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2013年10月23日 (水)

「古い自民党」は良かった?

「古い自民党」は良かった?

毎日新聞:水説:民主「失敗の本質」=倉重篤郎
http://mainichi.jp/opinion/news/20131023ddm003070101000c.html

民主党政権はなぜ失敗したのか。中野晃一上智大教授ら若手学者グループの論考に注目したい。政権中枢メンバーへの30回の聴取、同党現職議員へのアンケート(回収率80%)など丁寧な取材を「民主党政権 失敗の検証」(中公新書)にまとめた。

ナルホド、と思う指摘がある。一つはマニフェスト政治の誤用である。その完成度が高いほど、つまり実現すべき政策の財源、工程表を詳細、かつ具体的に明示すればするほど、政権はその後の状況変化に対応する柔軟性を奪われ、一方で、計画通りにすべてを行うのが不可能な現実の中で、約束違反という批判を必然的に招来する。その負の側面にあまりに無頓着だった。

二つ目に、統治能力の欠落である。政府与党間の意思決定システムと政策実現に必要な国会対応がなっていなかった。



このすべての技術における民主党の未熟さが、失敗の本質である。皮肉な話ではあるが、民主党がその壁を突破するためには再び政権につき3年余では足りなかった権力維持の学習を再開するしかない。問題は、国民がそれを許すかどうか。2大政党制を育てるか、一党支配でよしとするかにある。

つまり、マニフェスト(≒選挙公約)は曖昧で、政権運営の経験と実績があれば良い、と。

う~ん、それは「古い自民党」に見えますが。

  *        *       *

「再び政権につき3年余では足りなかった権力維持の学習を再開するしかない。問題は、国民がそれを許すかどうか。2大政党制を育てるか、一党支配でよしとするかにある」

2番目の自民党を育てるために、生存の危機を冒すつもりは私はありません。3年あれば十分に死ねますから。それに、あと3年で十分に学習してくれるとはかぎりませんから。

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