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2014年1月19日 (日)

片方の数字だけでは

片方の数字だけでは

47news:火発燃料費を1700億円削減可 経産省試算、電力融通で
http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014011801002351.html

大手電力会社が電力の相互融通を拡大すれば、石油や液化天然ガス(LNG)といった火力発電の燃料費を、電力業界全体で年最大約1700億円削減できるとの試算を経済産業省が18日までにまとめた。自前での発電にこだわってきた電力経営の無駄が浮き彫りになった。

「電力業界全体で年最大約1700億円削減できる」

「自前での発電にこだわってきた電力経営の無駄が浮き彫りになった」

1700億円の節約といえば大きいですが、火力発電所の燃料費全体から考えないと、この1700億円を「無駄」と非難するべきか、それとも許容範囲か判断できません。

ちょこっとググってみましたが以下のような資料が出てきました。

燃料コスト増の影響 及びその対策について(PDF)
http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/sougou/jukyu_kensho/pdf/003_03_00.pdf

これの2ページ目によると2012年度で7.1兆円です。

7.1兆円の内、1700億円、つまり2.3%です。

 *        *        *

2.3%、これを大きいと思うかどうか。過去のしがらみやいきさつを無視して、紙の上での計算では「2.3%」の無駄がある、と言うことでしょう。

無駄があって良いとは言えませんけれど、額も大きいですし、しかし、「電力経営の無駄が浮き彫りになった」というほどの無駄でもないように思います。

 *        *        *

ところで、同じ資料(燃料コスト増の影響 及びその対策について)に、原発がとまることによる燃料費の増加は3.1兆円とあります。「電力経営の無駄が浮き彫りになった」の根拠になった1700億円の18倍です。

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