないから任期がつきるまで頑張れる)。例えば、いじめ事件などの対応で、市長や知事が騒いでも、教育委員会が協力しなければ何も出来なかったりすると言うこと。

これは諸刃の剣であって、迅速な行動を阻害する可能性と、感情的になった政治から教育現場を護るという可能性がある。

  *        *       *

教育委員会に権限を残すか、それとも首長に集中させるかという問題は、政治的中立性の問題ではなく、急激な変化を許すかどうかだと思う。

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役に立たない批判

役に立たない批判

東洋経済オンライン:被害者をたらいまわしにする警察の体質
http://toyokeizai.net/articles/-/21377

それにしても果たして何回同じような事件が発生するのだろう。一定の確率で頭のおかしいストーカーは発生するのでその発生自体は防げないのだが、今回のように、“警察に相談したのに警察が動かずに結局殺される”という事件が果てしなく繰り返されるのは防げたはずだ。これはストーカーによる惨殺のみならず、警察の不作為による人災ともいえるだろう。

被害者の方の冥福を祈るとともに、ご遺族にはお悔やみ申し上げます。

  *        *      *

この事件が起きたとき、引用した記事のような批判が出てくるだろうと予想した。そして、その批判の多くが役立たない感情的なものだろうとも予想した。

私は以前より、警察の仕事の仕方に疑問を感じることが少なくなかった。私はその昔、東京に住んでいたのだが不幸にして留守中に空き巣に入られ、ドアを破壊され部屋の中から金品を大量に盗まれたことがある。部屋に帰ってきてドアが壊されており、引き出しが全てあけられていて中身が散乱している部屋を見るのは大変ショックなのだが、驚いたのはその時相談した警察官の対応であった。

まず彼らにゆっくりゆっくりと書類に色々書かされて、続いて部屋にやってきてなにやら丁寧に部屋の間取り図を書いている。ベッドの位置、お風呂の位置、キッチンの位置、テーブルの位置・・・。これをこれまた正確に書いているのだが、その間にきっと泥棒はどんどん遠くに逃げ去っていることであろう。

その丁寧で完璧な、そして犯人逮捕に何の役にたつのか不明な私の部屋の見取り図を書くのに何時間か使ったあと、私が相談した警官は部屋の押し入れを空けて「ひでぇな、これは蛇頭(当時中国から来ている窃盗団としてマスコミに騒がれていた)の仕業だな」などと、根拠もなく適当なことをつぶやいていた。

そしてあろうことか、変な白い粉を床にまいて、足跡をとって、「これは大柄の男性の足跡だな」とかいって、私のスリッパの痕跡を私に見せてきたときは、本当に日本の治安がどう守られているのか、心底不安になったものである。

批判されているのは、地道な調査じゃありませんか。

もどかしく感じられたとしても、こういった調査・事実の記録は必要なことです。もどかしいようにも感じられる地道な調査をすっとばして、さっさと捕まえていたら、誤認逮捕と冤罪の山が出来るでしょう。

現地調査した捜査員の被害者への(接客?)態度としては良くないかも知れませんが、やっていることは必要な事であるように思えます。

  *        *        *

事実の記録、やったことは規則道理だったか、従った規則は合理的なものだったか。そういった検証は行うべきであること疑問はありません。これは常に必要な事であり(残念な事ですが)大きな事件・事故は見直しの切掛になります。

今回も検証を行うべきでしょう。改善できる改善すべき点は改善すべきです。

しかし、的外れな批判や無理な要求(例えば人員の不足を努力でカバーするような要求や必要なことと不要な事が判っていない要求)は警察力を弱体化させるだけです。

  *        *        *

警察の人々も人間です。警察は万能じゃありませんし、私達も命令だけ出来る神様や王様じゃありません。

人間には出来ること出来ないことがあります。ミスもすればサボリもします。そういった現実に即したものでなければ、良い結果が出ることはありません。

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北朝鮮の国民を育てる義理はないよ?

北朝鮮の国民を育てる義理はないよ?

