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2014年2月17日 (月)

反原発は票にならない

反原発は票にならない

朝日新聞:原発推進派が過半数 震災後初、山口・上関町議選
http://www.asahi.com/articles/ASG2J4RLWG2JTZNB00B.html

中国電力が上関原発の建設を目指す山口県上関町の町議選(定数10)が16日、投開票された。原発推進派の8人が当選し、過半数を占めた。反対派の当選は2人だった。投票率は86・03%(前回90・24%)。

1982年の原発計画浮上以来、町議選は今回が8回目で、2011年3月の福島での原発事故後は初の実施。過去7回もすべて推進派が過半数を占め、前回(定数12)は推進派9人、反対派3人だった。今回は定数が2削減され、13人が立候補。選挙戦では、推進派候補9人の大半が原発問題の争点化を避け、「高齢者福祉の充実」などを訴えの中心に据えた。一方、4人の候補は原発反対を前面に出した。

さきの都知事選でも原発問題を優先度の高い課題とする有権者は少数派でした。この上関町議選でも「4人の候補は原発反対を前面に出した」反原発派の当選は少数派にとどまります。

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原発問題、反原発を訴えても票にはならないように思います。

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世論調査などで、原発について聞くと、不安や危険を訴えて反原発的な回答が多数派になるけれど、選挙では少数派になります。これ何故なんでしょうか。

2つ要因があるように思います。

ひとつめは、危険危険と騒がれているけれども死者が出ていないことです。つまり原発に対する不安は、マスコミに刷り込まれたと言うと言い過ぎですが、おばけを怖がるような怖がり方であって、いまいち真剣な恐怖ではありません。他の課題が出てきたら簡単に影に隠れてしまう。

ふたつめは、反原発派の方々のトンデモ発言です。私は技術者として働いていますが、反原発派の方々に対する電力関係者の反論に説得されてしまっています。反原発派はもっと説得力のある議論をしないと多数派にはなれないでしょう。

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いまのところ、原発事故で漏洩した放射能による死者は出そうにありませんし、反原発派の言葉も変わる様子がありません。つまり、当面、反原発を訴えても票にはならないということです。

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コメント

原発に代わる効率の良く、安定的で、安価な電力が見つかれば、それに替えたいのは、意志を問うまでもないこと。
問われているのはそういうエネルギーをどうやって探すか、それまでどう今のエネルギーで繋ぐか、火力の場合油やLPGを海外に依存するから、依存しても日本の足元を見られないようにどう外交を進めるか。
そういうことを一言も言わない脱原発は、誰もついてこない。

戦争反対も同じ。
戦争賛成の人は、いないと言っていいでしょう。
どうやって戦争に巻き込まれないようにするか、どうやって侵略への備えはどうするか。
そういうことを一言も言わない戦争反対は、誰もついてこない。

どちらも大前提だけを問おうとするから、絵空事と見抜かれて相手にされない。


>原発推進派の8人が当選し、過半数を占めた。

10人の当選者数の8人は過半数とは言わないでしょう。
8割を占めたと言うでしょう。
多いということを言いたくないが、滲み出る文章ですね。

投稿: a | 2014年2月17日 (月) 18時56分

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