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2014年3月24日 (月)

その先にあるものは愛国心

その先にあるものは愛国心

東洋経済ONLINE:90年の人生で、今の日本がいちばんひどい 湯浅誠×瀬戸内寂聴 リベラル対談(前編)
http://toyokeizai.net/articles/-/33286?page=5

瀬戸内:そう。自分の国のことしか考えていない。どこの国もそうです。世界の平和なんてことは考えない。自分の国さえよければいい。政治家は自分の属している政党や地域さえよければいい。世界と自分というふうなことは誰も考えていません。

自分のことしか考えないのは、教育が悪いんですね。小さい子どもにちゃんと教えないといけない。そういう考え方は幸せではなくて、隣りも向かいも裏の人もみんなが幸せでなければならないと。子どもは無邪気だから教えたら信じます。小さい頃からいい先生がひとりでもいて一生懸命教えれば、その子はそれをずっと覚えています。

自分の事だけじゃなくて、みんなの事も考える。みんなの為に頑張る。こういった考えの先にあるものが愛国心だと思う(さらに先にあるのが「人類愛」かな、ここまでいくと宗教や哲学の世界だけど)。

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人間は群れで暮らす生き物で、自分以外の群れのメンバーのことも考える。そして、人間の作る群れで最大のものが国家だ。だから自分の事だけ考えないでって言う考え方の先には、最大の群れである国家を大事にしようという考えがでてくる。

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リベラルで愛国心なんて反対している立場の瀬戸内寂聴さんが、愛国心につながる考え方をしている。というか自分から世界人類へ行く中間に家族や会社や国家がある。みんなの事を考えて人類愛に到達する前に自分自身が属する国家をどうおもうかということを考えなくちゃならない。

これは皮肉であると同時に、人間の持っている基本的な性質を示しているのではないか。

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自分自身を好きであることに反対する人は少ないだろう。世界の人類全体の為に行動することに反対する人も少ないだろう。だけど、その中間にある国家の為にとなると、反対するのは何故なのだろうか。

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コメント

1919年に「ドイツ労働者党」が結成され、翌年には「ナショナル社会主義ドイツ労働者党(ナチス)」に改称された。当初の支持者は労働者階級が多く、「反ユダヤ」は主張されていたものの、「反資本主義」でもあった。そうした中から1921年にSA(突撃隊)が作られる。

 ドイツでは「左翼」のSPD(社会民主党)とKPD(コミュニスト)が反目、その間隙を縫ってナチスが勢力を伸ばして1932年には第1党となり、翌年にはアドルフ・ヒトラーが首相に選ばれた。そして引き起こされたのが国会議事堂の放火事件。ナチスはKPDが実行したと宣伝、同党を非合法化した。続いて労働組合が解散させられ、SPDも禁止されてしまう。そして1934年、ナチスの中で労働者系だったSAの幹部がSS(親衛隊)によって粛清/虐殺され、巨大資本とナチスとのつながりが強まる。

 この当時、アメリカ国務省の内部ではファシストを敵視するニューディール派とコミュニストを敵視するリガ派が存在、対立していた。リガ派とは、ラトビアのリガ、ドイツのベルリン、そしてポーランドのワルシャワの領事館へ赴任していた外交官たちが中心で、ジョージ・ケナンやジョセフ・グルーも含まれていた。

第2次世界大戦後、日本を「右旋回」させたのは、このリガ派に連なる人びとだ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/

投稿: yuki | 2014年3月24日 (月) 15時57分

「真のリベラルを探して」っていうタイトルもすごいけど、その1回目が瀬戸内寂聴氏ってのもどうなんだろうなあ。

投稿: sasaki | 2014年3月24日 (月) 16時24分

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