神奈川新聞:【記者の視点】在日へのまなざし、ためらいなき「排斥」
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1310100004/

横浜市が朝鮮学校に支給している補助金の交付を国際情勢に応じて停止できるよう、要綱を変更する考えを明らかにした。すでに県も補助金を打ち切っているが、子どもの学びやに政治の問題を持ち込むのは道理に合わないと私は思う。同時に、朝鮮学校へ向けられる国や自治体のまなざしに、司法の場で「人種差別」と断じられたヘイトスピーチ(憎悪表現)に通じるものを感じている。



「朝鮮学校は補助金を打ち切られても仕方がない、運営が行き詰まり、学校がなくなっても構わない。そう言われているように聞こえる。在日の子どもたちに朝鮮の言葉や文化、歴史を教えるな、ということなのか。それは朝鮮人として生きることを否定することだ。つまり、死ねと言っているのと同じだ」

国や自治体の政策がヘイトスピーチを正当化させてしまう。自治体の無自覚はだからこそ罪深い。

朝鮮学校と北朝鮮は無関係なの?

  *        *        *

中止するのは学校に対する援助であって、子供の教育を受ける権利を阻害しようとはしていないよね。朝鮮の民族文化を学ぶ為に朝鮮学校が必須だとは思えないけれど(学校教育、特に公教育やそれに近い教育は)「国民」を育てるという役割がある。

日本の学校は「日本国民」を育てるためのもの、自分は日本人という意識をもった人間を育てるのだ。

朝鮮学校はどんな自意識をもった人間を育てるのだろうか。「在日」という自意識?それとも北朝鮮の国民という自意識だろうか。

  *        *        *

学校への援助の中止が、直接的に子供の教育と言う人権を阻害する訳ではない。

  *        *        *

朝鮮学校が北朝鮮と無関係で、日本で生きる人間を育てるのだと言うならば、日本の為に働く人間を育てるとはっきり言明してもらいたい。地域とか社会とか、あいまいな言葉を使わないで「日本国の為になる人間を育てる」と言ってもらいたい。

朝鮮学校は、言えないだろう。ならば、日本国の側も(日本の自治体も)援助する義理はない。

  *        *        *

ところで、

「朝鮮学校は補助金を打ち切られても仕方がない、運営が行き詰まり、学校がなくなっても構わない。そう言われているように聞こえる。在日の子どもたちに朝鮮の言葉や文化、歴史を教えるな、ということなのか。それは朝鮮人として生きることを否定することだ。つまり、死ねと言っているのと同じだ」

他国の援助がなければ死んでしまう文化や民族は、真の意味で生きている文化や民族と言えるのだろうか。

勝手に自立して生きてゆく、文化を継承する能力は彼等には無いのだろうか。

  *        *        *

ヘイトスピーチは非難されるべきで、防ぐべきだ。しかし、ヘイトスピーチを(する人間を)育ててしまったのは、正当な批判や論評までも抑圧してきたからではないか。

表現されることが許されない気持ちは、爆発することがある。朝鮮学校への援助することを議論し、結果によっては中止することまでも、ヘイトスピーチとして抑圧したら、その気持ちはどこかで爆発するのではないか。

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ソ連や中国はどんな国?

ソ連や中国はどんな国?

朝日新聞:中国駐米大使「日本の敗戦、原爆が原因ではない
http://www.asahi.com/international/update/1009/TKY201310090353.html

中国の崔天凱(ツォイティエンカイ)駐米大使は8日、米ワシントンの大学で講演し、「日本の政治家の一部は、日本が第2次世界大戦で負けたのは米国が原爆を投下したためだと信じている」と語り、



「平和を愛し、ファシズムに反対した中国や米国を含む連合国によって負かされたためだ」と訴えた。

第二次大戦当時のソ連も中華民国も民主国家とはいえませんよねぇ。ソ連はかつてアメリカから「悪の帝国」と呼ばれたこともありますねぇ。

   *        *        *

「ファシズムに反対した中国」ってなんだか冗談みたいです。

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2013年10月 9日 (水)

60年間、何をしていたか

60年間、何をしていたか

朝鮮日報:【社説】孤立無援の在日朝鮮人を支援すべき
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/09/2013100900771.html

在日韓国人・朝鮮人の3世・4世の多くは、本人が日本で暮らしたいと思ってそこに住んでいるわけではない。植民地時代の強制連行・徴兵政策で祖父や曽祖父が日本に連れていかれたり、日本の略奪的植民地政策のため暮らしが成り立たず、日本に渡ったりした人々の子孫だ。67万人を超える朝鮮人徴用・徴兵者は、ありとあらゆる迫害の中で強制労働に従事し、敗戦後も日本で暮らすことになった。日本の過激団体は、こうした歴史を忘れ、被害者の子孫を苦しめている。

