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2013年12月30日 (月)

民主主義における少数派の振る舞い方はどうあるべきか

民主主義における少数派の振る舞い方はどうあるべきか

中日新聞 社説:民主主義は深化したか 年のおわりに考える
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2013123002000084.html

引退を表明した世界的なアニメ作家、宮崎駿さんは「世の中の大事なことって、たいてい面倒くさいんだよ」と指摘します。

多様な意見があり、利害が交錯する現代社会では、意見を集約して方向性を決めることは手間のかかる作業です。選挙結果を金科玉条に、多数で決める方が議員にとって、はるかに楽でしょう。

最後は多数決で決めるとしても少数意見にも耳を傾ける。議論を尽くして、よりよい結論を出す。説明、説得を怠らない。

民主主義を実践するのは面倒です。しかし、その地道な作業に耐える忍耐力こそが、民主主義を深化させる原動力になるのです。

「少数意見にも耳を傾けよ」とよく言われます。民主主義社会において多数派は少数派へ配慮しなければなりません。もし、多数派が数の力があるからと、すべてを自分達の思いどうりんしたら、少数派は、数の暴力から剥き出しの暴力(テロ・内乱・国家分裂)へと行きかねません。

多数派には少数派への配慮が必要です。

では、少数派の多数派への態度はどのようなものであるべきでしょうか。

意見を訴えて、自分の思いどうりになるまで大声で暴れたらそれで良いのでしょうか。どうせ自分の意見は通らないのですから、無責任な事を言っても良いのでしょうか。

いえ、少数派にも責任があります。

少数派には多数派が妥協できるような代案を提案するべきです。妥協点を探す、自分の意見を100%通すことではなく色付けをさせる。見直しのタイミングを約束させるなどすべきです。

自分の意見が通らないからと無責任な言いっぱなしが許されるとは思えません。面倒でも、多数派のロジックを理解し、そのロジックで評価できる妥協案を考えるべきです。その努力も、また、必要なのではないでしょうか。

  *        *        *

少数派も民主主義社会の一部であるならば、民主主義社会でどのようにふるまうべきなのでしょうか。そのことは多数派が、どのように振る舞うべきかといったことにくらべ意識されていないように思います。

対話は片方だけで出来るものではありません。少数派の努力についても議論されるべきです。

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コメント


金魚のブリーダーが「生まれてきたすべての稚魚の生存」を目指したら一瞬で破産する。ブリーダーは弱い稚魚や商品価値の劣る稚魚を適切に間引きしないといけない。

でも、相手が人間の場合は話が別だということを片山さつきと曽野綾子に教えてあげたい。

牧場経営者のゴールは、最低限のコストでより収益性の高い家畜を出荷することであって、すべての家畜たちの快適な生存ではないのだろうが、それでもなお政治は牧場経営ではないということを誰かが高市早苗に教えてあげないといけない。


投稿: 小田嶋隆 ‏@tako_ashi | 2013年12月30日 (月) 11時39分

“端末を先行導入した中学校より未導入校の成績が上回った結果は示さず、先行導入校の学力が向上した資料だけを配って「導入効果があった」と説明”

/「タブレット導入で学力向上」と県教委が誇張(読売 12/27 09:19)
http://www.yomiuri.co.jp/net/news0/national/20131225-OYT1T01399.htm

ダメだろ・・

投稿: news | 2013年12月30日 (月) 13時22分

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