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2014年2月16日 (日)

解釈は解釈です

解釈は解釈です

ダイヤモンド:集団的自衛権の解釈改憲を急ぐ安倍内閣の焦り
http://diamond.jp/articles/-/48300

かつて安倍首相は、憲法改正によって集団的自衛権の行使を可能にすると言っていた。これなら堂々とした正論である。

しかし、解釈改憲でそれが可能になるなら、また政権が交代すれば、解釈の変更が可能になるではないか。

集団的自衛権の不行使は、現行憲法の根幹部分、憲法学者のいう根本規範の一部である。これを政府による解釈の変更によって変えるなら、一体憲法とは何ぞやということになる。

いいんじゃないですか、憲法解釈が内閣ごとに変わったとしても。解釈は、その内閣として「こう解釈します」という事にすぎませんから。解釈変更の手続きにもそれなりのコストがかかりますし。

  *        *        *

村山談話・河野談話というものがあります。批判の多い談話ですけれど、いままでの内閣は全て引き継いでいます。あからさまに変更するという手続きをとらないかぎり、引き継がれる。そして、その手続きには、それなりの手間暇・政治的コストがかかる。

同じように、ある憲法解釈を内閣として提示したら、それなりの重みを持ってしまい、そんなに軽々しく変えられるとは思いません。だから、そんなにバタバタしてしまうようなことは無いと思います。

  *        *        *

憲法解釈は、解釈であり、解釈というものは幅があるものです。幅がゆるされないことについては文書にするものです。つまり、内閣の解釈によって変わると不味いものは、明確に憲法に書いておくべきであって、そうでないことの解釈は解釈する主体がそれなりの手続きを踏んで変えれば良いということです。

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コメント

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筆者は現役医師のきむらとも氏。

従来の医者と患者の上下関係を改革し、医者が患者の要求を察知し、質の保証された医療サービスを提供する。医療はサービス業と断じる出色の書。

投稿: 書籍紹介 | 2014年2月16日 (日) 14時30分

解釈を変えてはいけないという根拠を示さずして、解釈変更は駄目って、謎。
前の解釈が正しいっていう保証もないのだし。

投稿: a | 2014年2月16日 (日) 16時35分

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