第二次世界大戦終結から約70年、朝鮮戦争終了(休戦協定成立)から60年です。60年もの間、韓国は何をしていたのでしょうか。自国民が他国で苦しんでいるのに帰国支援事業をしてないないのでしょうか。

経済的に困窮していたのでしょうか。いえ、韓国は「先進国クラブ」と言われるOECDに1996年に加盟しています。既に6年たっています。少なくともここ10年20年の間は好景気ではないかもしれませんが、困窮なんてしていません。

支援できない理由はありません。

  *        *       *

もし、本当に在日韓国人が「本人が日本で暮らしたいと思ってそこに住んでいるわけではない」のであれば、祖国である韓国は支援の手を差し伸べるべきです。

国家は、国民の幸福の為にあるのですから、他国で苦しんでいる自国民を放置していてはいけません。

  *        *       *

他国で苦しむ自国民を助ける方法は2種類あります。帰国を支援することと、その他国を改造することです。ぞっとすることですが。

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観測と予測を

観測と予測を

読売新聞:冬を前に大気汚染、中国ネットにいぶかる声殺到
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20131008-OYT1T01086.htm?from=main4

連休中は市内を走る車の数が激減し、周辺地域の工場の多くも操業停止していた。PM2・5の主要原因とされる自動車や工場の排ガスが少なく、暖房供給のための練炭燃焼も始まっていないこの時期の「濃霧」について、北京市環境保護局の担当者は「専門家の詳しい分析を待っている」と回答を保留。大気汚染がいっそう深刻化する冬を前に、ネット上には「汚染の原因は一体何なのか」といぶかる声が殺到している。

う~ん、気象条件が悪かった(風が無く拡散しなかった)というのが、ありそうな話ではありますが、発生源が増えている(経済発展の結果)か、休日なので取り締まりも無いでしょうとばかり浄化装置などを止めてしまったのかもなどと考えてしましました。

しかし、理由が何にせよ、この時期に重度の汚染ですから、中国の大気汚染は1歩進んだと考えるべきです。

  *        *        *

日本に出来ることは、観測と予測とそれに基づいた対策(警報を出すなど)と思います。技術供与はあまり効果ないでしょう。何故なら、公害問題は被害を受ける一般市民の発言権が強くならないと、本格化しないものだからです。中国では一般市民の発言権は強くありませんし、デモや暴動も起きていませんから。政府が危機感を感じるとしたら、外国企業や外国人ビジネスマンが逃げ出したりして経済に問題が出るレベルになってからでしょうから、当分先と思います。

  *        *        *

中国の環境汚染は悪化し、それに伴って中国からの越境汚染も酷くなるでしょう。日本に出来ることは観測と予測と対応などです。中国に技術を出すなとは言いませんが、それはビジネスとしてであって、日本が技術を出せば、改善するとは思わないほうが良いと思います。

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2013年10月 8日 (火)

韓国の常識なのでしょうか

韓国の常識なのでしょうか

中央日報:【グローバルアイ】日本はある!
http://japanese.joins.com/article/869/176869.html?servcode=A00&sectcode=A00&cloc=jp|article|ichioshi

ワシントンで見ると、日本が韓国よりはるかに大きな存在であることを実感させられるケースが少なくない。米議会とシンクタンクには「親日派」が非常に多い。米国の友人と対話し、日本を批判すれば、「なぜ韓国は日本をそのように憎むのか」という、韓国では質問ネタにもならない質問をよく受ける。それだけ米国から見る日本は違う。

韓国では日本を憎むことが「韓国では質問ネタにもならない」、というのであれば、これが本当であれば、つまりは常識なのだということです。

  *        *        *

世間の常識というものがあります。親はエライとか、挨拶はするべきだとか。ちょっと変わり者でなければ疑問に思わないようなこと。いわば社会の空気・常識といったもの。

  *        *        *

韓国では日本を憎むことに理由を必要としない、いえ、常識となっているということなのでしょうか。ちょっと、ぞっとします。誰かを憎むことが常識や空気のようになっている世界に。

誰かを好きになること、誰かを憎むこと、それが社会の中で常識になり理由を問うことがなくなる。ぞっとするようなことです。

好きになるならともかく、憎むことなんですから。

  *        *        *

好きになることが常識でもムズムズしますが、憎むことが常識だなんて、自分には想像できません。

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「意志」じゃなくて、「方法」を見せてくれ

「意志」じゃなくて、「方法」を見せてくれ

時事通信:「原発ゼロ」13日合同デモ=3団体、霞が関で-東京
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013100700702

