非民主的な方法での権力獲得
非民主的な方法での権力獲得
しんぶん赤旗:クリミアのロシア編入 大軍展開下での「住民投票」 主権と領土侵す国際法違反
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-03-10/2014031006_01_1.html
ことの発端は、ウクライナの政変です。
2013年11月、ウクライナのヤヌコビッチ政権が欧州連合との連合協定の署名を直前になって拒否。協定署名を求める反政府勢力が首都キエフ中心部の「独立広場」を中心に連日、デモを開催。政権側がデモ排除で治安部隊を投入したのに対し、反政府側に過激派や極右勢力も加わり、衝突。2月下旬には双方合わせて80人以上の死者が出ました。
2月22日には、ヤヌコビッチ大統領が首都キエフから逃亡、ウクライナ最高会議(議会)が同大統領の解任を決議し、27日までに暫定政府を成立させました。
ロシアを非難するのは容易い。だって軍事力を行使している(あるいは行使すると脅している)から。でも、現在のウクライナ政権の人々も非民主的な暴力で政権を獲得したんだよね。
暴力の主体が一部の民衆(デモ隊)か軍隊かは違うけれど、首都から逃亡した大統領が情けないのも確かだけれど、民主的な投票や議決ではなく、暴力で政権を獲得したことは事実だよね。
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ロシアが悪者と簡単に言い切ることはできないんじゃないかな。
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