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2013年12月18日 (水)

幻想

幻想

琉球新報 社説:国家安保戦略 戦争する国への岐路 事実上の改憲に歯止めを
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-216804-storytopic-11.html

不戦を誓い平和国家として歩んできた日本が、軍備を軸に国威発揚を優先した戦争ができる国に転換しかねない。歴史的分岐点となることは間違いない。

幻想・イメージ、特に共同体で共有されているイメージは大事です。例えば「お金」とか。ただの数字が印刷された紙にすぎないのに、それと交換でなぜが物が手に入ります。それは「お金の価値という幻想」をみんなが共有しているからです。

そして、共有された幻想は現実と同じくらいの力があります。

でも、幻想は幻想であることを、心のどこかで知っておくべきです。

  *        *        *

「不戦を誓い平和国家として歩んできた日本」、これは幻想です。

日本は、日本自身の軍事力や戦力はともかくとして、日米安保条約という軍事同盟を世界最大の軍事力を持っている国家と結んでいます。国連は国際協調や平和を目指す組織でありますが、同時に、軍事力の行使を行う組織でもあります。いままで一度しか戦争をしていませんが「国連軍」という存在もあります。その国連に日本は加盟しています。

朝鮮戦争の時には日本も人員や資源を提供しましたし、ベトナム戦争の時には後方の基地を提供しました。湾岸戦争には資金提供をしました。

自衛隊という軍事力も持っています。

日本は、軍事力や軍事力の行使と無縁ではありません。

  *        *        *

ある、大きな商店が「特売」をする、「特価」で販売をする。お客が「安い!」と思って買うのは勝手ですが、お店自身は、自分が「特価」としてつけた価格が、ほんとうはどれくらい安いのかを認識していなければ、商売では生き残れない。

日本が「不戦を誓い平和国家として歩んできた日本」と宣伝し、周辺国が信じるのなら、周辺国の勝手ですが、日本自身は、日本の主権者たる国民は、それが、どの程度本当で、どの程度幻想であるのか理解しておかなければなりません。

でなければピエロになってしまいます。

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