東京電力福島第1原発事故を受け、「原発ゼロ」を目指す三つの市民団体が7日、東京都内で記者会見し、13日午後に霞が関の官庁街で合同デモを行うと発表した。主催する「首都圏反原発連合」のミサオ・レッドウルフさんは「力を合わせ、はっきりと反原発の意思を可視化したい」と訴えた。数万人の参加を見込んでいるという。

反原発・脱原発の方々は「意志」じゃなくて「方法」を見せてくれ。意思表示は何度もされているが、その方法が(安心して実施出来る方法が)示されていないのだ。

  *        *        *

方法が判らなくて、意志ばっかり見せられると、なんだか精神論に感じる。思えば出来る、意志が強ければ出来るといった根性論・精神論に感じる。

  *        *        *

精神論や根性論で働くのは私はやりたくない(もう十分に経験したので)。

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2013年10月 7日 (月)

安心してお戻り

安心してお戻り

朝鮮日報:朴大統領の「日本責任論」 韓米の対立材料に
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/07/2013100701441.html

オバマ大統領が日本の軍事的役割の強化を支持したことにより、東アジア地域の政治的緊張について、「日本責任論」を主張してきた韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領と衝突するのではないかとの懸念が高まっている。



しかし、ヘーゲル国防長官が朴大統領と会った直後の3日、東京で行われた米日安全保障協議委員会(2プラス2)では、米国が日本の軍事的役割の拡大を積極的に支援する点で一致した。これまで日本の憲法による制約があった日本の集団的自衛権行使にも公に支持を表明した。朴大統領の立場としては、右傾化した日本が米国の承認を受け、「戦争できる国」への第一歩を踏み出すさまを目にした格好だ。



朴大統領の就任後、韓米の同盟関係は李明博(イ・ミョンバク)政権に続き、友好的なムードが維持されてきた。しかし、対日関係をめぐる見解差で、朴大統領とオバマ大統領の立場が激しく衝突した場合、韓米関係全体に悪影響を与える可能性もある。

産経新聞:日本拒否鮮明に 中韓首脳、関係強化を確認 習氏「中韓はどれほど緊密か」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131007/kor13100719590001-n1.htm

韓国の朴槿恵大統領と中国の習近平国家主席は7日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開催されているインドネシア・バリ島で会談し、中韓関係が強化されていることを確認した。韓国政府高官が明らかにした。



朴氏と習氏の会談は6月以来3回目で、同高官によると、習氏は「中韓関係がどれほど緊密で重要なものかを物語っている」と強調。

韓国は中国の懐へ安心して戻ると良いと思います。

  *        *       *

日本としては韓国を日米の側に留めようと無理するよりも中国の側になってしまった場合の対応を議論するべきではないでしょうか。

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憲法無視して何が起きますか

憲法無視して何が起きますか

神奈川新聞:集団的自衛権を考える 立憲主義の否定と怠惰、憲法学者・小林節教授
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1310060009/

9条は自衛のための武力行使までは否定していない。否定しているのは侵略戦争だ。

ならば侵略は二度としないと明確にした上で、自衛は必要だから軍隊を持つ、集団的自衛権の行使も認めると明記する。「そもそも、実質的な戦争支援で9条はすでに壊れている」。アフガニスタンとイラクに自衛隊を派遣し、米軍を支えた。これは立派な戦争参加だ。そうである以上、歯止めが必要だ-。

2008年に名古屋高裁は、自衛隊のイラク派遣を憲法違反と判断しながら差し止めも原告への賠償も命じませんでした。憲法九条に違反しても政府にペナルティはないと判断したのです。

ちなみに原告の反戦団体もこの判決を受け入れ上告しませんでした。この判決を是としたのです。

  *        *       *

「そもそも、実質的な戦争支援で9条はすでに壊れている」

壊れたルール、無理があるルールは無視されるようになります。いまの憲法九条はその状態です。このまま放置すればますます憲法九条は無視されるようになるでしょう。

ですから護憲派、憲法九条守りたい人々こそ改憲派であるべきです。

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朝日新聞すら

朝日新聞すら

朝日新聞 社説:朴槿恵大統領―首相と会ってみては
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

「歴史や領土問題で後ろ向きの発言をする指導部のせいで、信頼が形成できない」

韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は、訪韓した米国防長官に、そう嘆いたという。日本となぜ、仲良くできないかを語ったものだ。

