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2014年2月 2日 (日)

国民の望みは自民党の崩壊ではない

国民の望みは自民党の崩壊ではない

北海道新聞 社説:責任野党 補完勢力にならぬよう(2月1日)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/518566.html

みんな、維新両党は昨秋の臨時国会で特定秘密保護法案をめぐり、不用意に修正に応じ、与党の強行採決の口実に使われた。安易な歩み寄りは与党に利用されるだけだ。

与党側には政策ごとの連携で野党を分断する意図があることも忘れてはならない。国論を二分するような重要課題で与党に協力すれば、野党間の溝は深まる。他の政策課題でも共闘が難しくなるのは必至だ。

与党と組んだ方が自らの政策実現が近づくという思いもあろう。それで得るものと、相手を利するものとをよく考えるべきだ。党利党略よりも国民が本当に求めるものは何なのかを、判断の指針にしてほしい。

与党は強い力(多数)を持っているから、与党であり野党は力で(数の力で)劣るから野党だ。

弱い力しかもっていない政党が自分の主張を全て実現するなんてことは出来ない。どうしたって部分的なものに留まる。それも与党の協力を引き出してのことだ。

つまり「与党と組んだ方が自らの政策実現が近づく」というのは正しい。では、北海道新聞の社説の言う「国民が本当に求めるもの」は何なのだろうか。それぞれの野党にとって「国民が本当に求めるもの」は何だろうか。

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それぞれの野党は何を約束して、あるいは誰の利益を代表して選挙を戦い力(数を)与えられたのか。選挙で(あるいは普段の政治活動で)約束していることの一部分でも実現できるのならば、やるべきではないか。

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北海道新聞の社説の著者は、自民党の崩壊や政権交代を望んでいるのだろう。それが国民の望みだと思っているのだろう。そうであれば、野党がその主張の(部分的とはいえ)実現よりも、自民党のやることを妨害するべきと主張しても不思議はない。

だが、国民の多くは自民党に投票した(だから自民党は与党になっている)。崩壊や交代を望む政党に投票するだろうか。国民の多くは自民党の崩壊や交代を望んではいない。

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「党利党略」と「国民が本当に求めるもの」を天秤にかけたら、それぞれの野党は、それぞれの第一優先の政策を実現出来るなら自民党と妥協をしても良いのではないか。それを、自民党を利するからといって全てを拒否していては、何一つ実現出来ないままに終わるだろう。

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補完勢力と悪口を言われても、それがどうした、私達は(選挙などで)約束した政策の(一部とはいえ)実現したのだ、その為には泥をかぶってもかまわないのだ、と言えるくらいでないと政治家としては頼りない。

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コメント

>国民が本当に求めるものは何なのかを、判断の指針に

したら、今度はポピュリズムと言って批難するんだろうなぁ。

投稿: a | 2014年2月 2日 (日) 13時56分

さすがに自民党崩壊までは考えてない気がします。
(むしろ)例のごとく、政治は自民党に任せてw、
数合わせ野党の再編の話をすすめろと、文句を言え(与党の邪魔をしろ)と
言っているのではと思いました。
だからよしみの党・・・いや、みんなの党が、
叱咤激励()のターゲットだったのかと思いました。
あれ?無責任野党じゃん。そっかー(棒)

投稿: | 2014年2月 2日 (日) 21時29分

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