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2013年12月16日 (月)

ワイドショーレベルでも

ワイドショーレベルでも

東京新聞:中国探査機が月面着陸 3カ国目 宇宙大国アピール
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013121502000117.html

月面探査車を積んだ中国の無人月探査機「嫦娥(じょうが)3号」が十四日午後九時十一分(日本時間同十時十一分)、月面に軟着陸した。新華社が報じた。旧ソ連、米国に次いで三カ国目。宇宙大国を目指す中国は月面着陸の成功によって高度な科学技術をアピールするとともに、軍事技術への転用も狙う。



ただ、中国では人民解放軍主導で宇宙開発が進められ、五回打ち上げを成功させた有人宇宙船の飛行士は全て軍人出身。月面探査などで得られた技術、データは軍事利用されるため、国際社会には懸念もある。

なんとなくテレビを見ていたらワイドショーで、中国の月着陸について話していた。月着陸の歴史などと共に、中国が月を軍事利用しようとしている、うんぬんという話もしていて、それが大きく扱われ「祝賀」のような気分は全くなかった。

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中国といえば、軍事力拡大、独裁、横暴、こういうイメージを大衆は持っている。ワイドショーのようなマスコミは大衆の持っている気分に影響をあたえるけれど、大衆のもつイメージに反するものを流したりはすることは少ない。視聴率に影響するから。

大衆のもつ中国へのイメージが、平和から横暴な独裁政権・軍拡する国家に変わってしまっているのだろう。

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ところで、何となく見たワイドショーでは、月面に軍事基地をつくると、月面基地からは地球のあらゆる地点を攻撃できるけれど、月基地へ地球から攻撃することは出来ないと言っていた。

ちょっとだけつっこむ。確かに月から地球を攻撃する場合、マスドライバーなどで岩石を打ち出すだけで大きな脅威なる。対して、地球から月を攻撃する簡単な方法はない。だから、月と地球で戦闘する場合、月の側が有利であることは間違いない。

しかし、例えば中国が月面に軍事基地を作って、そこからアメリカを攻撃したとしよう。アメリカが防ぐのは難しいし月への反撃も難しいだろう。月基地の勝利だ。

ところで、北京はどこにある?月を叩けなくても北京も上海も十分に叩ける。そしてロケットを発射する施設も叩ける。月基地は地球からの補給なしに、何日生き延びることが出来るのだろうか。月基地は生き残っても中国が滅んで帰還することも出来なくなってしまうのではないか。

攻撃側の本拠地、単なる軍事基地ではなく首都といったものが月に出来ない限り、月から地球を攻撃するということは、冷戦期の相互確証破壊の再演になるだけだ。

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一般大衆も中国を警戒する。この当然の状況にマスコミも適応しているようです。

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