安倍首相の歴史認識に、韓国や中国が不信を募らせているのは事実だ。しかし、朴氏の態度にも、日韓関係を改善しようという意欲は感じられない。

朝日新聞の社説すら「朴氏の態度にも、日韓関係を改善しようという意欲は感じられない」って言うほどです。

相手が関係改善を望んでいないのでは、改善できようがありません。ここは静観(ドアは開いているとのメッセージは発しつつ)でしょう。

首脳会談が無くても慌てない騒がないことです。

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2013年10月 6日 (日)

靖国神社と千鳥ケ淵戦没者墓苑

靖国神社と千鳥ケ淵戦没者墓苑

レコードチャイナ:米国務・国防長官が千鳥ケ淵戦没者墓苑を訪問=日本側に靖国参拝控えるよう促す意図―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77557&type=

国際政治と外交の専門家・友田錫氏は、米国の同墓苑訪問について、日本に対して靖国神社参拝を控えるよう促す意図があると指摘する。「日本と中韓の間の靖国神社をめぐる問題は、米国の頭を悩ませている。米国高官の今回の訪問は、3カ国の関係改善を望むというメッセージである」

アメリカは靖国神社に対して意見しない。少なくとも表立っては。他国の宗教行為に表立って意見することの危険性を承知しているからだ。下手をすれば、その国の国民と徹底的な対立になりかねないからだ。

中国とアメリカ、洗練度が違う。

  *        *       *

靖国神社と千鳥ケ淵戦没者墓苑の違い。それは霊璽簿にある。靖国神社には誰が祭られているか明確に記録されている。千鳥ケ淵戦没者墓苑には身元不明の遺体が収められている。身元不明、つまり名前が無い。

  *        *       *

名前があると、生前に行った行為への評価が問題になってしまう。政治家が参拝したら、歴史的人物への評価を問われてしまう。

アメリカのアーリントン墓地は「墓地」ですから大勢の方々のお墓があって、有名な方のお墓もある。しかし、儀式としてお参りするお墓はそれらではなく「無名戦士の墓」だ。

アメリカは、わざわざ戦死者の中から名前の判らない方(身元不明の戦死者のご遺体)を探してきて、無名戦士の墓を作った。

  *        *       *

靖国神社から記名性をなくす(霊璽簿をなくす?)か、靖国神社のなかに「無名性」をそなえた場所を作ることはできないものだろうか。

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2013年10月 5日 (土)

悪いのは職場の「空気」それとも「貧乏」?

悪いのは職場の「空気」それとも「貧乏」?

朝日新聞:「補修しようと思っても…」 JR北海道、物言えぬ現場
http://www.asahi.com/national/update/1005/TKY201310040566.html

現場の状況について、保線担当のベテラン社員は取材に「上司に物が言いにくい」と打ち明ける。1987年の国鉄分割・民営化の際、JRは北海道などの国鉄労働組合(国労)の組合員を中心に不採用とした。「逆らったと思われるのが嫌だから、何も言わないでおこうとなった。それが悪い意味で会社のDNAのようになっている」

別の保線担当の社員は「線路を補修しようにも金がない。現場が『直そう』と言っても、『うるさいやつ』と思われる。だから言わない」と話した。

悪いのは職場の空気でしょうかそれとも貧乏(JR北海道の赤字体質)でしょうか。

  *        *        *

貧乏(赤字体質)になった時、職場の人々は我慢するものです。それが安全や品質に関わるものであっても、しかたないと思ってしまうものです。実際、金(予算)が無ければ何も出来ませんし。

  *        *        *

JR北海道の姿は、原発が止まったままの電力会社の未来でもあります。

  *        *        *

「別の保線担当の社員は「線路を補修しようにも金がない。現場が『直そう』と言っても、『うるさいやつ』と思われる。だから言わない」と話した」

記事のタイトルは、朝日新聞らしい煽り文句ですが、この部分に記者の良心を感じてしまいました。

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訂正 2013/10/06 00:17
 訂正前:JR東日本の姿は
 訂正後:JR北海道の姿は

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ヘイトスピーチと戦争

ヘイトスピーチと戦争

神奈川新聞:10月4日付け照明灯

ヘイトスピーチ(憎悪表現)と呼ばれるデモの現場に足を運んでいる。「朝鮮人をたたき出せ」。群衆の連呼が東京・新大久保のコリアンタウンに殺伐の空気を運ぶ

▼「お前たちが出て行け」。罵倒したい衝動に駆られ、思い知る。差別とはこういうことでもあるのだ、と。憎しみをかき立て、人心、社会を引き裂く。だからこそ、せめて言葉のつぶてでデモを阻止したいと思うのは間違いだろうか

