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2013年11月12日 (火)

第2の橋下

第2の橋下

時事通信:小泉元首相会見要旨
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013111200766

小泉純一郎元首相が12日に日本記者クラブで行った記者会見の要旨は次の通り。

【原発政策】

原発ゼロという方針を政治が出せば、必ず知恵ある人がいい案を作ってくれる。専門家の知恵を借り、その結論を尊重して進めていくべきだ。これから日本において、核のごみの最終処分場のめどを付けられると思う方が楽観的で無責任過ぎる。

安倍晋三首相が決断すればできる。首相の力は絶大だから、首相が『ゼロにしよう』と言えば、そんなに反対は出ない。政治的には首相の在任中にこの方向を出した方がいい。

「原発ゼロという方針を政治が出せば、必ず知恵ある人がいい案を作ってくれる」であるならば、政治が核のごみの最終処分場を必ず作ると決断すれば良い場所が見つかりませんか?

  *        *       *

小泉さんは民意というか世論を読む天才ではあると思います。しかし、間違いもあります。経済的な、あるいは、物理的な限界は政治の力や民意、意志の力ではどうにもなりません。小泉さんは、政治力や民意(あるいは精神力)さえあれば、何でも出来るんだと勘違いしていないでしょうか。

本当に、政治の力で原発ゼロを実現し、しかも、経済に悪影響を与えないなんて事が出来るなら、政治の力で最終処分場を見つけるのは簡単でしょう。いや、最終処分場を見つけられないのは、それこそ政治問題ですから、原発ゼロで経済に悪影響を与えないことよりも簡単なことです。

  *        *       *

それとも、小泉さんは原発ゼロの痛みを判っていて、経済の衰退や失業者の増大を判っていて、それこそ政治と民意でなんとでもなる(痛みを我慢させることが出来る)と思っているのでしょうか。

  *        *       *

1年半ぐらいまえでしょうか、橋下大阪市長は大飯原発の再稼働を容認しました。それまでは威勢よく脱原発を言っていましたが、現実の電力不足の可能性、計画停電が起きるかもしれない状況に恐怖してしまったのです。

小泉さんは現実の責任を持たない立場です、現実にぶつからない立場です。であれば、好き勝手なことを言えるでしょう。そう、電力不足という現実にぶつかる前の橋下さんのように。

  *        *       *

小泉さんも老いたものです。

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コメント

小泉さんは老いたのではありません その程度の政治家だったのです シャッター街を増やしたのもデフレを継続したのも無能の小泉さんだったのです 大衆受けが良かっただけです 現在みたいにネット社会が在ったら到底 総理には成れなかったでしょう
国民として反省ですね

投稿: 薩摩の昔船乗り | 2013年11月13日 (水) 10時45分

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