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2014年2月20日 (木)

内閣法制局と最高裁判所は別の存在です

内閣法制局と最高裁判所は別の存在です

時事通信:解釈改憲なら国会不要=阪田元内閣法制局長官
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014022000876

阪田雅裕元内閣法制局長官は20日、参院議員会館で講演し、集団的自衛権行使を可能にするため、安倍晋三首相が憲法解釈の変更を目指していることについて「憲法だけなぜ解釈(変更)でやってもいいことになるのだろうか。そんなことで許されるなら立法府なんて要らない」と批判した。

法律の解釈は人それぞれであり、組織毎に違います。と言うか、人間なんですから解釈が完全に一致することなんてありえなくて、誤差や幅がつきまといます。で、齟齬や矛盾が生じたときに話し合いが行われ、話し合いが決裂すれば裁判をやって結論を得ます。

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いわゆる憲法解釈は「政府が憲法をどう解釈するか」という問題なのです。そこを間違えていはいけません。もし、集団的自衛権の行使が行われ、それに不服であるならば、裁判に訴えることだってできます。そして最高裁で結論を得れば、どんな政権であっても従わなければなりません。

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阪田元内閣法制局長官の発言、「憲法だけなぜ解釈(変更)でやってもいいことになるのだろうか。そんなことで許されるなら立法府なんて要らない」というのは、裁判所が存在せず内閣の憲法解釈が最終決定である場合には正しいのですが、三権分立の日本では、そうではありません。

ですので、私は、阪田元内閣法制局長官に賛成できません。

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阪田元内閣法制局長官は、自分を最高裁の裁判官だと思っているのでしょうか。内閣法制局と最高裁判所を混同していないでしょうか。

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コメント

立法は法を作る。
司法は法によって裁く。
行政は法に則って運営する。

内閣は行政だから、法の解釈がいるんじゃん。

内閣法制局を法の番人というときがありますが、それは政府内において。
日本の法の番人は最高裁。
もし「阪田元内閣法制局長官は、自分を最高裁の裁判官だと思っている」のだったら、そんな人に法解釈させたわけで、怖いことです。

投稿: a | 2014年2月21日 (金) 13時02分

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