思想Aと思想Bが対立し、互いに相手を拒否し攻撃する。お互いに相手の悪いところを言い自分の良いところを主張する。その意味では互いに同じだ。

    *        *        *

「朝鮮人をたたき出せ」と叫ぶ側の感情は理解しやすい。一方、それに反対する側の感情やロジックは判りにくい。相手を拒否し攻撃しているのは同じなのだけ れど、思想的な闘争であるのは同じなのだけれど、仲良くしようという拒否とは真逆な言葉を使うところが判りにくくしている。

文明的とも言えるし、倒錯しているようにも思える。

    *        *        *

人間には本能がある。人間が怒り攻撃的になる状況は様々なものがあるだろうけれど、個人の利益が傷つけられても怒るけれど、人間は自分の仲間や群れが攻撃された時に本能的に怒ってしまう。

世界各国で国旗の取扱いには注意が払われている理由でもあり、世界各国で他国の歴史について論評することを避ける理由でもある(中国や韓国の日本に対する態度は、反省を迫るその態度は「日本という群れ」を攻撃していることになる。日本人が本能的に反発するのは必然なのだ)。

    *        *        *

民主国家で国民が本能に根差した怒りを持ってしまうと、戦争になってしまいかねない。

    *        *        *

引用した記事にあるヘイトスピーチは中国や韓国が行う日本への攻撃に対してのリアクションであるように、私には思われる。

中国や韓国は、日本の歴史認識を認めろとまでは言わないけれど、日本の歴史認識を無視することは出来ないのだろうか。なんとかして冷却期間を作らなければ、本当に戦争になってしまう。

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2013年10月 4日 (金)

騒いでも、どうにもならん事をどうするか

騒いでも、どうにもならん事をどうするか

朝鮮日報:【コラム】嫌気がさすほどいらだたしい日本人の冷静さ
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/04/2013100401735_2.html

日本では東京電力が石を投げられることも、安倍政権が不信任を突き付けられることもない。海外への移民が増えたという報道もない。ただただ日本政府による「放射能無検出」という発表を信じて見守っている。不平も抵抗もなく、政府の指図に従う日本人を見ていると、鳥肌が立つ。良く言えば恐ろしいほどに冷静で、悪く言えば嫌気がさすほどいらだたしい。

日本の沈着冷静さがうらやましくもあるが、それは良いことばかりではない。あいまいにやり過ごしたせいで、事態が長期化する結果を招いたからだ。東京電力が事実を隠蔽(いんぺい)する態度を改めないのもそのせいだ。日本政府は2年間、事故収拾を放置したまま、高みの見物を決め込んでいる。その結果、いまだに放射能問題を解決できず、周辺国に迷惑をかけている。

失礼な言い方ですが、韓国を見ていて「日本の持っている悪い部分を凝縮したら韓国のようになる」と感じる事があります。このコラムに書かれていること、困った事があったら騒いで何とかすることを要求するだけで理非や可能性を考えないというのもそうです。

  *        *        *

東京電力や政府の事故対応が完璧だなんて思いません。特に地下水への対応は、上流側で汚染前の地下水を組み上げて海へ排することは、事故直後から行うべきでした。そうしていれば汚染水の総量を抑えられ、貯水タンクにも余裕があって、海への流出も無かったかもしれません。

後知恵ですが。

  *        *        *

「日本の沈着冷静さがうらやましくもあるが、それは良いことばかりではない....略....その結果、いまだに放射能問題を解決できず、周辺国に迷惑をかけている」

でも、事故直後やこの2年間に大規模なデモが頻発していたら、現在の事態が避けられたかと言えば、そうは思えません。いえ、むしろもっと酷い事態を招いたのではないかとさえ思います。

  *        *        *

困った事や不満を言うなとは思いません。不満や要求を言うのは大事な事です。しかし、冷静に言わなければ、無理な事と出来ることを区別しなければ、酷くなるだけです。

  *        *        *

朝鮮日報:【コラム】嫌気がさすほどいらだたしい日本人の冷静さ
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/04/2013100401735.html

