政治の劣化?
政治の劣化?
毎日新聞:社説:劣化した国会 禍根残した数への過信
http://mainichi.jp/opinion/news/20131208k0000m070097000c.html
特定秘密保護法の成立を強行した臨時国会が8日閉幕する。衆参ねじれ状態が解消して初の論戦だったが、与党の強引な手法は日本の議会政治に深い傷痕を残した。
数を頼みに強行採決を連発した与党が猛省すべきなのは当然だ。一方で暴走を食い止められなかった野党にも責任はある。底流にあるのは政治全体の質的な劣化である。
う~ん、劣化しているのだろうか。自分には、今回のことは、昔に戻ったと言うか、(改善ではなく)抗議し遅らせようとする野党と期間内に成立させたい与党の駆け引きにしか見えない。
55年体制の再来ではないかも知れないが、やっていることは同じで、劣化と言うべきものかどうか疑問に思う。
* * *
いまの状況は、野党に政権担当能力が無い状況で起きる当然のことで、解決方法は、失敗した民主党政権のようなものではない、ちゃんとした政権を担当可能な野党(もしくは自民党内の反主流派)を育てる以外に方法はない。
| 固定リンク
コメント
野党のダブスタが顕著になった国会だった。
そういう意味では、確かな野党の育成は大事なんだが。
国益を中心に据えると、そう選択肢も選択幅もないのよ。
そうすると、与党も野党もほぼ同じ結論になってしまうから、与党と野党の差とういうか、違いとうか、そういうものが無くなってしまうのね。
野党受難時代かな。
投稿: a | 2013年12月 8日 (日) 23時22分