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2013年11月 1日 (金)

テロも不幸だけれど

テロも不幸だけれど

毎日新聞 社説:天安門車炎上 テロ対策で解決しない
http://mainichi.jp/opinion/news/20131101k0000m070149000c.html

外国人旅行者まで巻き込んだ暴走行為を是認することはできないが、だからといって少数民族に対する政治的弾圧強化は正当化できない。

しかも、今回の車炎上事件がテロだったのかどうか、在外のウイグル人組織「世界ウイグル会議」が疑問を呈している。

炎上した車の中で死亡したのは運転していた男(年齢不明)と30歳の妻、70歳の母だった。妻と老母もテロリストだろうか。車内のガソリン容器に点火して「自爆」したとされるが、それなら「襲撃」というより他人を巻き添えにした「一家心中」だ。

香港の人権団体によると、一家は家族を地元の警備当局に殺され、その抗議に北京に来たという情報もある。抗議が認められず絶望して暴走したとすれば、問題解決のかぎはテロ対策ではなく少数民族政策にある。3中全会を世界が見ている。それを中国指導部は自覚すべきだ。

テロも不幸だけれど、一家心中も不幸だ。しかも、それを国家権威の面前(社会の中心)で自爆という形で行うなんて。

  *        *        *

「問題解決のかぎはテロ対策ではなく少数民族政策にある」

テロ対策で解決しないということには賛成だけれど、少数民族対策でも解決しないだろう。何故なら、同様の暴力的な抗議は少数民族以外ではない漢民族でも起きているのだから。

中国共産党による暴力的な統治と中国人の民族性(教育?風俗習慣?)そのものの問題であるように思う(そして、完全解決は不可能な問題でもある)。 

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コメント

西川長夫氏死去 立命大名誉教授、「植民地」研究

 「植民地」をキーワードに社会や文学の比較研究をリードした立命館大名誉教授の西川長夫(にしかわ・ながお)氏が10月28日午後5時52分、胆管がんのため京都市左京区の自宅で死去した。

1934年、日本統治下の朝鮮半島に生まれた。京都大で仏文学を専攻。京大人文科学研究所の共同研究に加わる一方、引き揚げ体験を基に搾取モデルとしての植民地に焦点を当て、文化、社会を鋭く批評した。スタンダールと織田作之助など日仏の文学作品の関係性も論じた。74年から2007年まで立命館大教授を務めた。

 著書に「国境の越え方-比較文化論序説」「フランスの近代とボナパルティズム」「植民地主義の時代を生きて」など。


http://kyoto-np.jp/politics/article/20131101000021?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

投稿: 訃報 | 2013年11月 1日 (金) 10時24分

ご存じかと思いますが、漢民族といっても、実は言葉も文化もバラバラです。中国語は七大方言があり、北京と広東では発音も文法も日本の方言以上に全く違います。例えば、「北京」は広東語ではペキンと発音しますが、北京ではベイジンと発音します。言葉が違えば、文化も考え方も違うのは想像に難くないと思います。
中共は、少数民族の独立よりも、漢民族の分裂の方が本当に怖いのです。少数民族の独立を切欠に、漢民族が中華民国時代のように分裂し、内戦が起こるのを避けるために、少数民族を見せしめに中共の巨大権力を誇示しているのです。
なので、「問題解決のかぎはテロ対策ではなく少数民族政策にある」なんて言う人を見ると、笑っちゃいます。

投稿: 黒酢 | 2013年11月 1日 (金) 18時50分

共産主義による政治は一番格差が小さいはずなのに、中国は格差を表すジニ係数が最高という矛盾。
この矛盾に目をつぶっている限り、小手先の民族政策などしても、解決しない。
毎日は日本の在日と結び付けたいのだろうが、それは、無理。

投稿: a | 2013年11月 1日 (金) 19時15分

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