安倍首相は原発の放射能を完全にコントロールしていると豪語した。しかし、福島では現在も1日に300トンの汚染水が海に漏れている。完全なコントロールどころか、放射能遮断システムの至る所にほころびが見られる。これが韓国だったならば、民衆による反乱レベルの国民的抵抗が起きていただろう。牛海綿状脳症(BSE)をめぐるどうしようもないデマだけで、国が騒然としたわれわれだ

狂牛病のデモ、デマに基づいたデモで、何か良いことが(良い結果が)あったでしょうか。騒ぐのは結構ですが、良い結果をもたらさない騒ぎは、単なるムダでしかありません。

  *        *        *

日本にも理非を考えず、出来るかどうかを考えずに騒ぐ人はいます。しかし、このコラムを読んで、その姿を(騒ぐだけの姿を)韓国に見てしまって、日本の理非を考えず、出来るかどうかを考えずに騒ぐ人の事を思って、暗澹たる気分になってしまいました。

  *        *        *

世の中、騒いでもどうにもならん事というのは、あるものです。そういった事態にどう対応するか、それが人間の知恵だと思います。

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2013年10月 3日 (木)

憲法九条骨抜き

憲法九条骨抜き

毎日新聞:特集ワイド:集団的自衛権の行使容認 米国には必要性ない−−北沢俊美元防衛相に聞く
http://mainichi.jp/feature/news/20130930dde012010015000c.html

−−行使できないと「日米同盟の信頼関係が損なわれる」と言われています。

北沢 あのですね。米国は行使容認の必要性は感じていませんよ。防衛相在任中に当時のゲーツ米国防長官と8回会談したほか、米政府やシンクタンクの多くの要人に会ったけれど、公式・非公式問わず「日本政府は集団的自衛権行使を容認すべし」との意見は全く聞かなかった。2005年まで国務副長官だったアーミテージさんだけは「容認すべきだ」と言っていたけど。

−−意外ですが。

北沢 民主党政権になる前から、日米間ではすでに安保条約以外にガイドライン(日米防衛協力指針)もあるし、物品役務相互提供協定も結んでいる。有事の際の役割分担を含め、集団的自衛権を改めて持ち出さなくても困らないよう、きちんとすき間は埋められているんです。日米間で言えば海外での武力の共同行使をどうするかという課題が残っているだけ。

集団的自衛権が問題になっていますが、日本は事実上集団的自衛権を行使しています。国連に資金を出し、日米安保条約で米軍を駐留させ思いやり予算で資金を提供しています。

これで集団的自衛権を否定しても言葉遊びに過ぎません。

もっとも日本の憲法は裁判所が「憲法違反」と判断しても罰則を課さないことが多いですから、その程度のものかもしれませんが。

  *        *        *

「日米間ではすでに安保条約以外にガイドライン(日米防衛協力指針)もあるし、物品役務相互提供協定も結んでいる。有事の際の役割分担を含め、集団的自衛権を改めて持ち出さなくても困らないよう、きちんとすき間は埋められているんです」

これは集団的自衛権を行使していることを認めたようなものでしょう。

  *        *        *

集団的自衛権の容認に反対している人は、タテマエにこだわっているか、周辺国(中国や韓国)が騒いで軋轢が生まれることを嫌っているのだと思っています。

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2013年10月 2日 (水)

どうやったら判る?

どうやったら判る?

中日新聞 社説:消費税引き上げを決定 増税の大義が見えない
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2013100202000095.html

安倍首相は「持続可能な社会保障制度を次の世代にしっかりと引き渡すため、熟慮の末に消費税引き上げを決断した。財源確保は待ったなしだ」と理由を述べた。

そうであるならば、やるべきことは、安心できる社会保障制度の将来像を具体的に描き、その実現のために無駄な財政支出を徹底的に削減し、公平な負担を確立する。それなしに国民の理解は得られるとはとても思えない。

社説の最後の部分を引用しました。紋切り型の結びに文句を言ってもしかたがないのですが、国民・一般庶民がどうやったら、何をしたら「安心できる社会保障制度」かどうか判るでしょうか、「無駄な財政支出を徹底的に削減」しかたかどうか判るでしょうか、「公平な負担」かどうか判るでしょうか。

無理なことを要求しているような気がしてなりません。

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理由の半分しか説明していません

理由の半分しか説明していません

朝鮮日報:岩波書店代表「対韓感情の変化、背景に東日本大震災」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/01/2013100101335.html

同代表は最近悪化している韓日関係についても慎重に見解を示した。「韓国に対する日本国民の感情が変わった背景には、2011年3月11日の東日本大震災があります。大災害が発生すると、その国の国民たちは難局を打開するために『私たちは強い。このような状況を乗り越えられる』ということを確かめたがるのです。安倍晋三首相や橋下徹大阪市長などの右翼政権がこうした国民感情に便乗して対立を誘導する側面もあります」

そして最後に「現在の状況は、まるで小学生が『これは僕のものだ。渡すもんか』とけんかしているような感じ。日本の歴史認識については反省すべき部分が明らかにある。出版界はこうしたメッセージを伝える役割を果たしていかなければならない」と述べた。

「韓国に対する日本国民の感情が変わった背景には、2011年3月11日の東日本大震災があります」

それが正しいとしても日本国民が韓国を嫌いになる理由を十分には説明してはいません。震災でストレスがかかって自分達は強いと思いたい、これは判らなくはありません。しかし、それで何故、韓国を嫌いになるのでしょうか。何故、中国ではないのでしょうか。何故、アメリカでないのでしょうか。何故、ロシアではないのでしょうか。

何故、韓国なのか。

  *        *       *

竹島について、韓国がロシアのような態度であれば、韓嫌にはならなかったでしょう。

ロシアは「戦争で獲りましたが、なにか?」という態度です。韓国は「日本は反省しろ」と迫ります。

  *        *       *

いわゆる「従軍慰安婦」や「強制連行」について、韓国がユダヤのようであれば、韓嫌にはならなかったでしょう。

ユダヤはナチスの個々人を責めてた処罰しようとしますが、ドイツ全体を攻撃はしません。あくまでも対個人戦であり証拠固めも十二分にします。韓国は、個々人を攻撃ではなく日本全体を曖昧に攻撃し証拠固めも不十分です。

人間は自分の属する「群れ」や「チーム」を大事にします。自分自身や個々人への攻撃には冷静でいられても「群れ」や「チーム」を攻撃された時、特に証拠もなく証言やイメージだけで攻撃された時には、感情的になります。

韓国は日本という「群れ」を攻撃しました、十分な証拠もなくです。

  *        *       *

引用した朝鮮日報の記事には、嫌韓の本当の理由に気がつきたくないから、無理やり別の理由をでっちあげたような印象をもってしまいました。

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2013年10月 1日 (火)

感情の暴走を抑えられるか

感情の暴走を抑えられるか

朝鮮日報:対馬の仏像、韓国で返還めぐる議論が再燃
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/09/30/2013093001728.html

韓国の窃盗グループが昨年10月に長崎県対馬市の観音寺から盗み、韓国に持ち込んだ「観世音菩薩座像」(写真)について、日本への返還の是非をめぐる議論が再燃している。

そのきっかけとなったのは、27日の劉震竜(ユ・ジンリョン)文化体育観光部(省に相当)長官の発言に対する日本メディアの報道だった。劉長官はこの日、韓日中文化相会合が行われた光州市で下村博文・文部科学相と会談したが、朝日新聞電子版など日本のメディアが「下村文部科学相が劉長官に観音寺の仏像の返還を要請し、劉長官は日本に返還すべきだとの見解を示した」などと報じたのだ。

劉長官は28日、文化相会合の合意文署名式後に開かれた記者会見で、この問題について「まずは韓国の司法判断を待つべきだと述べた。『盗難・略奪による文化財は返還すべき』という国際規約を順守する必要があるとの原則を再確認しただけだ」と釈明した。

劉長官の発言をめぐり、インターネット上では「そういうことは日本による植民地時代に日本が奪っていった文化財を取り戻してから言え」「親日派の長官なのでは」といった批判が噴出した。

韓国の人の気持ちは判るのですよ。でも、対馬の観音寺から盗まれたことは確実で、韓国から倭寇などで盗まれたという証拠もなければ、返還を求めていた事実もない(そういった報道はないから、彼等が自分に有利な事実を伏せておく理由はないから)のです。となると、対馬の観音寺から盗まれたという事実に基づいて判断することになり、対馬の観音寺に返還するのが正しいと言うことになります。

  *        *        *

韓国の人の感情は判ります。しかし、感情に振り回されて正しさをないがしろにしたら、周囲の人々を説得できなくなります。

韓国はそれが出来るでしょうか。

この仏像の返還がリトマス試験紙になります。

現状は厳しいと思いますけれど。

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